藤原竜也、石丸幹二、向井理がハリー役!開幕迫る、注目の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』製作発表会見レポート
――今回はキャスト全員がオーディションで選ばれました。舞台が決まったときのお気持ちや周りの反応をぜひ教えてください。
藤田悠(アルバス・ポッター役):正直今めちゃくちゃ緊張しているんですけど……周りの反響は、僕は大学から演劇を始めて、学生演劇をやっていたので、もう周りは「えー!」みたいな反応でした。だから、そういう学生で演劇を頑張っている人を後押しできるような存在になれるように頑張っていきたいと思いますし、この作品自体、すごい本当に面白いと感じるので、自分も期待に応える以上のものを出していきたいなと思っています。とにかく緊張しています。
藤田悠
福山康平(アルバス・ポッター役):普段のオーディションの結果は、電話だったりメールだったりで教えてもらうことが多いんですけど、今回わざわざ家の前まで来て伝えてくれました。
あとは家族、友人、本当にガッツポーズして喜んでくれたり、涙を流して喜んでくれたり。全国各地、いろいろなところで働いている同級生たちがいるんですけど、わざわざ観に来て来てくれることになってるので、今までそういう人たちもう応援してもらってるんだなっていうのを改めて感じられた瞬間でした。だから、出演できてよかったなと思いますし、今日は衣装は着ていないですけど、本当にこういう素晴らしい劇場で衣装も大道具も、素晴らしい環境の中でできるので、いいものをお届けできるように残りの稽古を頑張っていきたいなと思います。
福山康平(中央)
門田宗大(スコーピウス・マルフォイ役):出演が決まったときは、まず母親に電話をしました。「おめでとう」と言ってくれたんですけど、そのあと「これで私があなたに貸したお金を返せるね」と、現実に引き戻されました(笑)。そんな現実を忘れられるぐらい、素晴らしい世界観に入り込んでいて、素晴らしい日々を過ごさせていただいています。精一杯頑張ります。
門田宗大
斉藤莉生(スコーピウス・マルフォイ役):オーディションで合格して……すみません、緊張しているんですけど、自分も北海道の大学で演劇をやっていて。なので演劇をやっていた同期や先生、そして地元の稚内にいる友達とかにお祝いしてもらって。中でも、小さい頃からハリーポッターを一緒に映画館に観に行くような家族だったので、自分がその世界の一員になれるということで、すごい喜んでくれて、何か恩返しができたかなって思ってます。
稽古が始まるまで本当に現実感がなくて、今でもこんな大きな劇場でやらしていただけるということがずっと夢を見ているんじゃないかなと思うんですけど、本当に何か皆さんが優しくて、楽しくて、日々本当に少しでも成長できたらいいなと思いながら一生懸命稽古に取り組んでいます。ぜひみなさんも観に来てただければと思います。
斉藤莉生