深田恭子「刺激的な世界を楽しんで頂けたら」大人の恋物語で演じる人妻役 Amazon Originalドラマ主演決定
深田恭子
深田恭子が主演を務めるAmazon Originalドラマ『A2Z』(エイ・トゥ・ズィ)が2023年2月上旬よりPrime Videoにて配信されることが決定した。深田恭子がドラマの主演を務めるのは『ルパンの娘』(2020年10月期/フジテレビ系)以来、約2年ぶり。
本作は「第52回読売文学賞」(2000年)を受賞した山田詠美氏の同名小説(講談社文庫)が原作で30代女性の恋愛、夫婦の関係、仕事の葛藤をAからZまでの26文字のアルファベットを辿る形で送るラブストーリー。
また、監督を務めるのは、『素顔のままで』(1992年4月期/フジテレビ系)、『101回目のプロポーズ』(1991年7月期/フジテレビ系)、最近では映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』(2021年)の監督を務める光野道夫。
あらすじは、老舗大手出版社に勤める文芸編集者の澤野夏美(さわの・なつみ)が同業他社の森下一浩(もりした・かずひろ)と結婚。仕事ではライバル関係にあるものの、仕事もプライベートもすべて順調に過ごしていた。しかし、ある夜、夫・一浩から「1年以上付き合っている女性がいる」と告白され、寂しさを感じてしまう。そんな中、若い郵便局員・成生(なるお)と出会い、夏美は恋に落ちていくというストーリー。
出演者からのコメントは、以下のとおり。
■ 澤野夏美役:深田恭子コメント
「出版社で働いている小説部門の編集者役を演じさせて頂きました。こだわりの強い女性で、とても変わった夫婦生活を送っている時に、若い年下彼氏ができて…。きっと、ご覧になる方はハラハラしてしまうんじゃないかなと思います。また、『A2Z』はとても素敵な文学的なセリフが多く、毎回台本を読む度に「こんな所でこんな言葉出る!?」と思うほど、面白く新鮮な世界観でした。このドラマでたくさんの刺激や、丁寧に紡がれた素敵な言葉の数々、そして非現実な余韻を存分にご堪能ください。本作ならではの刺激的な世界を楽しんで頂けたらと思います!」
■ 原作者:山田詠美コメント
「古今東西、途絶えることなく描かれて来た人間関係、それが、恋。甘苦しい幸せと喪失の予感を常にあわせ持ち、時には喜劇も悲劇も巻き起こしてしまう魔物のような魅力があります。もしかしたら、世間的にはインモラルととらえられてしまうかもしれない、この恋物語の中にはしかし、まさに「選ばれし者の恍惚と不安」が優しくたゆたっているのです。その言葉に相応しい出演者の皆さんのおかげでいとおしい大人のドラマに仕上げていただきました。」
■ 企画・プロデュース:栗原美和子コメント
「数年前に原作を読んだ時に、なんてお洒落で且つ高尚な世界観なんだろう…と惚れました。その小説を映像化させて頂いたわけですが、私は「アロマドラマ」と名付けています。お部屋に漂うアロマの香りのようなヒーリング効果のあるドラマという意味です。美しい映像と音楽で綴るアンニュイな世界観を、シャンパンやワインを飲みながら堪能して頂きたいです。と言いつつも、実はとても脳みそを使わされるドラマでもあります。文学的で知的な会話が繰り広げられるので、言葉ひとつひとつの中に込められた哲学を、じっくりと味わっても頂きたいのです。地上波ドラマとは一線を画す、何度も見返したくなる新しい世界観となっています。
主演の深田恭子さんに関しても、これまで見たことのない新しい魅力が炸裂しています。少しお休みなさっていた後の最初の作品ですが、驚異の40歳(撮影時は39歳)の美しさと可愛らしさが、ヒーリング効果を際立たせてくれています。彼女にとって、30代最後&40代最初の映像作品となります。大人の女性が二人の男性の間で揺れ動く、甘くてほろ苦い物語を演じきって下さいました。そんな連続ドラマ、ラストの2シーンを楽しみに全10話を堪能して頂けると嬉しいです。」
配信情報
配信日:Prime Videoにて2023年2月上旬より独占配信
話数:10話一挙配信
出演:深田恭子
原作:山田詠美『A2Z』(講談社文庫)
制作:脚本 松田裕子
監督 光野道夫、城宝秀則
企画・プロデュース 栗原美和子
製作著作/共同テレビ