神谷浩史さん、井上和彦さんら出演の音楽朗読劇「 夏目友人帳 ~集い 音劇の章・再び~」公式レポート&コメント到着

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2015.12.6
神谷浩史さん主演の朗読劇「夏目友人帳」から公式レポ&コメント到着

神谷浩史さん主演の朗読劇「夏目友人帳」から公式レポ&コメント到着

 2015年12月5日(土)舞浜アンフィシアターにて、新感覚・音楽朗読劇「SOUND THEATRE × 夏目友人帳 ~集い 音劇の章・再び~」が開催されました。出演は神谷浩史さん(夏目貴志役)、井上和彦さん(ニャンコ先生/斑役)、堀江一眞さん(田沼要役)、木村良平さん(西村悟役)、菅沼久義さん(北本篤史役)、松山鷹志さん(一つ目の中級妖怪役)、下崎紘史さん(牛顔の中級妖怪役)、桑島法子さん(ホタル役)、浜田賢二さん(杉野章史/崇徳院役)、寺崎裕香さん(サヨ役)。

 アニメ『夏目友人帳』シリーズの音楽を担う吉森信氏によるピアノとオーケストラによる生演奏の中、前回の公演にはなかった舞浜アンフィシアターならではの特殊効果・演出が加えられ、新たな『夏目友人帳』の世界が繰り広げられました。早速、公演を終えたばかりの神谷浩史さん(夏目貴志役)と井上和彦さん(ニャンコ先生 / 斑 役)よりコメントが届きましたので、公式レポートと併せてご紹介します!

 
【夏目友人帳とは】
 緑川ゆき氏による人気漫画(白泉社・月刊『LaLa』連載中)を原作としたアニメ作品。2008 年 7 月より、テレビ東京系列にて通算四期に渡り放送され、幅広い層から支持を受けている。妖怪が見える少年・夏目貴志は、祖母・レイコの遺品である妖怪たちとの契約書『友人帳』を手にした事をきっかけに妖怪たちから狙われる事になるが、自称用心棒となった妖怪「ニャンコ先生」と出会い、妖怪たちに名を返す日々を送るようになる。彼らを取り巻く友人たち、妖怪たちとの心の交流を描く、妖しく切なく懐かしい 感涙のあやかし譚。

 
 舞台には本物の竹が茂り、会場には雨音と鈴虫の鳴き声が響き渡る。生オーケストラによる音楽が静かに流れ始めると、神谷浩史さん演じる夏目貴志と、井上和彦さん演じるニャンコ先生が登場し、第一幕 音劇版「儚い光 ~きずな~」が開幕。木村良平さん演じる西村悟、菅沼久義さん演じる北本篤史、松山鷹志さん演じる一つ目の中級妖怪、下崎紘史さん演じる牛顔の中級妖怪、そして、堀江一眞さん演じる田沼要が加わり、TVアニメでお馴染みのメンバーが揃うと、会場は一気に『夏目友人帳』の世界へ。

 夏目が沼で出会った妖(あやかし)、桑島法子さん演じるホタルは、かつて妖を見ることができた男性・浜田賢二さん演じる杉野章史と出会い距離を縮めていったが、ある日突然、章史はホタルが見えなくなってしまった……。人と妖、切なくも美しい物語が観客たちの涙を誘った。フィナーレの、照明を駆使して表現された蛍の演出は圧巻。

続く第二幕は、「SOUND THEATRE」の演出・脚本を手掛ける藤沢文翁氏によるオリジナル書き下ろしエピソード「偽り神」。本筋に入る前に、中級妖怪の2人が登場し、客席に一足早いクリスマスプレゼントが届けられた。骨董屋を営んでいたお婆さんの孫、寺崎裕香さん演じるサヨ。そんなサヨを見守る、掛け軸に宿った付喪神。「偽り神」は、人の思いとその思いが作り出した「偽物の付喪神」が織り成す心温まる物語。

クライマックスの火事のシーンでは、通常の舞台では使用することが難しい本物の炎を使った演出と迫力ある演奏で、緊張感をあおった。最後のシーンでは客席に本物の雪が舞い降り、会場に一体感が生まれ、本公演を締めくくった。キャスト達の息の合った掛け合いに会場内は笑い、驚き、そして涙し、『夏目友人帳』の世界を体感できるイベントとなっていた。


□神谷浩史さん(夏目貴志 役)
 久しぶりに『夏目友人帳』の世界に帰ってきました。共演者のみなさんが集まると、自然と夏目の世界ができあがるので、不思議だなぁと思いながらステージを終えることができました。なんといっても前回同様、まず、吉森さんの音楽に世界を作ってもらい、僕らはしゃべるだけで『夏目友人帳』ができあがる。音楽のすばらしさ、音楽の力を改めて痛感しました。舞台が進行していくにつれ、リハーサルでは全くなかったお客様のリアクション、中にはすすり泣く声も聞こえてきて……。それもステージを作るひとつの素晴らしい要素になったのではないかと思います。

□井上和彦さん(ニャンコ先生 / 斑 役)
 再演なので、より落ち着いて夏目の世界が味わえたかなと思います。見ている皆さんも味わっていただけたのではないでしょうか。前回ではなかった演出の中で、後ろに炎が上がった時、うわぁ!と驚いているお客様の驚いている顔を目にしました。それまで落ち着いて見ていたのに(笑)。仲の良い夏目のメンバーですが、より心が通い合っている感じがしました。



○第一幕 音劇版「儚い光~きずな~」
 ある夜、夏目が寝苦しくて目を覚ますと、そこにニャンコ先生の姿がない。酒でも飲みにいったのかと、再び布団に入ろうとするが、ある一つの事が気になって眠れない。今夜は静かすぎる……「妖」が見える。そのために、孤独を味わってきた夏目だが、同時に「妖」が見えなくなって苦しむ人の姿も見てきた。もし、ニャンコ先生が「いない」のではなく「みえない」のだとしたら……? 先生を探しに行く夏目の脳裏をよぎるのは、過去の記憶。沼の側で出会った「ホタル」と名乗る妖の物語……。お互いを想い合った人と妖。しかし、ある日を境に、人は妖を見る目を失った。妖を求めて彷徨う人と、自分はここにいるのだと訴え続ける妖の物語。シリーズ人気エピソード「儚い光」をベースに、夏目と人、そして妖達との絆を語る。

○第二幕 「偽り神」
 サウンドシアター作品において 原作・脚本・演出を手掛ける藤沢文翁氏によるオリジナル書き下ろしエピソード。骨董品屋で夏目が出会ったのは、付喪神(つくもがみ)が宿った怪しげな掛け軸。そのままにはしておけないと、掛け軸を引き取る夏目と、「余計なことに首を突っ込むな」とご立腹のニャンコ先生。しかし、掛け軸の中に宿っていたのは、心優しい付喪神だった。人の思いと、その思いが作り出した「偽物の付喪神」が織り成す心温まる物語。

※昼公演・夜公演共に同じ内容となります。

 
【公演概要】
公演名:音楽朗読劇「SOUND THEATRE × 夏目友人帳 ~集い 音劇の章・再び~」
原作:緑川ゆき(白泉社「月刊 LaLa」連載)
脚本・演出:藤 沢
よしもり
音楽:吉 森
協賛:バンプレスト / タカラトミーアーツ / dアニメストア
主催:「夏目友人帳」サウンドシアター製作委員会


夏目貴志:神谷浩史さん
ニャンコ先生/斑:井上和彦さん
田沼要:堀江一眞さん
西村悟:木村良平さん
北本篤史:菅沼久義さん
一つ目の中級妖怪:松山鷹志さん
牛顔の中級妖怪:下崎紘史さん
ホタル:桑島法子さん
杉野章史/崇徳院:浜田賢二さん
サヨ:寺崎裕香さん


【SOUND THEATRE (サウンドシアター)とは】
 従来の朗読劇にはない、言葉の上だけで成立する「掛け合い」を行い、物語と連動する「香り」の使用や、音楽劇やミュージカル、オペラなどの特徴的な音楽用法など、五感を刺激する演出を取り入れた、他にはない新感覚・音楽朗読劇です。「SOUND THEATRE × 夏目友人帳」では、神谷浩史さんや井上和彦さんをはじめとしたTVアニメのキャストが出演し、雰囲気そのままにサウンドシアター独特の演出が加わり、新たな『夏目友人帳』の世界観が繰り広げられます。



 一部商品を除き、2015年12月6日(日)正午12時より通販サイト「ANIPLEX+」にて事後通販を行います。


 dアニメストアにて本公演の配信が決定。詳細日時などはdアニメストアのサイトや『夏目友人帳』公式Twitter等で改めて告知いたします。


 『SOUND THEATRE × 夏目友人帳 ~集い 音劇の章・再び~』上映決定記念、アニメ「夏目友人帳」ファンディスク発売! 2013年に上演され、人気を博した音楽朗読劇の再演を記念して、「夏目友人帳」ファンディスクの発売が決定! 作品を彩ってきた主題歌&BGM の数々を、人気エピソードとフィーチャリングしたミュージッククリップ集となります。

○『夏目友人帳 音のたより』発売中
価格:Blu-ray 3,500 円(税抜)/品番:ANSX-11030
   DVD 3,000 円(税抜)/品番:ANSB-11030
内容:『夏目友人帳』アニメオリジナルミュージッククリップ集
仕様:ディスク 1 枚
特典:ニャンコ先生(CV.井上和彦)の音声解説

★店舗別購入特典
【ANIPLEX+】ニャンコ先生リキッドチャーム
【アニメイト】ニャンコ先生メモ帳
【Amazon】B2 布ポスター

 
※特典は無くなり次第終了となります。詳しくは各店舗にお問い合わせください。


>>アニメ『夏目友人帳』公式サイト
>>「SOUND THEATRE × 夏目友人帳 ~集い 音劇の章・再び~」公式サイト
>>アニメ『夏目友人帳』公式Twitter(@NatsumeYujincho)

(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

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