『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』 公演あらすじを公開
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2021年4月15日(木)よりKAAT神奈川芸術劇場 ホールにて上演の舞台第2弾、『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』のあらすじが公開された。公演あらすじ公開にあわせて、これまでに公開した『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』全18名のキャストビジュアルとキャラ紹介を改めて一挙紹介する。
なお、本公演は一般発売が3月20日(土)10時から受付開始される。
『舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」摩天楼ヨザクラ抗争』公演あらすじ
かつて絶滅した桜の木が、この街には今も残っている──。
東京湾に浮かぶ摩天楼、天海区。
欲望渦巻くこの街では4つの勢力が地下に眠る
「夜真多大蛇(やまたのおろち)の首」と、
その封印を解く鍵となる春雲組の娘、
華夜(演:河内美里)をめぐる抗争を続けていた。
そんな中、天海区にニセ札が回り出し、「春雲組」のシマにも影響が出始める。
八薙バクト(演:君沢ユウキ)と、大井町高久(演:白又敦)は、ニセ札の件に大井町の詐欺師時代の仲間であった”一条”という男が関わっているという情報を掴む。
取引現場に現れた一条は、過去のことは水に流し、共に仕事をしないかと大井町に持ちかける…。
ニセ札事件の裏で「PHOENIX」の日本支部リーダー、ベネディクト(演:蒼井翔太)は
協力者である、マリア・ベルナール(演:奥仲麻琴)に、とうの昔に絶滅した「桜」を咲かせる計画を打ち明ける。
その頃「狛狼組」の氷室涼香(演:美波わかな)は財政難である組のために、
姉の氷室 静(演:相羽あいな)に黙って、裏カジノへ乗り込もうとしていた。
一方、「黒条組」の皇 賢誠(演:井上正大)は「PHOENIX」のベネディクトとの過去の商談の様子を黒鉄一臣(演:末野卓磨)に話す。
次第にそれぞれの勢力は
天海区に狂い咲く「桜」の下に集結していく──
<春雲組>
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■八薙バクト(演:君沢ユウキ)
人を食ったような立ち居振る舞いで相手を翻弄する男。トラブルを解決するぶっ飛んだ行動力は、周囲を辟易させながらも同時に頼りにされている。何事も適当に済ませる性格に見えてやる時はやる、春雲組の実質的なリーダー。
■結津万華夜(演:河内美里)
真面目で控えめな性格の春雲組組長の娘。天海区の勢力図を一変させるほどの強いジンギの力を与える「夜真多大蛇(やまたのおろち)の首」の封印を解く「鍵」の能力を持つ。長い間、父の存在を知らずに生きてきたが、他のジンギ組織に追われているところを春雲組に救い出され、共に暮らしはじめる。孤独な生活が長かったためか、今どきの女子高生にしては少しズレた部分も持つ。
■成山誓吾(演:前田誠二)
常に資金難に頭を悩ましながら、組の問題児たちをどうにかまとめる春雲組の参謀兼ツッコミ役。毎回バクトのぶっとんだ行動に文句を言うものの、結局はそのカリスマ性を認めている。ジンギの盃により、視力を大幅に強化されており戦闘時はスナイパーとして味方を援護する。ちなみに眼鏡をかけているのは日常生活では「見えすぎる」ため。
■大井町高久(演:白又 敦)
一見、ダウナーでうさんくさい春雲組の交渉担当。得意のハッタリと話術で相手を転がし、有利な取引に持ち込む詐欺師で、虚実入り混じるその言葉は、仲間であっても嘘かホントかわからない。バクトの無茶に悪ノリして同じ春雲組の誓吾にキレられることもしばしば。
■桐宮ユウト(演:鮎川太陽)
春雲組の構成員の中では最年少だが、幼い頃から組の世話になっており歴は長い。誰とでもすぐに打ち解ける不思議な愛嬌を備えており、天海区の住民たちからも親しく声をかけられる。自分に居場所を与えてくれた春雲組の仲間にいつか恩返しがしたいと考えている。
■藤堂時雨(演:山本康平)
普段は飄々とした態度だが 、誰よりも組員のことを考え、時に助言を与える春雲組の年長者。過去の抗争で妻子を殺されており、血で血を洗う因果な世界に身を置きながら、その生き方に内心疑問を抱えている。
