主演・伊藤健太郎の映画『静かなるドン』 筧美和子・深水元基・筒井真理子・寺島進ら7名の出演が明らかに
上段左から、筧美和子、深水元基、三宅弘城/中段ひだりから、坪倉由幸、内田慈/下段左から、筒井真理子、寺島進 (C) 2023「静かなるドン」製作委員会
5月12日(金)より全4話/2話ずつ2週連続公開される映画『静かなるドン』から、新キャスト7名の出演情報が解禁された。
『静かなるドン』は、『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて1988年から2013年まで連載された、新田たつお氏の漫画。主人公の近藤静也が下着会社のデザイナーとして働きながら、暴力乱の総長として奮闘する姿を描いている。これまでに、香川照之、中山秀征、袴田吉彦らの主演によって実写化されてきた。
今回の映画『静かなるドン』は、高杉真宙主演の『ナニワ金融道』に続く「令和アウトローレーベル」第二弾として製作されている。『コーヒーが冷めないうちに』『惡の華』『冬薔薇』などの伊藤健太郎が主演を務める。また、『日本統一』シリーズの本宮泰風が総合プロデュースを兼任し、伊藤演じる近藤静也を影ながら支える猪首硬四郎を演じている。メガホンをとったのは、ミュージックビデオやドラマ『アバランチ』演出、映画『それでも、僕は夢をみる』などで知られる山口健人監督。
近藤静也は、関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子。けれど、彼は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さんに淡い恋心を抱き、普通に働く毎日を送っていた。しかし、そんな静也の生活が一変する事件が起きる。
あらたに出演が発表されたのは、主人公・静也を取り巻く人物を演じるキャスト陣。静也が思いをよせる同僚・秋野明美を筧美和子(『闇金ウシジマくん Part3』『スマホを落としただけなのに』『孤狼の血 LEVEL2』など)が演じるほか、新鮮組の若頭・鳴戸竜次役で深水元基(『クローズZERO』シリーズ、『新宿スワン』シリーズ)、新鮮組突撃隊隊長・生倉新八役で三宅弘城(ナイロン100℃/『孤狼の血 LEVEL2』など)、新鮮組ナンバー4・肘方年坊役で坪倉由幸(我が家/『アイ・アム まきもと』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など)、鬼州組四代目の妻・坂本龍子役での内田慈(『決戦は日曜日』『護られなかった者たちへ』など)、新鮮組の姐さんで静也の母・妙役で筒井真理子(『淵に立つ』『よこがお』など)、静也と対立する鬼州組の組長・坂本健役で寺島進(『記憶にございません!』『孤狼の血 LEVEL2』など)が出演する。
『静かなるドン』は5月12日(金)より全4話/2話ずつ2週連続公開。