『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展 貴重な資料が揃う世界巡回展がいよいよ東京へ

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2022.10.14
『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展 (C)Yuriko Takagi

『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展 (C)Yuriko Takagi

『クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ』展が、2022年12月21日(水)から2023年5月28日(日)まで、東京都現代美術館にて開催される。

パリ装飾芸術美術館をスタートし、ロンドン、上海、ニューヨークなど世界を巡回してきた本展。東京都現代美術館での展覧会は、ディオールと日本との真摯かつ貴重な絆を称える特別なものとなる。

建築、都市計画、文化分析に参画する国際的な建築設計事務所「OMA」のパートナーである建築家・重松象平が日本文化へのオマージュとしてデザインした新しい空間演出に導かれ、フロランス・ミュラーのキュレーションにより再考案されたこの回顧展では、創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、素晴らしい発見を伴う75年を超える情熱にスポットが当てられる。展示されるアーカイブ資料のほとんどは、本展が初公開となる貴重なものばかりだ。

「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々。クリスチャン・ディオール、イヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、 マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品の一つひとつを公開。本展では、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子が本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、魅力的な作品を展示。また、クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」、「ミス ディオール」、「ジャドール」といったフレグランスの世界など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物である、斬新なアイコンも展示される。

展覧会情報

クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ
会期:2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
休館日:月曜日(1月2日、1月9日は開館)、12月28日 - 1月1日、1月10日
開館時間:10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F / 地下2F
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
特別協力 : クリスチャン ディオール クチュール
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