ヴァイオリニスト木嶋真優、8年ぶりにニューアルバム『seasons』をリリース レコーディングに密着したメイキング映像公開

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クラシック
2020.12.21
木嶋真優

木嶋真優


ヴァイオリニスト木嶋真優が、キングレコード移籍第一弾アルバム『seasons』を2020年12月16日(水)に発売した。最近ではファッション誌やテレビのバラエティー番組、朝の情報番組への出演など活躍の幅を広げている木嶋だが、本来の姿は世界が認めた日本が誇る第一級のヴァイオリニスト。

約8年ぶりのリリースとなる今作では、バロック音楽の名曲ヴィヴァルディの「四季」を演奏。松野弘明率いる日本を代表する弦楽器、鍵盤奏者が集結。最高のパフォーマンスで極上の音楽を作り上げた。また、木嶋自身が大ファンである指原莉乃がかつてAKB48でセンターを務めた楽曲である「恋するフォーチュンクッキー」もクラシックアレンジで、カップリング収録されている。

そして『seasons』のレコーディングに密着したメイキング映像がキングレコード公式YouTubeチャンネルにて公開された。普段のバラエティー番組ではなかなか見られないレコーディングに挑む真剣な表情、演奏を見ることができる映像となっている。

コロナ禍の今こそ、心に響く美しい「四季」と「恋するフォーチュンクッキー」という時空を超えた名曲を堪能してほしい。木嶋の今後の活躍にさらに注目が集まりそうだ。

▼木嶋真優コメント

8年ぶりにやっと新譜がリリースされます!
今回はクラシック界を牽引する豪華メンバーと。選んだ曲はヴィヴァルディの四季と恋するフォーチュンクッキー。

今年一年は四季の流れも匂いも感じることができない一年でした。
そんな中音楽家としての自分の在り方について、自分の音楽にもしっかり向き合う一年となりました。

描きたかったのは、自然は美しいだけではなく厳しく、私達の手には委ねられない壮大さ。

今まで皆さんがどこかで耳にしてきたであろう四季、自分の四季を、素晴らしいメンバーの皆様と音を重ねながら起こる、たくさんの自然音に恐れることなく、今までの概念に囚われず、私が今描く四季を新しく創りました。

春の鳥の鳴き声や冬にミシミシと氷の上を歩く音など、全部言ってしまったら面白くないので、皆さんに是非実際に聞いて、四季を巡りながら見つけていただきたいです。

楽譜には書かれていない自然音に、自由に想像力に委ねて、皆さんの景色を描いてください。

そして大好きな恋するフォーチュンクッキー、弾きながらただただ推しちゃんへの愛が溢れて、最高に贅沢なヲタク時間でした。豪華でかっこいいアレンジで、また新しいクラシカルなフォーチュンクッキーの響きになったと思います。

四季は、厳しい冬でも最後はまた巡り来る春への希望を持って終わります。是非皆様に何度も何度も、私と一緒に巡り来る四季を過ごして頂きたいと思っています。

そして8年越しのこのアルバム、まさに今の木嶋真優の全てが詰まった一枚になりました。是非聴いてください。

配信情報

【ヴァイオリニスト木嶋真優】NEW ALBUM『seasons』レコーディング密着メイキング映像

リリース情報

『seasons』
 
発売日:2020年12月16 日(水)  
価格:3000円+税  
品番:KICC-1553
 
アーティスト:
木嶋真優(ソロ・ヴァイオリン)
松野弘明(ヴァイオリン)
森田昌弘(ヴァイオリン)/白井篤(ヴァイオリン)
三又治彦(ヴァイオリン)/佐々木亮(ヴイオラ)
中村翔太郎(ヴィオラ)/銅銀久弥(チェロ)
石川滋(コントラバス)/山田武彦(チェンバロ)
 
【収録曲目】
ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」《四季》(アントニオ・ヴィヴァルディ 作曲)
 
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「春」 Op. 8, No. 1, RV 269
1 I. Allegro
2 II. Largo
3 III. Allegro
 
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 「夏」 Op. 8, No. 2, RV 315
4 I. Allegro non moto
5 II. Adagio
6 III.Presto
 
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 「秋」 Op. 8, No. 3, RV 293
7 I. Allegro
8 II. Adagio molto
9 III. Allegro
 
ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 「冬」 Op. 8, No. 4, RV 297
10 I. Allegro non molto
11 II. Largo
12 III. Allegro
 
13「恋するフォーチュンクッキー」(伊藤心太郎 作曲/山下康介 編曲)
 
録音:2020年9月1-3日 キング関口台スタジオ 第1スタジオ
 
■プロフィール
木嶋 真優Mayu Kishima (Violin)
2016年第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクールにて優勝。
2000年第8回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年で最高位を受賞。2011年ケルン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝、あわせてその優れた音楽的解釈に対しDavid Garrett賞も受賞した。2012年春にはケルン音楽大学を首席で卒業。2015年秋には同大学院を満場一致の首席で卒業し、ドイツの国家演奏家資格を取得、2016年秋には神戸市より神戸市文化奨励賞を授与された。
レコーディングは、ウラディーミル・アシュケナージから強い推薦を受け、「アシュケナージ&NHK交響楽団」の“ツィガーヌ”に参加。そのほかソロCDは「シャコンヌ」、「Rise」をリリース。
現在日本とヨーロッパに拠点を置き、リサイタル、オーケストラとの共演、室内楽など幅広く活動を行なっている。2002年度文化庁海外派遣研修員。
使用楽器はNPO法人 イエロー・エンジェル、宗次コレクションより特別に貸与されたAntonio Stradivari 1699 ”Walner”。
 
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