2016年の干支「サル」応援コラムvol.2 フランス人のような名前のサル!?

コラム
2015.12.3
 Asako Hiike

Asako Hiike

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フランソワルトン 霊長目 オナガザル科

「フランソワルトン」は、中国南部やベトナム北部に生息。木の葉を主食とする「リーフイーター」と呼ばれるサルの仲間です。動物園で名前のプレートを読み上げるとき、「フランソ・ワルトン」などと切っている人をよく見かけますが、切るところは「フランソワ・ルトン」です。「ルトン(lutung)」は、葉を食べるサルを表す言葉。「フランソワ」は、このサルをヨーロッパに広めたフランス人外交官、オーギュスト・フランソワ(Auguste Francois)氏(1857–1935)にちなんで名づけられたそうです。英名は「Francois's Langur」ですが、「Francois' leaf monkey」としても知られています。

生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃん(よこはま動物園ズーラシアにて2014年3月に撮影)

生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃん(よこはま動物園ズーラシアにて2014年3月に撮影)

 
生後6か月ぐらいの赤ちゃん(よこはま動物園ズーラシアにて2014年6月に撮影)

生後6か月ぐらいの赤ちゃん(よこはま動物園ズーラシアにて2014年6月に撮影)

1頭のオスに対し、複数のメスからなる群れを形成します。大人は黒いですが、生まれたときはオレンジ色です。この色が、大人たちの「子守り行動」を誘発し、群れ全体で子育てをしているといわれています。赤ちゃんの色には個体差がありますが、だんだんと黒に近づき、半年ぐらいで大人と同じ毛色になります。動物園で「赤ちゃんが生まれました!」という発表があったら、ぜひ早いうちに見に行きましょう!

国内では、よこはま動物園ズーラシア(神奈川県横浜市)、浜松市動物園(静岡県浜松市)、天王寺動物園(大阪府大阪市)、鯖江市西山動物園(福井県鯖江市)などで飼育されています。野生での生息数が激減している絶滅危惧種(EN:近い将来における絶滅の危険性が高い種)です。

 

>>よこはま動物園ズーラシア レポートvol.1

>>よこはま動物園ズーラシア レポートvol.2

 

よこはま動物園ズーラシア
住所:横浜市旭区上白根町1175-1
開園時間: 9時30分~16時30分(入園は16時まで)
休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日休園)、12/29~1/1
※5月、10月は無休
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