■結津万清信(演:京本政樹)(特別出演)
個性が強い春雲組の面々を率いる春雲組の組長。戦いの中、父の様に組の若い者達を導く大きな存在。天海区の地下に眠ると言われる「夜真多大蛇(やまたのおろち)の首」の謎にも関係がある。
<狛浪組>
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■氷室ショウ(演:砂川脩弥)(映像出演)
周りの期待に抗えず、組の伝統と格式を背負わされ、不本意ながら極道の道を歩んでいる悩み多き狛浪組の若き組長代行。厳しい姉とわがままな妹に挟まれ、言いたいこともなかなか口にできず、眉間のしわがますます深くなる……。
■氷室 静(演:相羽あいな)
狛浪組を実質的に切り盛りする氷室家の長女。未だ頼りない弟のショウを組長として大成させるため、あえて厳しい態度をとる。肝が据わっており、理不尽な要求を突き付けられても威勢のいい啖呵で切り返すほど。その口から発する命令は絶対で、組内の男衆から恐れられている。
■氷室涼香(演:美波わかな)
ショウと静の妹の元気で明るい女子高校生。兄や姉とは違い、組の重責を背負うこともなく自由にのびのびと育つ。兄に甘えたい気持ちがワガママとなって表れてしまい、ショウを困らせることも多い。ジンギの力の影響で、見かけによらず、大の男をなぎ倒す力強さを持つ。
■日向汐音(演:七海ひろき)(映像出演)
幼い頃からショウと一緒に育ち、家の運命を背負わされたショウを支える良き理解者。物腰柔らかい雰囲気をまとうが、ショウに敵対する者には冷酷で、容赦なく刃を振るう。神祇の盃による副作用で長時間の戦闘にはリスクが伴う。
<黒条組>
キャスト情報黒条組 (C)bushiroad All Rights Reserved.
■皇 賢誠(演:井上正大)
傲岸不遜な態度で他者を見下す黒条組の組長。余裕の笑みを浮かべた双眸の奥には冷酷な光を宿す。天海区の都市開発などを手掛ける大企業のトップという表向きの顔も持つ。独裁的かつ強引に裏社会を一気に駆け上がるそのやり方に、不満や恨みを抱く者も多い。
■柊 蓮花(演:工藤晴香)
黒条組の柊姉妹と恐れられる武闘派組員の姉。常に妹の彩愛と一緒で、先代の頃から黒条組に仕えており、戦闘時は高笑いと共に相手を物理的にも精神的にも容赦なくいたぶる。賢誠に異常なまでに心酔している妹を、内心では複雑な気持ちで見ている。
■柊 彩愛(演:岡田夢以)
黒条組の柊姉妹と恐れられる武闘派組員の妹。賢誠のため、姉の蓮花と共に敵を嘲笑いながら容赦なく薙ぎ払い、喜んで盾となる黒条組の戦闘員。賢誠に心酔しきっており、彼の邪魔をする者は誰であろうと許さない。
■黒鉄一臣(演:末野卓磨)
何事にも冷静に対処し、常に抜かりがない賢誠の優秀な側近。めったな事で表情を変えず、誰にも心の内を読ませない。元々は狛浪組に属していたが、ある日突然、黒条組に鞍替えした過去を持つ。狛浪組の者たちにとっては裏切り者であり、憎悪の対象となっている。
<PHOENIX>
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■ベネディクト・ロレンツォ・ヴァザーリ(演:蒼井翔太)
海外マフィアの連合組織「PHOENIX」の日本支部リーダー。奇抜なメイクやファッションが毒々しい煌びやかさを放つ、イタリアから来た男。
組織上層部の命令により「夜真多大蛇(やまたのおろち)の首」を手に入れるべく、天海区掌握計画の指揮を執るが、独特な言葉遣いや奇異な挙動により、同組織の幹部から「理解不能」と不評を買っている。
それでも重要任務を任せられるのは、合理的な判断力と確かな実力があるからである。
■イリーナ・スペシフツェワ(演:加藤里保菜)
暗殺を専門としている「PHOENIX」の女性戦闘員。華奢な見た目に反して二言目には「死んでくだサイ」と言い出すような危うい一面も。戦争が続く国に生まれ、家族も友人も戦争で亡くした過去を持つ。大国から、力と金を奪えば、世界は平等になり平和になると考え、「世界平等」を目指していたが…。
■マリア・ベルナール(演:奥仲麻琴)
慈愛の笑みを浮かべる隻眼の女性。作品舞台となる「天海区」の掌握を狙う、海外マフィアの連合組織「PHOENIX」の支援を受けた孤児院で身寄りのない子供たちを育てている。厳しい世界を生き抜けるように、優しいだけではなく子供たちには戦闘教官としての指導もするが、その心中には葛藤も…。