楠本桃子のゲームコラムvol.58 忙しい日々を忘れてスローライフ!『どうぶつの森 ポケットキャンプ』
今回紹介するゲームは『どうぶつの森 ポケットキャンプ』! 2017年11月21日、任天堂よりリリースされたスマートフォン向けアプリです。 大人気シリーズである『どうぶつの森』の完全新作ということで、リリース前より話題となっていた本作。 幅広い世代から親しまれている本作。 その魅力をお伝えします!!
【手軽に楽しめるスローライフ】
『どうぶつの森 ポケットキャンプ』は、とある村でキャンプを行う主人公となり、そこでの生活を楽しむことができるゲームです。 本作にはゲームクリアに必要な"絶対的な目標"というものが存在しません。
釣りをしたり、どうぶつ達との交流を楽しんだり、インテリアにこだわってみたりと、スローライフを自由に疑似体験できるゲームとなっています。
プレイヤーは"キャンプ場"という土地を提供され、そこを拠点としてスローライフをスタートさせます。"キャンプ場"では、自分好みの家具を置いたり、テントやツリーハウスなどのオブジェを建てたりと、自由にカスタマイズを行うことができます。
また、村には自分以外の登場人物であるどうぶつ達がいるのですが、そのどうぶつを"キャンプ場"に呼び込むことが可能!!お願いをかなえてあげることで、どうぶつ達は"キャンプ場"に居着いてくれます。
普段は"キャンパー"としてランダムに出現するどうぶつですが、自分の"キャンプ場"に呼び込んであげれば毎日一緒!お気に入りのどうぶつとの楽しいスローライフが待っています!本作では強制される目標がないため、何をして過ごすかはプレイヤーであるあなた次第。
自分好みのキャンプ場を作ったり、キャンピングカーのローンの返済を頑張ったりと、目標を自分で設定しながらのゲームプレイとなります。 自由度の高さはピカイチなので、十人十色の楽しみ方があることも魅力のひとつ。アプリを開けばすぐにスローライフを体験できる『どうぶつの森 ポケットキャンプ』。難解なシステムや操作などもなく、子供から大人まで、幅広いユーザーに愛されています。
【キュートなどうぶつ達との交流×プレイヤー同士の交流】
本作ではキャンパーであるどうぶつ達だけではなく、他のプレイユーザーとの交流も楽しめます。
他ユーザーのキャンプ場に遊びに行くことはもちろん、ユーザーが出品したアイテムをバザーで購入することも可能です! もちろん、自分のキャンプにも様々なユーザーがやってきます。可愛く、カッコよく、使いやすく、自分好みのキャンプ場を作り上げてフレンドに自慢しちゃいましょう!!
バザー機能は効率良くプレイをするためには欠かせない機能。足りないアイテムや"ベル"(どうぶつの森内通貨)をすぐに調達することができます。自分だけのお店を持てた気分になり、並べていた商品が売れた時にはなんとも言えないうれしさがこみ上げてきます。プレイヤーの村にやってくるどうぶつ達は、みんなが自由に過ごしています。
本作では、村にやってくるどうぶつも3時間に1回のペースで入れ替わるため、様々などうぶつと出会えます。可愛らしいどうぶつとの交流はとにかく癒し!話しかければ明るく笑いかけてくれ、元気よく名前を呼んでくれる……。そんなどうぶつ達のお願いを聞き届けるために、プレイヤーは貢物を収集して走り回ることとなるのですが、その作業すら楽しく思えてきてしまうのが本作のすごいところ。
あの子の喜ぶ姿を見たい……!その想いを抱きながら、プレイヤーは走り続けます。
【今までの"どうぶつの森"と新しい"どうぶつの森"】
今までの"どうぶつの森"ではローンの返済に頭を悩まされ、無心に化石を掘り、虫や魚を乱獲する日々でした……。
しかし、最新作である今作では、ローン返済よりもどうぶつ達との交流をメインにプレイをするユーザーが多くなっています。新しい家具を作るためにはどうぶつとの"なかよし度"を上げる必要があるため、どうぶつとの交流なしでは理想のキャンプ場を作れません。前作まではどうぶつとの交流をないがしろにしてしまっていた私ですが、今作で交流することで得られる癒しを再発見しました。
"どうぶつの森"はのんびりゆったり、自分のペースで毎日を過ごすことが最適なゲームだな、と感じます。もちろん、地獄のローンも健在なので、ベル集めに精を出したいんだ!という人でも楽しめる作品となっています。今回は、持ち家ではなくキャンピングカーの改装が可能。様々な家具を置いて内装を飾ることはもちろん、外装も変えることができてしまいます。 唯一無二のキャンピングカーを作り上げましょう!
【もうひとつの日常を手のひらに!】
『どうぶつの森 ポケットキャンプ』は、どうぶつ達がのんびりと暮らしているもうひとつの世界。勉強や仕事で疲れてしまったあなたに寄り添い、ゆったりと癒してくれるゲームです。話しかければいつでも笑顔を返してくれるどうぶつ達に、私も毎日癒されています。
バトルやギルドなどの要素がないゲームのため、空いた時間に少しずつ遊んでいても焦燥感が生まれることはありません。もちろん、時間を使ってガッツリとやりこむこともできる設計となっています。
遊ぶ人によって楽しみ方が異なってくる本作。
是非あなたも、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください!