原田優一演出、安井一真、小谷嘉一ら出演でオフブロードウェイ・ミュージカル『bare』が3年ぶり再演
2020年1月30日(木)~2月9日(日)まで、東京・草月ホールにてオフブロードウェイ・ミュージカル『bare』が上演されることが決定した。
2000年10月にロサンゼルスにて初演された『bare』。青少年の性とアイデンティティへの葛藤、ドラッグへの誘惑を衝撃的に描いた本作は瞬く間に話題となり、ロサンゼルス最優秀ミュージカル賞、最優秀作曲賞を受賞。NYのオフブロードウェイに進出するにとどまらず、カナダ、オーストラリア、イギリス、ベルギー、韓国で上演、日本では2014年に原田優一の演出で初演された。180席の中野ザ・ポケットで上演された日本初演は全公演完売。2016年には会場を新宿シアターサンモールに移して再演された。今回2020年1月が3度目の日本上演。ドラマチックな脚本と、バラードから壮大なロックナンバーまで幅広く繰り広げられる楽曲を実力あるキャストが歌い、演じる。
主演のジェイソンには劇団XOX(キスハグキス)で人気を誇る安井一真、舞台『メサイア』等で活躍する小谷嘉一の2人。相手役のピーターには『レ・ミゼラブル』マリウス役他、初演から本役を演じる田村良太、『レ・ミゼラブル』ガブローシュ役等で活躍する大久保祥太郎。ヒロインのアイヴィには元AKB48で前回から本役を演じる増田有華、i☆Risで活動し『プリパラ』シリーズ『ラブライブ』等出演の茜屋日海夏。また生徒を時に見守り、時に社会の代弁をする大人たち、シスターシャンテル役には元宝塚歌劇団星組トップスターの北翔海莉。神父役には『レ・ミゼラブル』での神父役などを演じた林アキラ。ピーターの母、クレア役は『ミス・サイゴン』日本初演キム役、ディズニー映画で数々のヒロインを演じた伊東えり。
演出:原田優一 コメント
演出:原田優一
3度目の上演となりますオフブロードウェイミュージカル『bare』。今回また新たなカンパニー・新たな劇場で挑んでいきたいと思います。脚本・音楽共に若さやエネルギーに満ちているこの作品の勢いを失う事なく舞台に展開させていく作業は、毎回とても刺激的です。キャラクター達が抱えるそれぞれの想いがある分、稽古場にも様々な考えや想いが錯綜していきます。今回のキャスト・スタッフもそこでぶつけ合い、勢いのある作品が生まれることを今から楽しみであり、そうなるよう導いていけるようにしたいと思っています。そして、初日を迎えた時、客席で1人の観劇者として我に返りたいと思います。「お、こんな舞台が出来上がったのか」と。それが今、稽古から本番に向かおうとしている演出家としてのご褒美です。
出演者
安井一真
小谷嘉一
田村良太
大久保祥太郎
増田有華
茜屋日海夏
北翔海莉
林アキラ
伊東えり
神田恭兵
宮島朋宏
谷口ゆうな