柄本佑・津田健次郎・松重豊、湯浅政明 監督の劇場アニメーション『犬王』に出演
(C)2021 “INU-OH” Film Partners
湯浅政明が監督を務める劇場アニメーション『犬王』の追加キャストとして、柄本佑・津田健次郎・松重豊が出演することが発表された。既報キャストは、アヴちゃん(女王蜂)、森山未來。
【コメント】柄本佑(足利義満役)
高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした。
【コメント】津田健次郎(犬王の父役)
能楽がアニメになる…しかも湯浅監督で!一体どんな作品になるのか?予想もつかない期待感のあるこの作品に参加出来る事がとても光栄です。アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています。是非ご覧下さい!
室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定。
また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当する。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成らヨーロッパ企画のメンバーが出演する。
実在の能楽師・犬王と友魚から生まれた、時を超えた友情の物語
劇場アニメーション『犬王』は、室町の知られざるポップスター・犬王から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅政明(監督)×松本大洋(キャラクター原案)×野木亜紀子(脚本)といった常に新作が期待されるクリエイターが集結。「平家物語 犬王の巻」(古川日出男 著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。
第78回ヴェネチア国際映画祭にて世界初上映
現地時間9月9日14時頃(日本時間 同日21時)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品された『犬王』が世界初上映を迎えた。今年のヴェネチア国際映画祭唯一の長編日本映画として選出され、上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。
「犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と作品に込めた思いを語った。
上映情報
『犬王』
2022年初夏 全国公開
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配給:アニプレックス、アスミック・エース
【キャスト・スタッフ】
声の出演:アヴちゃん(女王蜂)、森山未來、柄本佑、津田健次郎、松重豊、片山九郎右衛門、谷本健吾、坂口貴信、川口晃平(能楽師)、石田剛太、中川晴樹、本多 力、酒井善史、土佐和成(ヨーロッパ企画)
原作:「平家物語 犬王の巻」古川日出男著/河出書房新社刊
監督:湯浅政明、脚本:野木亜紀子、キャラクター原案:松本大洋、音楽:大友良英、総作画監督:亀田祥倫 中野悟史、音響監督:木村絵理子、歴史監修:佐多芳彦、能楽監修:宮本圭造、能楽実演監修:亀井広忠、琵琶監修:後藤幸浩、アニメーション制作:サイエンスSARU、配給:アニプレックス、アスミック・エース
公式HP: INUOH-anime.com
公式Twitter: @inuoh_anime