間近で見るライオンの「お食事タイム」に大歓声!「横浜市立野毛山動物園」 vol.2
入園したら「お食事タイム」のスケジュールをチェック!
無料なので気軽に立ち寄れ、動物とのふれあいなども楽しめる横浜市立野毛山動物園(横浜市西区)。前回は「なかよし広場」の小動物を紹介しましたが、同園ではトラやライオンなどの大型動物も見ることができます。昔ながらの展示方法なので、檻越しに見る動物も多いですが、その分距離はとても近いです。
ライオンやレッサーパンダなどがエサを食べる場面が見られる、「お食事タイム」のイベントも人気(スケジュールは日によって異なりますので、同園の公式サイトや園内の掲示板でご確認ください)。
アミメキリンの「そら」は、飼育員さんに育てられたので人に慣れているそうです。生まれたときに足が弱かったので、空まで届く大きなキリンになってほしいという願いを込めて「そら」と名付けられました。柵の外に顔を出して、生えている草を食べていることもあります。そんなときは、かなり近い距離で、40センチ以上もある長い舌を使って草を食べる様子を見ることができるので、じっくり観察してみましょう。
アミメキリンの「そら」
同園には、他園ではあまり見かけない施設があります。それは、「しろくまの家」。現在、野毛山動物園にホッキョクグマはいませんが、1999年までは飼育されていました。そのホッキョクグマ舎を改修し、見学できるようにして残したのが「しろくまの家」です。ホッキョクグマを飼育している動物園では、普段はバックヤードを見ることはできません。ですが、ここでは、自由に見学できるのです。獣舎の中にはホッキョクグマのオブジェが置かれているので、大きさを体感することもできます。ホッキョクグマになった気分で、記念撮影ができるスポットとしても人気です。
しろくまの家
しろくまの家
2015年4月には、同園で初めての「屋内休憩所」がひだまり広場にオープン。チキンライス、ドライカレー、ナポリタン(各600円)などの軽食メニューのほか、アイス、スイーツ、アルコール類なども販売。お子様向けには、動物マスコット付きキッズプレート(680円)も数量限定で販売されています。
屋内休憩所
ドライカレー(600円)
ひだまり広場は、人気者のアジアゾウ「はま子」(2003年に死亡)がいた場所。「はま子」は同園が開園した1951年に来園し、戦後間もない娯楽の少ない時代に、子どもたちに元気を与えてくれました。それから52年間同園で暮らした「はま子」の思い出は、「像」として園内に残されているので、ぜひ探してみてください。意外と小さいので、お見逃しなく!
「はま子」の像
※5月3日~6日は、午前9時から午後5時(入園は午後4時30分まで)
※5・10月は無休