置鮎龍太郎・細谷佳正・速水奨・逢坂良太が歌舞伎の物語を朗読 『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』の上演が決定
『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』
2022年10月1日(土)~2日(日)東京・歌舞伎座タワー5階木挽町ホールにて、『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』が開催されることが決定した。
本公演は“歌舞伎の物語“を人気声優が現代語の朗読劇でおくる、声の歌舞伎。歌舞伎がはじめて、という方へ向けた新しい試みの作品だ。
今回行われるのは、歌舞伎の名作『義経千本桜』と『籠釣瓶花街酔醒』。朗読劇の金字塔『私の頭の中の消しゴム』が本年13回目の再演が行われるなど、朗読劇の演出手腕に高い定評がある、劇作家の岡本貴也を中心に、歌舞伎の専門スタッフ、そして、置鮎龍太郎・細谷佳正・速水奨・逢坂良太という第一線で活躍している声優が集結。
置鮎龍太郎
細谷佳正
速水奨
逢坂良太
そしてアンバサダーを歌舞伎俳優の中村隼人が務める。
脚本・演出:岡本貴也 コメント
『私の頭の中の消しゴム』などたくさんの朗読劇を作ってきました。今はちょうど竹本義太夫の小説を書き上げたばかりで、古典の魅力に取り憑かれておりまして、そんなタイミングでこの『こえかぶ』です。
歌舞伎の人気は衰えるところを知りません。それはきっと、歌舞伎に関わる皆様が新しい事への挑戦をし続けているからだろうと思います。今回も、そんな新しい挑戦のひとつでしょう。歌舞伎を口語訳し、ひとつの話を『かなり分かりやすく』三十分程度にまとめる……。なんて斬新な試み! 舞台には声優が二人。たった二人で二つの話、その全ての役をこなします。どんな風に演じ分けてくれるのか、この四人ならすごいことになること間違いなしです。私も竹田出雲や河竹新七の書いた言葉や、その時代の空気に触れられるのが幸せでなりません。
とざい、とーざい、楽しみになさっていて下さい!
アンバサダー:歌舞伎俳優 中村隼人 コメント
中村隼人
歌舞伎は古典芸能ですが、漫画・アニメなどの題材になっていることを皆様ご存知でしょうか。
私自身も、これまで「ONE PIECE」や「NARUTO-ナルト-」といった人気コミックを歌舞伎化した作品にも出演させていただき、その親和性は身をもって感じてきました。
そして今回は、古典歌舞伎の物語を現代語で朗読されるということで、日頃歌舞伎をご覧になったことのない方でも、 身近に感じていただける機会だと思います。
出演される声優の方々は素晴らしい方ばかりなので、どのような形で古典歌舞伎が表現をされるのか楽しみです。
この作品を通して、歌舞伎の魅力を感じて頂けると嬉しいです。
ぜひ、ご堪能ください!
公演情報
【会場】歌舞伎座タワー5階木挽町ホール
10月1日(土)18時30分開演 置鮎龍太郎・細谷佳正
10月2日(日)15時30分開演 速水奨・逢坂良太
【料金】5,000円(税込) 全席指定
【アンバサダー】中村隼人
【協力】竹柴潤一
【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
【後援】中央区/千代田区/全銀座会
【主催】公益社団法人日本芸能実演家団体協議会/東京アート&ライブシティ構想実行委員会
※文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業 (コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)
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