くまのパディントン™の世界を紹介　『生誕60周年記念 くまのパディントン™展』が開催

アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970 年代後半
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2017

『生誕60周年記念 くまのパディントン™展』が、2018年2月8日（木）～3月4日（日）にかけて美術館「えき」KYOTOにて開催される。

『パディントン』シリーズは、40以上の言語で翻訳･出版され世界中で愛され続けている児童小説。主人公は、子ぐまのパディントン。南米のペルーからたった一匹でイギリスまで旅してきた彼が、さまざまな冒険談とともに街の人気者になっていくというお話は、1956年に原作者のマイケル･ボンド氏（1926-2017）が妻にクリスマスのプレゼントとして贈ったくまのぬいぐるみから始まったという。

アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970 年代後半
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2017

フレッド・バンベリー画 絵本『パディントンのかいもの』の原画、1973 年
Illustrated by Fred Banbery © Estate of Fred Banbery/HarperCollins 2017

R.W.アリー画 絵本『クマのパディントン』の原画、1997 年
Illustrated by R.W. Alley Illustrations copyright © R.W. Alley 2017

ジョン・ロバン画 「ブラウン夫妻、駅でパディントンと出会う」、1992 年
Illustrated by John Lobban © John Lobban/HarperCollins 2017

本展は、パディントンの生誕60周年を記念し、また91歳で逝去されたボンド氏への追悼の意を込めて開催されるもの。会場では、児童書の挿絵でおなじみのペギー･フォートナムをはじめ各作家による絵本などの原画と、世界中で出版された書籍、ボンド氏の仕事道具や貴重なインタビュー映像などを展示。世代や性別、国を越えて親しまれるパディントンの世界を紹介していく内容となる。

アイバー・ウッド画 ４コマ漫画「パディントンのスチームバス」用の原画、1978 年
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2017

バリー・メイシー画 商品化のためのアイデア画、1980 年
Illustrated by Barry Macey © Paddington and Company Ltd 2017

アイバー・ウッド画 商品化のためのアイデア画、1970 年代後半
Illustrated by Ivor Wood © Paddington and Company Ltd 2017