映画初主演・今井翼のメイキングカットが到着 『TELL ME ~hideと見た景色~』がクランクアップ
(C)2022「TELLME」製作委員会
2022年夏公開の映画『TELL ME ~hideと見た景色~』から、主演・今井翼のクランクアップカットが到着した。
『TELL ME ~hideと見た景色~』は、hideの実弟・松本裕士氏の著書『兄弟 追憶のhide』(講談社文庫刊)をもとにした映画。1998年5月2日、X JAPANのギタリストとして、ソロアーティスト(hide with Spread Beaver/zilch)として活躍していた、日本を代表するロックミュージシャンhideが急逝。葬儀には約5万人が訪れ、日本中が早すぎる別れに涙し社会現象に。hideのマネージャーを務める弟・松本裕士(ひろし)は、兄hideと過ごした子供時代から今までの日々を思い返していた。制作途中だったアルバム、そして既に決定していた全国ツアー、hideの音楽を世に届けたい。兄の意志を継いだ裕士は、hideと二人でソロ楽曲を制作していたhideの共同プロデューサーI.N.A.ら仲間たちとともに動き出す。hide本人不在という異例の状況下で奮闘する裕士とI.N.A.だったが、彼らの前に様々な困難が立ちはだかる。
主人公hideの弟・松本裕士(ひろし)役で映画初主演を務めるのは、今井翼。hideの共同プロデューサーI.N.A.役で塚本高史、hide役でFUZZY CONTROLのJUONが共演者に名を連ねている。
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本作は、先日都内にて、主要キャストのクランクアップを迎えた。クランクアップの日は、裕士役の今井、I.N.A.役の塚本、バンドメンバーたちほか主要キャストが集結し、都内にてhide事務所の撮影。裕士がI.N.A.らバンドメンバーたちと一緒に準備していたアルバムの制作に暗雲が立ちこめる……というシーンを撮影。1ヶ月近い撮影を通じて、気心知れた様子のバンドメンバーたちは、塚本を中心にチームワークもバッチリ。和気あいあいとした様子のバンドメンバーたちとは対照的に、シリアスなシーンが続く今井は集中力を高め、芝居に全精力を注いでいた。撮影は順調に進み、クランクアップを迎えたキャスト陣は、塚本監督からお酒をプレゼントされ、嬉しそうな表情を見せていた。
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塚本連平監督は撮影を振り返り「今井さん演じる裕士はさまざまな面を持ち、繊細に心を動かさなければならない役どころなので、彼の緊張をほぐし、それで大丈夫だと言い続けるのが僕の仕事でした。早い段階で、今井さんと塚本さん、お二人のいいコンビネーションができあがっていたと思います」と笑顔で語った。
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I.N.A.役の塚本高史は「やっとみんなと仲良くなってきたかなという頃に終わってしまうのは、本当に寂しいです。自分が小さい頃から憧れていた人の映画に関わることができて。ましてやI.N.A.という重要な役に選んでいただいて。きっと僕が出ていなかったら、ものすごく嫉妬してたと思います(笑)。公開を楽しみにしております」と安堵の表情。
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主演を務めた裕士役の今井翼は「1年越しのクランクインからこの日を迎えられて、まずはホッとしています。実話であり、役どころとしても日々葛藤することがありましたが、塚本監督が日々寄り添ってくださったおかげで、自分なりに心を込めて、丁寧に演じさせていただくことができました。皆さんとこの作品を作り上げられたことを誇りに思っております」と晴れやかな表情。周囲のスタッフたちから大きな拍手が送られ、キャスト陣も名残惜しそうな様子を見せていた。
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映画『TELL ME ~hideと見た景色~』は2022年夏公開。