古代インドの聖典「マハーバーラタ」を8年に渡る壮大なプロジェクトで舞台化!今冬「幻祭前夜」吉祥寺シアターで日本初演!

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汎アジア計画「マハーバーラタ」、3年越し待望の日本初公演!

2013年から2020年までの8年をかけて、インド古代叙事詩「マハーバーラタ」全編の舞台作品化を行っている小池博史ブリッジプロジェクト。いよいよ12月、その一部である「幻祭前夜」を吉祥寺シアターで上演します。

これまで、2013年度に第1部をカンボジアで、2014年度には第2部をインドで創作し、アジア5カ国でツアー公演実施。「マハーバーラタ」の本場でもあるそれらの国々では熱狂的に迎えられ、大反響を巻き起こしてきました。そして2015年、バンコクでプレミア公演を行った後、上海、マニラをツアーし、最後に待望の東京公演を実施します。

世界最大の叙事詩として知られる、インド古代から語り継がれる聖典。その大河の流れにも似た悠久の神話的世界を、アジア各国から様々なアーティストが集結して作り出します。その舞台空間は多国籍を超越しながら「新たなアジア」を表出させるもの。誰も体験した事の無い、リズムとムーブメントのハーモニーを体験しませんか?

「幻祭前夜 -マハーバーラタより」稽古場風景

「幻祭前夜 -マハーバーラタより」稽古場風景

 

「マハーバーラタ」とは?

「マハーバーラタ」は「偉大な(=マハー)バラタ族の物語」という意味で、長さにして聖書の15倍と言われる古代インドの聖典です。インドをはじめ、ジャワ、マレー、タイ、バリ島を中心としたアジア各地の宗教・思想・文化・哲学・倫理・政治・法律、などあらゆる方面の根本経典として尊崇されています。

「バラタ族」という一つの家族が、富や権力を求め「クルの血を引く者」と「パーンドゥの血を引く者」とで対立を深めてゆく物語であり、「クル家」と「パーンドゥ家」は欲望と嫉妬や怒り、怨み悲しみなどからやがて大戦争を引き起します。そして最終的にはその勝者までもが滅亡の道を辿り、完全に一族が滅亡するまでを描きます。

本作「幻祭前夜」は、2つの一族が対立をし始めたのちの“衝突場面”から始まり、やがて起こる大戦の前夜までを描く2.5部となります。時を超え、国を越え、宗教を超え、語り継がれてきた神話的世界。現代を生きるすべての人へ、人間のあり方をもう一度問いかけます。

各国の有名演出家を始め、近年注目の眼が向けられている「マハーバーラタ」。小池博史が手がける本作は、アジア人によるアジア人の「マハーバーラタ」。注目作となることは間違いありません。 

ただ、「正直、マハーバーラタのこと全然わからない…」という方も多いはず。でも大丈夫です!公式サイトでは、新人演出助手まつりかちゃんと一緒に「マハーバーラタ」について1から学ぼう企画を進行中。
下記画像をクリックしてチェックしてみてくださいね。

 

 

上演によせて ~ 小池博史

傲慢、猜疑心、強欲から、そうと知りながらも滅亡へと向かってしまう「マハーバーラタ」。この物語を制作していると、現在世界中で進行する原理主義、国家主義と大きくリンクして、うねりが生まれてくる感触がある。
今までカンボジアとインドで第一部、第二部を制作、今回は第二部の改編となるが、昨年のインドでは私たちの立ち位置が強く問われた。今年の日本もまったく一緒だろう。大切なのはいかなる調和空間を作り出すか、だ。
アジアの現地アーティストをメインに進めているのがこのプロジェクト。アジアは芸能、芸術の宝庫。身近な宝を知らないのはもったいない。
壮大な物語の一部、ちょうど大戦前の状況を描く。

公演紹介POP、描いてみました。

公演紹介POP、描いてみました。

 

「幻祭前夜 -マハーバーラタより」チラシの秘密

専用アプリ(COCOAR2)をダウンロードし、チラシにケータイまたはタブレット端末をかざすと”幻祭前夜”という名前にふさわしい”マボロシ”をご覧いただくことができます。

専用アプリは下記リンクよりダウンロードできます。
▶ iPhone、iPadの場合はこちら
▶ androidケータイ・タブレットの場合はこちら
AR(拡張現実)を使った試みです。ぜひ、お手元にチラシをご用意いただき、ご自身のケータイ・タブレット端末で体験してください。

 

 
イベント情報
小池博史ブリッジプロジェクト「幻祭前夜 -マハーバーラタより」

日時:2015/12/8(火)~12/16(水) 全10公演
会場:吉祥寺シアター (東京都)
演出・脚本・振付・構成:小池博史 
出演:松島誠/白井さち子/小谷野哲郎/あらた真生/土屋悠太郎/谷口界/吉澤慎吾/リー・スイキョン(マレーシア)/スノン・ワラカーン(タイ)/下町兄弟(演奏)

>>詳しい参加アーティスト情報はこちら

 

小池博史 / KOIKE HIROSHI

演出家・作家・振付家・舞台美術家・写真家、‘舞台芸術の学校’代表

茨城県日立市生まれ。一橋大学卒業。TVディレクターを経て1982年パフォーミングアーツグループ『パパ・タラフマラ』を設立。以降、全55作品の作・演出・振付を手掛ける。パパ・タラフマラ以外での演出作品も多数。演劇・舞踊・美術等のジャンルを超えた、強くオリジナリティ溢れる作品群は、35ヶ国で上演され、国際的に高い評価を確立。各国アーティストとの作品製作やプロデュース作品の製作、世界各地からの演出依頼公演、プロ対象・市民対象のワークショップを数多く実施。97〜04年つくば舞台芸術監督、アジア舞台芸術家フォーラム委員長、国際交流基金特定寄附金審議委員(05年~11年)等さまざまな審議員、審査員等を歴任。2012年5月、パパ・タラフマラ解散。青幻舎より「ロンググッドバイ~パパ・タラフマラとその時代」刊行。同年6月、新プロジェクト「小池博史ブリッジプロジェクト」を発足。2013年、自身初の単独著書「からだのこえをきく」を新潮社より刊行。

▶ 小池博史ブリッジプロジェクト 公式サイト
▶ 小池博史 Twitter

 

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