舞踊家・山本裕が国内外で活躍するダンサーたちと上演 新作『GIWA』11月に開催

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2021.10.11
『GIWA』

『GIWA』

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文化庁芸術祭、山本裕ダンス公演『GIWA』が、2021年11月9日(火)と10日(水)に開催される。 限りなく曖昧な境界線と人間の世界を描いたダンス作品を、 国内外で活躍するダンサーたちと共に上演する。

山本は近年様々なアーティストと共演し、またMVの振付、出演に起用されるなど活動の幅は広い。2019年、2020年にはオン・ステージ新聞の新人振付家ベストに選出されている。

本番当日に観に行けない人のために動画配信視聴券(11月22日~28日の期間に視聴可能)も用意されている。

【山本 裕プロフィール】

現代舞踊協会制定新人賞、ダンスプラン賞、埼玉全国舞踊コンクール第1位、チェコのNew Prague Dance Festivalにてダンスシアター賞など多数受賞。文化庁新進芸術家海外研修員制度でオランダのスカピーノバレエ団に1年間留学。ヨーロッパやアジアのフェスティバルより招待、ゲスト出演している。

国内では江戸東京博物館スカイツリー完成記念特別公演、瀬戸内国際芸術祭、六本木アートナイトなどの振付家に選出。 都民芸術フェスティバルの振付家に2年連続選出され、その舞台はJ:COMチャンネルにて放映された。さわかみオペラ芸術振興財団ジャパンオペラフェスティバル「椿姫」では振付を担当し、ボローニャ歌劇場フィルハーモニーと共演する。 世界的アーティスト“AmPm”のMVにソロ出演、FUJIFILM化粧品「アスタリフト」アジア向けPVに出演、またDragon AshやORβITのMVの振付を手掛ける。

2019年、 2020年にはオン・ステージ新聞の新人振付家ベストに選出。 ロシアの"Triumph"が主催する国際コンペティションの審査員を務める。ダンスカンパニー“Honey→B”主宰。WITH HARAJUKU コンテンポラリーダンスフェスティバル総合プロデューサー。 BROADWAY DANCE CENTER講師。

公演情報

文化庁芸術祭 山本 裕ダンス公演『GIWA』
 

■日程:
2021年11月
9日(火)19:00-
10日(水)14:30-

■会場:座・高円寺2(高円寺)

前売、 当日4,000円
https://eplus.jp/sf/detail/3493840001-P0030001

動画配信2,500円
(11月22日-28日の期間に視聴可能)
https://eplus.jp/sf/detail/3493820001-P0030001


演出、 構成、 振付..山本 裕

出演..
近藤みどり、 中西飛希、 幅田彩加、 藤村港平、
船木こころ、 山本 裕

舞台監督..松島ちひろ
照明..石塚瑛美
音響..橘かおり
衣裳..稲村朋子
宣伝美術..陶山ゆつき
記録写真..池上直哉
記録映像..イリベシン
制作..Honey→B
助成..文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

 
【作品「GIWA」について】
作品タイトル「GIWA」は「際(きわ、 ぎわ)」のこと。 その意味は“もう少しで別の物になるその物のすぐそば。 すれすれのところ。 ”とあります。 本作品では私達の生活や他者との関わりの中に隠されている“境界線”に着目しています。 私達は常に“自分”と“他者”との価値観や考え方の違いを持ちつつ共存しています。 一歩を踏み出すべきか、 譲るべきか、 その境界線に翻弄され時には相容れないこともあるでしょう。 今回は「GIWA」を通じて波打ちぎわのように境界線は常に曖昧で柔らかく変化していることを人間に重ね合わせています。 自分の中の境界が曖昧になり、 他者との境界が曖昧になると、 世界と自分との境界も曖昧になり、 一体となる。 すると自分は世界に溶け込んだ一部だということをただただ知ることになるのです。
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