楠本桃子のゲームコラムvol.97 6本のゲームを1つのソフトに!『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』
※公式サイトより引用
お久しぶりです、お休みをいただいていた楠本桃子のゲームコラム、今週から再開です!
改めてよろしくお願いします!
本日紹介するゲームは『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』!最新作である『キングダムハーツ3』も発売され、1から続いたダークシーカー編もついに完結。本作は最新作をプレイしたいけれど、前作までの復習をしておききたい、という方に全力でオススメできる一本です!
『キングダム ハーツ ファイナル ミックス』
『キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ』
『キングダム ハーツ 358/2 Days』(映像作品)
『キングダム ハーツ2 ファイナル ミックス』
『キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックス』
『キングダム ハーツ Re:コーデッド』(映像作品)
なんと上記6作品が全て収録されている『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』は、復習にピッタリの作品!収録されている作品を全てプレイすれば、『キングダム ハーツ3』の感動も倍増!
また、映像作品を含む全ての作品がHDリマスターとなっているため、今からのプレイでもグラフィックの古臭さは感じられません。シリーズものでありながらそれぞれ特色のある各作品の特徴を紹介します。
『キングダム ハーツ ファイナル ミックス』
※公式サイトより引用
記念すべきキングダムハーツシリーズの第一作目であり、無印に追加要素を加えた「ファイナルミックス」バージョンのリメイク作品。
オリジナルキャラクターである主人公「ソラ」と、ディズニーでお馴染みの「ドナルド」、「グーフィー」と共に様々なディズニー世界を冒険する夢のようなARPGです。
物語の序章的作品であり、本作をクリアしただけでは様々な謎を解くことはできませんが、ひとつの作品として高い完成度を誇っています。爽快なアクションとテンポ良く進むストーリーのバランスが良く、RPG好きもディズニー好きも、どちらも楽しめるエンターテイメント性の高い作品です。
『キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ』
※公式サイトより引用
『キングダム ハーツ ファイナル ミックス』の正統派続編でありながら斬新なシステムを採用している本作は、ゲームボーイアドバンスとPS2で発売されました。
『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』ではグラフィックがHD化され、操作や全体のテンポもストレスフリーに。カードを使用したバトルやルームクリエイションといった新規システムは、PS4仕様になることでさらに遊びやすくなっています。
『キングダム ハーツ2』に直接繋がるストーリーが展開され、敵集団であるXIII機関との対峙や、今後も登場するキーキャラクターとの邂逅など、シリーズを語る上では欠かせない作品となっています。
『キングダム ハーツ 358/2 Days』
※公式サイトより引用
本作は前述した2作品とは異なり、映像作品として収録されています。もともとはニンテンドーDSで発売された作品で、『キングダム ハーツ』の間から『キングダム ハーツ2』に至るまでの期間が描かれています。
本作では今までの「ソラ」とは異なる「ロクサス」が主人公。文章+ムービーで作品全体がわかりやすく映像化され、総時間は約3時間の大ボリューム。
ゲームに収録されていた従来のイベントシーンもHD画質でリメイクされているため、一度ゲームとしての本作をプレイした人でも十分に楽しめる映像作品となっています。
『キングダム ハーツ2 ファイナル ミックス』
※公式サイトより引用
シリーズの中でも最高傑作と名高い本作は、「2」とタイトルについていますが、実質4本目の作品。
全ての作品が続いているため、『キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ』と『キングダム ハーツ 358/2 Days』をプレイしていない場合は、少しストーリーがわかりにくく感じられるかもしれません。
新キャラクターも登場し、物語も大きく動き出す本作。フォームチェンジや連携といった新システムの追加によりバトル中のシステムも大幅に進化し、アクション面での爽快感も倍増!『ムーラン』や『トロン』、『蒸気船ウィリー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』といった新しいディズニーワールドも登場し、ディズニーの世界を歩き回れる楽しさに磨きがかかりました。
『キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックス』
※公式サイトより引用
2010年にPSPで発売されたリメイク作品である本作は、今までのシリーズとは主人公が異なり、「テラ」、「アクア」、「ヴェントゥス」という3人の主人公を操作することとなります。
ゲーム開始時にどのキャラクターでゲームをプレイするかが選択でき、物語の全容は3人の主人公のルートを全てクリアすることでわかる仕組みとなっています。それぞれの主人公の目線から語られる物語は、今後のシリーズにも深くかかわってくるため、履修必須の作品です。
デッキコマンドを自由に設定出来たり、コマンドを合成して新しいコマンドを作り出したり、ディメンションリンクで様々なキャラクターの力を借りたりと、新システムも盛りだくさん!コマンドボードと呼ばれるボードゲームでの育成もでき、ミニゲームも豊富になりました。システムの人気はシリーズトップを誇っています。
『キングダム ハーツ Re:コーデッド』
※公式サイトより引用
本作はソフトの中に入っている2作目の映像作品で、2008年に携帯電話で配信されたゲームのHD映像リメイク作。バグに浸食されたジミニーメモの中に入り込み、メモに残された謎の文章の秘密に迫っていく…というストーリーで、外伝的な立ち位置の作品です。
今までに出会ったディズニーの仲間たちも多数登場し、『キングダムハーツ2』のその後が描かれます。『キングダム ハーツ 358/2 Days』と同じく、こちらも約3時間という大ボリュームの映像作品であり、新規追加映像がほとんどのため、こちらも必見です!
一本のソフトに6作品という圧倒的コストパフォーマンスを誇る『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』!『キングダムハーツ3』が気になっているけれども前作までのプレイができていないから復習をしたい、という方にも、先に『キングダムハーツ3』をクリアしたけれどもあの謎が気になる!という方への回答にも、キングダムハーツシリーズを愛する全ての方にオススメできる作品です。
長い長いゴールデンウィークの連休中にプレイしてみるのも良いかもしれません。様々な謎が絡まり合うキングダムハーツの世界を一気に楽しんでみてください!!