『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』AnimeJapanステージレポート:阿座上&鈴村が、深すぎる“怪獣愛”をたっぷり語る
▲写真左より)鈴村さん、久野さん、宮本さん、石毛さん、阿座上さん
『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』SPecialステージが、『AnimeJapan 2021』内にて実施された(2021年3月27日)。宮本侑芽(神野銘役)、石毛翔弥(有川ユン役)、久野美咲(ペロ2役)、阿座上洋平(佐藤隼也役)、鈴村健一(海建宏役)らメインキャストが登壇し、作品の印象や、深い“怪獣愛”をたっぷりと語ったトークショーのレポ―トをお届けする。
【レポート】『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』SPecialステージ
各キャストから、配信視聴者への挨拶が始まると、ゴジラの大ファンだという阿座上は、石毛のためにサプライズで購入してきたという、ゴジラオールドファンにはおなじみのキャラクターであるジェットジャガーのTシャツを突然広げ、キャスト陣が大きな笑いに包まれた。
まずはキャスト陣に、出演が決まった時の感想を聞くと、宮本は「ゴジラという歴史ある作品のTVアニメに出演できることを嬉しく思います。幅広い世代の方々が知っているような作品に出演できて光栄ですし、お祖母ちゃんに出演が決まったことを話すと「ゴジラになるの!?」と喜んでくれました(笑)」とコメント。
石毛は、「オーディションを受かったと聞いて、喜びもありましたが、最初は不安やプレッシャーも強く感じました。」と胸の内を明かし、久野さは「自分が『ゴジラ』に関わることができるなんてと驚きました。オーディション時点でのセリフ量が凄かったのが印象的です。」とオーディションを振り返った。
実は『ゴジラ』シリーズの映画に声のエキストラ出演していた
また、阿座上は、「子供の頃から、エキストラで逃げまどい、ゴジラに踏みつぶされるのが夢でした。それが声優になって、踏みつぶされるのではなく、作品に出演する形で携わることができるとは思いませんでした。」と出演することへの喜びを伝え、鈴村は、「実は、20代の頃に『ゴジラ』シリーズの映画に声のエキストラで出演していました。名前の無いような役だったのですが、今回は名前のある役で「ゴジラ」に関わることができて嬉しいです。」と「ゴジラ」シリーズに出演できる大きな喜びを語った。
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また、自身が演じるキャラクターについても紹介され、主人公の一人、銘(メイ)を演じる宮本は、「思考を巡らせながら、“天才”として言葉を発することが難しいですが、銘の脳のスピードにあわせてお芝居をしています。」と語り、もう1人の主人公でのユンを演じる石毛は、「銘と同じく、頭の回転の早い天才の役で、論理的に取り組んでいるキャラクター。ユンに負けないくらい頭を働かせて、試行錯誤しながら演じています。」と難しい役どころを説明。
ペロ2を演じる久野は、「AIなので、天才の2人をはるかに上回る知能が備わっているキャラクター。全てを把握して伝えるという作業が難しかったです。」と語った。佐藤を演じる阿座上は、「外務省の官僚で、エリート感があるのですが、上司との板挟みに振り回されるところも。一般人代表のような感覚で演じています。」とコメント。
海を演じる鈴村は、「見た目はチャラいです(笑)。ジャーナリストです。謎です。今話せるのは以上です。」と、笑いを交えながら紹介。先の展開を隠しつつも、「この世界で、果たして彼が何をなそうとしているのか、注目してほしいです。」と謎に包まれた展開をアピールした。
PV第3弾
先日解禁されたばかりのPV第3弾も公開され、迫力あふれるゴジラの咆哮とともに、スピード感あふれる本編の最新映像がステージで上映。そのクオリティの高い映像に、鈴村が「鳥肌が立ちますね。全部知っているのに!」とコメント。
阿座上&鈴村の“怪獣愛”トークで大興奮
