女優・のんが演じる“さかなクン”の映像を初公開　映画『さかなのこ』特報映像とティザーポスタービジュアルを解禁

映画『さかなのこ』が9月1日（木）に公開されることが決定。あわせて、特報映像とティザーポスタービジュアルが解禁された。

『さかなのこ』は、さかなクン氏の初自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生！〜』（講談社刊）を映画化した作品。原作では、子供の頃からお魚が大好きだったさかなクン氏がたくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでが描かれている。

映画化にあたって主演をつとめるのは、女優・のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を演じている。脚本を手がけたのは、劇作家・映画監督の前田司郎氏。前田は、フィクションも織り交ぜながら沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジしているという。なお、前田氏と沖田監督は、本作で『横道世之介』以来のタッグを組むこととなった。

お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて、ひとり暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、自分だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く。

解禁された特報とティザーポスタービジュアルでは、のん演じるミー坊の姿を動画で初公開。パスカルズのメロディが流れる中、ミー坊が「いつかお魚博士になりたいです！」と夢を語り、幼少期から変わらずにお魚の絵を描きつづける姿などが映し出されている。また、ミー坊に「ふつうじゃないよね」とつぶやくモモコ（夏帆）や、「あの子はあのままでいいんです」と肯定する母・ミチコ（井川遥）、ミー坊を「変わんねーな、おまえ」と称える柳楽優弥・磯村勇斗・岡山天音演じる不良たちとのやりとりも切り取られている。

また、ムビチケカードの購入特典であるオリジナルポストカードの絵柄も公開。ムビチケカードは、一部の上映劇場とメイジャーWEBサイトで発売中だ。

『さかなのこ』は9月1日（木）よりTOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー。