清原果耶がヒロイン役、藤木直人がロボット役で山﨑賢人主演の映画『夏への扉』に出演へ ロバート・A・ハインラインが原作

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2020.9.17
清原果耶 (C)2021「夏への扉」製作委員会

清原果耶 (C)2021「夏への扉」製作委員会

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2021年公開の映画『夏への扉』の追加キャストとして、清原果耶と藤木直人が出演することがわかった。

『夏への扉』は、1956年にアメリカで発表されたロバート・A・ハインラインの同名SF小説(『夏への扉』福島正実訳/ハヤカワ文庫)を初めて実写映画化するもの。舞台を日本に移し、共同経営者と婚約者の裏切りにあい、すべてを奪われたロボット科学者・宗一郎が1995年から2025年へと時を超え、未来を取り戻そうとする姿を描く。主演を務めるのは、『キングダム』の山﨑賢人。『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの三木孝浩監督がメガホンをとり、『時をかける少女』『影踏み』の菅野友恵氏が脚本を手掛ける。

山﨑賢人 (C)2021「夏への扉」製作委員会

山﨑賢人 (C)2021「夏への扉」製作委員会

清原が演じるのは、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う高校生・松下璃子。宗一郎の恩人である松下の娘で、数奇な運命に翻弄されながらも宗一郎を慕う意志の強い少女とのこと。一方の藤木が演じるのは、2025年のヒューマノイドロボットPETE。装置の異常で好奇心をもってしまったヒューマノイドロボットで、未来を変えようとする宗一郎を支えるキャラクターだ。

藤木直人 (C)2021「夏への扉」製作委員会

藤木直人 (C)2021「夏への扉」製作委員会



清原、藤木、三木監督のコメントは以下のとおり。

 

清原果耶

仕事を始めて最初の映画の現場が三木監督の作品だったので、また監督とご一緒させて頂ける事がとても嬉しかったです。

あの頃は右も左も分からないまま監督のお話を聞いていましたが、今回は少しずつでも作品に歩み寄って撮れたら良いなと思いながら撮影に臨みました。

健気でしっかりしていて、所々にあどけなさが残る璃子ちゃんは演じていて微笑ましく思えるような女の子でした。

山﨑さん演じる宗一郎との関係性が温かくもほろ苦く染みる日々を、一時も逃さずに観て頂ければ幸いです。

 

 

藤木直人

今年で役者を始めて25年になりますが、そんな僕に驚きのオファーが。なんとロボット役。

でも人間のようだけど実はロボットっていう設定だと聞き、それならとお引き受けして監督に会いに行った所、その場にいらっしゃったのはロボットパフォーマーの方…。

2度とないであろうロボット役、楽しめれば良かったんですがそんな余裕もなく(笑)、

現場で試行錯誤しながら演じていました。以前連ドラで共演した山﨑賢人君と、ある意味ロードムービー的な?バディもの的な?作品で再びご一緒できて嬉しかったです。

 

三木孝浩(監督)

清原果耶ちゃんは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に出演してもらった時の、短いシーンながら胸に刺さるとても魅力的なお芝居を鮮烈に覚えていて、その時「いつかヒロイン役をやってね」と約束してたのですが、やっと念願叶って果たすことが出来て本当に嬉しいです!

彼女が璃子というキャラクターに込めた芯の強さ、その想いの熱量は山﨑賢人くん演じる宗一郎を何度でも立ち上がらせる原動力となり、映画そのものも推進する重要な役を清廉に演じてくれました。
 

藤木直人さんは、ヒューマノイドのPETE役というとても難易度の高い役どころだったのですが、端正なルックスとスタイルを逆に活かしてユーモア&愛嬌たっぷりに演じていただきました。

未知なるキャラクターを現場で藤木さんと一緒に試行錯誤しながら創り上げていく作業は困難さよりも楽しさが上回って、何より藤木さんの、演出に対するリターンの的確さと身体能力の高さに感嘆しました。

宗一郎のバディとして、この物語の中で軽やかに躍動する姿を是非早く皆さんに見ていただきたいです!
 

『夏への扉』は2021年全国ロードショー。

 

作品情報

映画『夏への扉』
出演:山﨑賢人、清原果耶/藤木直人
監督:三木孝浩
脚本:菅野友恵
原作:ロバート・A・ハインライン/福島正実訳『夏への扉』(ハヤカワ文庫)
(C)2021「夏への扉」製作委員会
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