佐藤健演じる「人斬り抜刀斎」が容赦なく敵を斬り捨てる 映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』特報映像を公開
(C)和月伸宏/ 集英社(C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
6月4日(金)公開の映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』から、特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
和月伸宏原作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。現在、『ジャンプスクエア』(集英社)にて、最新作『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中。激動の幕末を戦い抜き、「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が、逆刃刀を手に仲間たちとともに活躍する姿を描いた作品だ。佐藤健主演、大友啓史監督で実写化されたシリーズは、2012年に『るろうに剣心』、2014年に『るろうに剣心 京都大火編』、同じく2014年に『るろうに剣心 伝説の最期編』が公開。6年ぶりの新作となる最終章は、これまでのシリーズ同様、佐藤健主演、大友啓史監督の体制で製作。動乱の幕末期と明治維新後を舞台とし、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る物語と、志々雄真実を操っていた武器商人“縁(えにし)”との戦いが描かれる。『るろうに剣心 最終章』は2部作で、「The Final」が2021年4月23日(金)に、「The Beginning」が6月4日(金)に2作連続ロードショー公開される。
シリーズの最後を飾る「The Beginning」で描かれるのは、剣心が「2度と人を斬らない」と誓うことになった始まりの物語。解禁された特報映像は、舞台を明治から幕末へ移し、佐藤演じる緋村剣心が黒い着物に身を包み、容赦なく敵を斬り捨てていくシーンからスタート。剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎(高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、幕府の浪士隊・新選組から斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)らも姿をみせる。なぜ剣心は、妻である巴(有村架純)を殺めることになったのか。
大友監督と主演・佐藤のコメントは以下の通り。
大友啓史(監督)
十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。
シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。
来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。
人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。
いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。
「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。
佐藤健
『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。
パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。
剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。
完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。
僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。
『るろうに剣心 最終章 The Final』は2021年4月23日(金)全国ロードショー。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は2021年6月4日(金)全国ロードショー。