ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月 Produced by TBSの出演者(福士蒼汰、宮野真守ほか)と公演日程が決定!
福士蒼汰(上弦の月)、宮野真守(下弦の月)
■ダブルチーム制の月ドクロ、捨之介は福士蒼汰(上弦の月)と宮野真守(下弦の月)
豊洲の新劇場〔IHIステージアラウンド東京〕で今年2017年3月から上演中の劇団☆新感線『髑髏城の七人』は、“Season花”“Season鳥”“Season風”を経て、2017年11月23日より“Season月”を開幕させる(2018年2月21日迄)。
“Season月”では、劇団☆新感線として初挑戦となる、2つのチームが交互に上演を行うダブルチーム制を導入、それぞれに“上弦の月”、“下弦の月”というチーム名がつけられた。“上弦の月”では福士蒼汰、“下弦の月”では宮野真守が、それぞれ主人公の[捨之介]役を演じる。
■極楽太夫は、高田聖子(上弦の月)と、本公演17年ぶりの羽野晶紀(下弦の月)!
1990年の初演以降、7年ごとに上演され、その上演ごとに創意工夫を凝らして進化し続けてきた劇団☆新感線の代表作『髑髏城の七人』。
今年2017年3月30日(木)に新劇場〔IHIステージアラウンド東京〕のこけら落とし公演となった、ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花 Produced by TBS(3月30日~6月12日)に続き、現在は“Season鳥”を上演中(6月27日~9月1日)。さらに“Season風”(9月15日~11月3日)も稽古が本格的に始まっている。
“Season花”では2011年版をよりブラッシュアップさせた王道スタイル、“Season鳥”では歌とダンスを取り入れ、“Season風”では13年ぶりに一人二役バージョンを復活させるなど、Seasonが変わる毎に進化が遂げられてきた。
そして“Season月”では、前述通り、“上弦の月”“下弦の月”という2つのチームが交互に上演を行うダブルチーム制を初めて導入する。
“上弦の月”では福士蒼汰が、初舞台にして、史上最年少で捨之介を演じる。一方、“下弦の月”では声優・俳優として圧倒的な人気を博す宮野真守が捨之介を演じる。
また、“上弦の月”の[天魔王]には、現在“Season鳥”で蘭兵衛を演じている早乙女太一が初挑戦し、“下弦の月”では舞台 『刀剣乱舞』の主人公・三日月宗近役などで活躍中の鈴木拡樹が扮する。
“上弦の月”の[蘭兵衛]は、2度目の舞台出演となる三浦翔平、“下弦の月”の同役は、舞台『弱虫ペダル』や『ダイヤのA』などで活躍する廣瀬智紀が、それぞれ演じる。
[兵庫]は、“上弦の月”の 須賀健太と、“下弦の月”の 木村了。共に、『鉈切り丸』などでいのうえ演出を経験済みの若手実力派が担う。
さらに、本公演では[沙霧]改め[霧丸]となる役どころを、“上弦の月”は『ロミオ&ジュリエット』や『RENT』などのミュージカルで活躍する平間壮一、“下弦の月”は『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』のうずまき ナルト役で注目を集めた松岡広大が演じる。
これらのフレッシュな顔ぶれを支え、さらに彩りを与える[極楽太夫]には、“上弦の月”では1997年の再演版と2004年 の『アオドクロ』版で極楽太夫を演じた高田聖子、“下弦の月”では1990年の初演版で極楽太夫を演じ、新感線の本公演にはなんと17年ぶりの出演となる羽野晶紀を配す。そして[狸穴二郎衛門]を演じるは、渡辺いっけい(上弦の月)と千葉哲也(下弦の月)。演劇界をリードしてきたベテラン俳優の二人が物語をグッと引き締める。
こうして『髑髏城の七人』の“花・鳥・風・月”が一周した後、2018年3月下旬より、ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season極 Produced by TBSの上演されることも新たに決定した。詳細は後日発表予定。
“上弦の月”チーム
“下弦の月”チーム
■福士蒼汰・宮野真守・中島かずき・いのうえひでのりからコメント到着
[上弦の月/捨之介役] 福士蒼汰
自分が生まれる前から上演されている『髑髏城の七人』の捨之介を演じるのはとても不思議な気がしますが、期待に胸が膨らみます。客席が回転する劇場は、役者の動きと同時に客席が周ることでより一層役者の心情に寄り添えるような、不思議な感覚でした。
“花・鳥・風・月”と、同じ役を複数で演じる中の一人というのはなかなか経験出来ませんし、観劇いただくのもそれぞれのキャラクターの差が見られて楽しんでいただけると 思います。
