無言に耳をすますパフォーマンスフェスティバル『ZIPPED』　スパイラルホールより生配信・オンデマンド配信が決定

スパイラルが、これからの舞台芸術の可能性を模索する試みのひとつ、パフォーマンスフェスティバル『ZIPPED（ジップド）』を、2021年2月7日（日）にスパイラルホールにて開催、その様子を生配信およびオンデマンド配信する。

スパイラルは、株式会社ワコールが1985年10月に東京・青山にオープンした複合文化施設。館内では「生活とアートの融合」をテーマに、ギャラリー、カフェ、多目的ホール、レストランバー、生活雑貨を扱うショップ、トータル・ビューティ・サロンなど、多種多様なスペースが共存し、多彩なイベントを開催している。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、舞台芸術をめぐる状況も大きな影響を受け、様々な変化を求められている昨今。本企画はこうした状況を踏まえ、スパイラルが挑戦する新たなパフォーミングアーツのかたちとして、マイム、演劇、ダンス、美術など多様なフィールドで活躍する気鋭のアーティストによる、「無言」を多角的に捉えた8作品を紹介する。

本フェスティバルには、映像を用いて声と身体によるコミュニケーションのあり方を問う百瀬文や、マイムによるコミカルなパフォーマンスを展開するデュオ、ゼロコをはじめ、国内外で活躍をするダンサー・久保田舞や渡辺はるか（OrganWorks）、スパイラルが毎年開催をしている公募形式のアートフェスティバル『Spiral Independent Creators Festival(SICF)』で受賞歴のあるアーティスト・荒悠平と大石麻央、同じく2018年の『SICF』でグランプリを受賞した石川佳奈も参加。プログラムの最後には、冨士山アネットが「寛容さ/不寛容さ」をテーマにした作品を上演する。

ライブ配信はイープラスの「Streaming+」にて、2月7日（日）15時より開演予定。オンデマンド配信は2月下旬より、360Channel／観劇三昧／U-NEXTにて配信。詳細は公式サイトで確認を。