May'n、雨女返上の初野外ライブ「めっちゃ幸せ!」

レポート
アニメ/ゲーム
2018.6.19
May'n

May'n

昨日6月17日、May'nが東京・日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブ「May'n Hall Tour 2018『and You』~BE SUNNY!!!~」を開催した。

4月から行われていた全国ホールツアー「and You」の“大ファイナル”として、そしてMay'n初の野外ライブとして開催された今回の公演。「嵐を呼ぶ女」と自称するほどの極度の雨女であるMay'nの願いがサブタイトルにも込められたが、当日は雨に見舞われず薄曇りの中でライブがスタートした。

1曲目「Belief」をアカペラで歌い始めて観客を惹きつけたMay'nは「Banggin' Your Head」「HERO」と勢いのあるナンバーを立て続けに披露。「みんなの顔がこんなにはっきり見えるなんて、野外だねー」と野外ライブならではの光景を喜び「みんな濡れてもいいという覚悟で来たよね? 思い切り汗かいて、最高の時間を過ごしましょう。野音よろしく!!」と観客に呼びかけた。

その後は人気ナンバー「ライオン -May'n Ver.-」で盛り上げ、歌詞に合わせたコミカルなダンスを取り入れた「パラノイア」、ピンクの浮き輪を付けて歌う「ギラギラサマー」と、ポップな楽曲を連発。May'nは「よかった! ギラサマできる今日であって」と雨を逃れた心境を語り、6月17日は近年30年の統計で梅雨の時期では最も降水確率が低い日だとスタッフから聞いていたこと、それでも当日まで天気予報が気になって仕方なかったことを告白した。

中盤では8月8日にリリースするニューシングルから、テレビアニメ「Phantom in the Twilight」エンディングテーマのバラード「HOME」を初披露。「君との今日、わたしの声」「ダイアモンド クレバス」をアコースティックスタイルでパフォーマンスし、会場の空気を変化させた。

白い衣装にチェンジしてステージに再登場したMay'nは新藤晴一(ポルノグラフィティ)が作詞を手がけたラテン調の「モンスター」、エレキギターを奏でながら熱唱した「Brain Diver」と強力なナンバーでオーディエンスを熱狂させる。ライブ本編の最後には「ファン1人1人に大切な思いを届けたい」と、最後に歌おうと決めていたという「You」を届けた。

アンコールではこちらも8月8日リリースのシングルから、テレビアニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」オープニングテーマの「天使よ故郷を聞け」を初めて披露。ソリッドなロックチューンで再びファンを熱狂させると、「WE ARE」ではアコースティックギターを下げて客席中央のサブステージに向かい、ファンに囲まれてのパフォーマンスを繰り広げた。ラストは「みんなの未来を私が照らしていくよ」という言葉に続けて「Shine A Light」を熱唱。歌い終えたMay'nは「めっちゃ幸せ!」と満面の笑顔で叫び、ライブを締めくくった。

音楽ナタリー
シェア / 保存先を選択