鈴木拡樹と細貝圭が早着替え・摺り足の移動速度で対決!『もっと歴史祭』に久保田秀敏、杉江大志、高野洸、前山剛久らが登場
『もっと歴史祭』舞台祭
3月3日(土)に東京・EXシアター六本木にて『もっと歴史祭』が開催され、鈴木拡樹、細貝圭、高野洸、前山剛久、山崎樹範らが出演した。『もっと歴史祭』は、教科書には載らないような歴史上の出来事を、舞台やコントで表現する「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」のイベントである。
『もっと歴史祭』ロゴ
本シリーズには、歴史小説を原作にした舞台(『マルガリータ』『幻の城』『剣豪将軍義輝』『桃山ビート・トライブ』)と、歴史上の偉人の「実は○○だった」という意外な説を基にしたコントを演じるエンタメイベントの「歴タメLive」がある。昼の部には「歴タメLive」のキャストが出演する『歴タメ祭』、夜の部には舞台シリーズのキャストが出演する『舞台祭』が開催された。
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
昼の部『歴タメ祭』では、ポップなひな祭りのBGMに乗せて、役者たちがお揃いの黒の和装で登場し、客席からは歓声が上がった。『歴タメ祭』の出演者は、石井智也、奥谷知弘、久保田秀敏、杉江大志、鈴木拡樹、高野洸、細貝圭、前田大翔、前山剛久、山本匠馬。最後に登場した石井智也は、コントで演じた「伊達政宗」の母親役の女装で登場し、会場の笑いを誘った。
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
当日の3月3日はひな祭りということで、ステージ上には赤いひな壇のセットが用意され、MCの赤い兜を被った歴史タレントの長谷川ヨシテル(れきしクン)が登場。2016年から始まった「歴タメLive」過去3回の公演を映像とトークで振り返ったり、クイズコーナーでは役者が問題を出し観客全員が挑戦した。中でも、思い出深いコントを配役を変えて別の役者で演じるシャッフルコントでは、会場全体が爆笑の渦に包まれた。
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
そして、“お勉強ラッパー”として注目を集めるCo.慶応が登場し、役者たちと共に「歴タメLive」のテーマソングである「歴タメRAP」のスペシャルバージョンを披露。ペンライトやうちわなどが振られ、会場が一体となってエンディングを迎えた。
『もっと歴史祭』<昼の部>歴タメ祭
また、夜の部の『舞台祭』でも、ひな祭りのBGMに乗せて役者たちが舞台衣装で客席から登場。石井智也、奥谷知弘、北代高士、白又敦、杉江大志、鈴木拡樹、細貝圭、山本匠馬がひな壇に揃い、MCの山崎樹範と副島淳が登場。全5作品の中で、一番好きなセリフやシーンを映像とトークで振り返り、当時の感動を思い起こさせた。中でも印象深いシーンということで、第4弾舞台「剣豪将軍義輝・後編」の壮絶な殺陣シーンの話題になると、シークレットゲストとして当シリーズの殺陣の振り付けを担当する役者兼殺陣師の武智健二が登場。その話題となった大迫力の殺陣シーンが再現され、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
その後は、「やましげ春のひなまつり」と題した対決コーナーがスタート。鈴木拡樹率いる雛チームと、細貝圭率いる桃チームに役者が別れて対決。実際の舞台の裏側で行われている甲冑の早着替えや、時代物の舞台には欠かせない所作である、摺り足の速さを競うゲームを行った。最後には『桃山ビート・トライブ』で天性の踊り子・ちほ役を演じたダンサーのElinaが登場し、Elinaのダンスを役者たちがコピーする対決で締めくくり、舞台の要素を別の角度から楽しむ内容のイベントとなった。
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
エンディングでは、第6弾舞台の開催が発表された。次回作は『ジョン万次郎』。シリーズ初の幕末と明治時代を描く作品となる。意外な人物名に、初めてここで知らされた役者たちをはじめ、会場からは驚きの声が聞こえた。
ジョン万次郎は土佐(現在の高知県)の漁師であり、14歳の時に漁をしている最中に遭難して、偶然通りかかったアメリカの捕鯨船に発見されて救出された。そこでアメリカに渡ることを決意し、救出された船の船長の養子となり青年時代をアメリカで生活。カリフォルニアのゴールドラッシュに乗じて日本に帰るための資金を蓄え10年ぶりに帰国。直後にペリーの来航もあって江戸幕府に仕える侍となり、通訳や英語教師として活躍し、明治時代には開成学校(後の東京大学)の英語教授を務めた人物である。初めてアメリカ大陸に渡った日本人と言われ、その数奇で波乱万丈な人生はまさにドラマティックであり、実話とは思えない人生を歩んだジョン万次郎が主役となる舞台への期待感がさらに高まった。第6弾舞台『ジョン万次郎』は、2018年6月14日(木)〜24日(日)に東京・EXシアター六本木で上演される。
『もっと歴史祭』<夜の部>舞台祭
また、3月5日(月)には、昨年7月27~29日にYAMANO HALLにて開催された『歴タメLive~歴史好きのエンターテイナー大集合!~第2弾』DVDが発売となり、4月東京、5月名古屋・大阪にてインストアイベントが決定している。こちらもオフィシャルサイトにてチェックしてほしい。
舞台をはじめ、コントなどでも歴史を楽しく表現することに挑戦し続ける「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の今後の展開に目が離せない。
リリース情報
「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」オフィシャルサイト
http://mottorekishi.com/