そして、ここからは、作中に出てくる怪獣に焦点を絞ってトークを展開することに。「ゴジラシリーズでは、平成のVSシリーズで、キングギドラと闘った時のゴジラが好きです。」と話すゴジラファンの阿座上だが、「『ゴジラS.P』のゴジラも顔が凶悪で、観ているだけでゾクゾクする。」とデザインについての感想を述べた。また、作中に登場するラドンについて、鈴村は「デザインがプテラノドンのよう。元となった実写映画でもデザインについてはそのように言及されているところがあり、そこを汲んでいるのかなと思いました。」と紹介。
作中に出てくるアンギラスについて阿座上は「いつも報われない、不遇の怪獣。でもそんなところが好きです。」とコメント。そして、ジェットジャガーのデザインも紹介され、「ヒーローっぽい、ゴジラシリーズでは異質なデザイン。「ゴジラ」ファン的にはたまらない、注目のキャラクターだと思うし、知らない方も、デザインが可愛いので、そこにも注目してほしいです。」と鈴村が紹介。阿座上と鈴村を中心に、“怪獣愛”が止まらない深いトークが展開した。
そんな楽しいステージイベントも、あっという間に終わりの時間に。最後に、登壇者よりファンの皆様へメッセージが贈られた。
宮本「ゴジラが好きな方も、アニメが好きな方にも観ていただきたいですし、SFが好きな方にも、ぜひ注目していただきたい作品です。本放送を楽しんでいただけたらと思います。」
石毛「ゴジラが好きな方でも、全く知識が無い方も、どんな方が見ても楽しめる作品だと思います。入門編として見て頂き、4月からの放送を楽しみにしていただけたらと思います。」
久野「作品の中の出来事は、非現実的なのですが、キャストの芝居も自然で、画がとても綺麗で、怪獣達の動きがリアルです。作品自体にリアリティがあり、世界観に没頭できると思いますので、ぜひ楽しんでください。」
阿座上「まさか自分がゴジラに関われるとは思っていなかったです。とても光栄です。『ゴジラ』を知らない方も、大好きな方も、本当に楽しめる作品になっていると思います。ぜひチェックしてください。」
鈴村「作品に参加できて嬉しいです。ゴジラ好きな方は、より一層、世界観を楽しめますし、知らない方も楽しんで頂けると思います。夫婦で見ましたが、『ゴジラ』を知らない奥さんも「面白い!」と言っていました。」
『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』は、4月1日(木)より毎週木曜22:30にTOKYO MX、KBS京都、BS11にて、24:00にサンテレビでそれぞれテレビ放送開始。Netflixにて各週1話ずつTV放送に先駆け国内先行配信中(2021年全世界独占配信)。
放送情報
毎週木曜22:30 TOKYO MX、KBS京都、BS11/毎週木曜24:00 サンテレビ
3月25日(木)Netflix国内配信開始
各週テレビ放送から1話ずつ先行配信(2021年全世界独占配信)
監督:高橋敦史 シリーズ構成・脚本:円城塔 キャラクターデザイン原案:加藤和恵
キャラクターデザイン:石野聡 怪獣デザイン:山森英司 音楽:沢田完
CGディレクター:池内隆一・越田祐史・鈴木正史 VFXディレクター:山本健介
軍事考証:小柳啓伍 美術デザイン:平澤晃弘 美術監督:横松紀彦 色彩設計:佐々木梓
撮影監督:若林優 編集:松原理恵 音響監督:若林和弘
オープニングテーマ:「in case...」BiSH
エンディングテーマ:「青い」ポルカドットスティングレイ
アニメーション制作:ボンズ×オレンジ 製作:東宝
神野銘:宮本侑芽 有川ユン:石毛翔弥 ペロ2:久野美咲 ユング:釘宮理恵
加藤侍:木内太郎 大滝吾郎:高木渉 金原さとみ:竹内絢子 佐藤隼也:阿座上洋平 山本常友:浦山迅 鹿子行江:小岩井ことり
海建宏:鈴村健一 李桂英:幸田夏穂 マキタ・K・中川:手塚ヒロミチ ベイラ・バーン(BB):置鮎龍太郎 リーナ・バーン:小野寺瑠奈 マイケル・スティーブン:三宅健太 ティルダ・ミラー:磯辺万沙子 松原美保:志村知幸
公式HP:https://www.bish.tokyo/
ゴジラS.P公式HP:http://godzilla-sp.jp
オレンジ公式twitter:https://twitter.com/cg_orange_inc