マキノノゾミ⾃⾝による企画第2弾 Makino Play vol.2 『モンローによろしく』2022年2⽉に上演決定 

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2021.4.15

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2022年2⽉3⽇(⽊)〜13⽇(⽇)座・⾼円寺1にて、Makino Play vol.2『モンローによろしく』の上演が決定した。

Makino Play第2弾となる本作は、1993年にマキノノゾミ主宰の劇団M.O.P.にて上演し、同年、東筑紫学園戯曲賞を受賞した作品。1940〜1970年代のハリウッドを舞台に、俳優、映画監督、映像技師など様々な⽴場の⼈⽣を通して、現代のエンタテイメント界が抱える問題と、今を⽣きる我々がどこに向かうべきかを問いかける。

作・演出はマキノが手掛け、出演者は⼀部オーディションによって決定するとのことだ。

マキノノゾミよりコメント

マキノノゾミ

マキノノゾミ

『モンローによろしく』を書いたのは28 年前で、わたしの作品中でもかなり初期のものです。初めて戯曲として賞をいただいたこともあって、個⼈的には格別な思い⼊れのある作品です。まだまだ戯曲の書き⽅といったものを、無⼿勝流に、⼿探りで模索していた時期でもありました。今となっては「翻訳劇調の台詞でハリウッドの⾚狩りのことを書く」などという荒唐無稽なアイデアを、⼀体どこから思いついたのかもよく覚えていません。ただ、この作品が、現在に⾄るわたしの戯曲スタイルの原型であり、演劇というものについての、わたし⾃⾝の考え⽅を決定したものであったことは事実です。かねてから、原点に戻る意味で、この作品をさらにブラシュアップしてみたい、それを新しい俳優たちと上演して、現代の観客に再び投げかけてみたいという思いを密かに抱いておりました。今回はその夢を実現しようと思います。

<STORY>

物語は1941年、映画の都ハリウッド。新進気鋭の映画監督ビリーとその親友でもあるスター男優のキースは、これまでの常識を打ち破る野⼼作の製作にあたり、相応しいヒロイン役の⼥優が⾒つからず頭を悩ませている。だがそこへ⾶び込んで来た⼥優志望の娘シェリーの中に輝く才能を発⾒する⼆⼈。⼆⼈三脚の映画作りが始まるが、やがて⽇⽶開戦。終戦後のレッド・パージ(⾚狩り)。世の中がエンタテイメントに望むものも次々に変貌してゆき、映画に賭ける彼らの純粋な想いは容赦なく時代の波に呑み込まれてゆく。

 

公演情報

Makino Play vol.2『モンローによろしく』
 
【作・演出】マキノノゾミ
【出演】⼀部オーディションによって決定
【⽇程】2022年2⽉3⽇(⽊)〜13⽇(⽇)
【劇場】座・⾼円寺1 (〒166-0002 東京都杉並区⾼円寺北2-1-2 TEL:03-3223-7500)
【ホームページ】http://makino-play.net/monroe/
【企画・製作】Makino Play
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