中島かずきさんはデビュー当時(仮面ライダーフォーゼ)からずっと見守ってくださっているので、自分自身の初舞台で またご一緒できることは本当に心強いです。
ダブルチームとして同じ役を演じる宮野真守さんは、声優や歌手としても活躍されていてとても多才な方だなという印象です。千秋楽まで一緒に走って行きたいと思います。
初舞台で、それも最年少で捨之介を演じさせていただくので、新しい風を吹かせられたらいいなと思っています。 思いっきり楽しんで、思いっきり演じ切りたいです。
[下弦の月/捨之介役] 宮野真守
まさか自分にオファーをいただけるなんて思ってもいなかったので、チャンスをいただけたことに感謝し、立ち向かいたいと思いました。福士(蒼汰)さんと同じ役を演じさせていただくことはとても嬉しくて心強いです。エネルギッシュで若さあふれる福士さんと共に、僕も僕らしく捨之介に臨んでいきたいと思います。
“Season 花”を観て、そのスケールの大きさに圧倒されました。役者の皆さんのエネルギーをすごく感じたので、観る人たちはそこに心震わされるのだと思います。
僕にとって間違いなくとてつもなく巨大な戦いになると思うので、そこに立ち向かっている姿を皆様にぜひ観ていただきたいですし、観に来てくださった皆様をあっと驚かせるような表現をして楽しんで帰っていただけるように頑張ります。
[作] 中島かずき
『髑髏城の七人』Season月で捨之介を演じていただく福士蒼汰くんと宮野真守くんは、実は二人とも、おそらく新感線の中で一番接点があるのが僕なんですよね。福士くんは、僕が脚本を担当した『仮面ライダーフォーゼ』の主役オーディションで出会ってから、その後もずっとその成長を見守ってきました。まさに『フォーゼ』がスタートだったようなものですから、あの彼が捨之介を演じてくれるなんて、感慨深いです。しかも彼にとってはこれが初舞台で、最年少の捨之介になるわけですからね。「ガンバレ!」という気持ちでいっぱいです。そして宮野くんとは『戯伝写楽』という舞台でご一緒しているのですが、これがいろいろと大変な思いをした公演で、その苦楽を共にしたということもあってとても思い出深いんです。今回このタイミングで、この大舞台で彼の捨之介が観られることは本当にうれしいですね。二人揃って陽性の華を持っていますから、それがきっとスターとしての強い光を放つことと思います。僕自身もとても期待していますし、楽しみにも思っています。
[演出] いのうえひでのり
そもそも今回の『髑髏城の七人』“花・鳥・風・月”は、全体的にいろいろなことに挑戦しているわけですが、そんな中でも特に“Season月”は“チャレンジの度合い”が最高難度の公演になると思います。“Season月”の場合はなにしろメインキャストの年齢が2011年版の通称“ワカドクロ”よりもぐっと若いので“超ワカドクロ”という感じですね。芝居の巧さというよりも、真っすぐさ、元気の良さ、アツさみたいなところで勝負してもらいたいと思っています。
福士蒼汰くんはとても真面目そうなイメージがあるので、その部分をぜひいい方向に出してほしいですし、宮野真守くんはおおらかな印象があるので、捨之介役としてきっとイケると思っています。どちらもすらっとしているし、ビジュアル的には絶対大丈夫でしょう。とりあえず僕が現時点で言えることは、とにかくケガのないように最後まで走り切ってほしいということだけですね。
<ものがたり>
時は天正十八年(1590)。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下を治めていたこの頃、都から遠く離れた関東の村々は<天魔王>率いる関東髑髏党に荒らされていた。この日も、とある村が髑髏党の鉄機兵たちに襲われていたところへ、 フラリと現れた着流し姿の男が鉄騎兵を叩きのめす。男は自らを<捨之介>と名乗り、関東一の色里“無界の里”へと 向かう。そこで捨之介は“無界の里”の主<蘭兵衛>と出会う。そこに突然現れる、天魔王。実は捨之介と蘭兵衛と天魔王の三人は、ある時期、共に時間を過ごした間柄だったのだ。捨之介、蘭兵衛、天魔王が抱える深い縁(えにし)とは……? それぞれの思惑、謀略、願いは果たされるのか……?
■演出:いのうえひでのり
■出演:
[上弦の月]福士蒼汰 早乙女太一 三浦翔平 須賀健太 平間壮一/高田聖子/渡辺いっけい 他
[下弦の月]宮野真守 鈴木拡樹 廣瀬智紀 木村了 松岡広大/羽野晶紀/千葉哲也 他
■日程:2017年11月23日(木)~2018年2月21日(水)
[前期]2017年10月1日(日)10:00~[公演期間:2017年11月23日(木)~12月29日(金)]
■料金:S席¥13 ,000 サイド席¥12 ,500(全席指定・税込)