LDH JAPANと宝塚歌劇団がコラボ 宙組トップスター真風涼帆主演でステージと「HiGH&LOW」の前日譚を上演
真風涼帆 (C)宝塚歌劇団
LDH JAPANが宝塚歌劇団とコラボレーションすることが発表され、舞台作品の上演が決定した。
1作品目は「SUZUHO MAKAZE SPECIAL RECITAL @TOKYO GARDEN THEATER『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』」。
本作には、今なお進化を続ける宙組トップスター真風涼帆が登場し、新たな歴史を刻む。また、EXILE、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEなど数々のアーティストを生み出した、LDH JAPANのライブの企画・演出を手掛けるクリエイティブチーム「TEAM GENESIS」によるプロデュースとなる。
劇場全体を「空港」および「宙(ソラ)」に見立て、大空や銀河などをテーマにした壮大なコンセプトのもと、「Love(愛)」と「Dream(夢)」と「Romance(浪漫)」溢れる構成でとどける。また、未来への希望に満ちた究極の「Happiness(幸せ)」をおくる。本作でLDH JAPANと宝塚歌劇は初のコラボレーションを行い、想像を超える圧巻のステージに挑戦する。
そして2作品目は、LDH JAPANが手がけるプロジェクト「HiGH&LOW」をオリジナル脚本にておくる、「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『HiGH&LOW –THE PREQUEL-』」を上演する。
2015年に連続ドラマとして日本テレビ系列にて初放送された「HiGH&LOW」は、2020年までにシリーズ5作が放送されたほか、2016年より公開された映画シリーズは作品数にして7作、累計興行収入78億円、累計観客動員555万人を突破した、音楽・LIVE・コミック・ゲーム・SNS・テーマパークなどあらゆるメディアを融合させた「総合エンタテインメント・プロジェクト」。この壮大なシリーズの作品群の隠された前日譚(THE PREQUEL)を新たに構想、宝塚歌劇の世界観での舞台化に挑戦する。
『HiGH&LOW –THE PREQUEL-』に出演するのは、トップスター・真風涼帆と宙組だ。本作では守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語を描く。なお、本作は3時間の公演のうちの前半1時間35分となり、後半に55分の宝塚オリジナルショー、ファッシーノ・モストラーレ『Capricciosa!!(カプリチョーザ)』が上演される。
『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』は2022年6月から東京ガーデンシアターにて公演予定。『HiGH&LOW –THE PREQUEL-』は2022年8月から宝塚大劇場、2022年10月から東京宝塚劇場にて公演予定となっている。
LDH JAPANと宝塚歌劇団のタッグは一体どんな化学反応を見せるのか、続報に期待したい。
時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWORD」誕生前夜の物語。かつてムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。しかしある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。無数のチームによる抗争が後を絶たなかった。そんな中、ひとりの女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた……。「守るべきものができると弱くなる」それは戦うモノたちのセオリーなのか。やがて頭角を現す五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」。その裏には、コブラを無口にさせる悲恋があった……。