ジョージ・ハリスン・トリビュート・ライヴ『GEORGE FEST』から「ハンドル・ウィズ・ケア」映像初公開!
George Fest ©Jeff Kravitz
ジョージ・ハリソンの息子ダニー・ハリスンを中心に音楽界屈指のビッグ・ネームが一同に会し、2014年に開催されたジョージ・ハリスンのトリビュート・コンサート『GEORGE FEST』から、オールスター・キャスト一同に会して演奏したトラヴェリング・ウィルベリーズの「ハンドル・ウィズ・ケア」の映像が初公開された。
「ハンドル・ウィズ・ケア」は1988年にジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、ジェフ・リン、トム・ぺティ、ロイ・オービソンにより結成されたスーパー・グループ、トラヴェリング・ウィルベリーズの大ヒット曲。このトリビュート・ライヴに参加したアーティスト全員がステージに登場し、この名曲を演奏するショーのハイライトともいえる映像である。
2014年9月28日、ロサンゼルスのフォンダ・シアターで収録が行われたトリビュート・ライヴ『ジョージ・フェスト』は“ジョージ・ハリスンの音楽を祝う夕べ”という副題のとおり、ビートルズ時代からソロ、トラヴェリング・ウィルベリーズへと至るジョージ・ハリスンの名曲の数々をジョージを敬愛するアーティスト達がカヴァー。息子ダニー・ハリスンとともに、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、ノラ・ジョーンズ、ベン・ハーパー、HEARTのアン・ウィルソン、KILLERSのブランドン・フラワーズ、JANES ADDICTIONのペリー・ファレル、THE STROKESのニック・ヴァレンシ、アル・ヤンコヴィック他豪華アーティストが参加した。
『GEORGE FEST』はジョージ・ハリスンが73歳の誕生日を迎えるはずだった日の翌日、2016年2月26日に2CD+DVD、2CD+Blu-Rayの限定デラックス・エディションと2CDの通常盤、そしてLP3枚組(180グラム重量盤/輸入盤)、デジタル・ダウンロードの5フォーマットでリリースされる。日本盤CDは高品質Blu-spec CD2仕様となる。
ライヴで「マイ・スウィート・ロード」を歌ったザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンはこう語っている
「ビートルズのジョージも好きだったが、“マイ・スウィート・ロード”は衝撃的だった。これまで聴いてきた中で最高の楽曲の1つだと思う。大きな影響を受けた彼の曲を歌えて光栄だよ。」
プロデュースを手がけたのはダニー・ハリスンとデヴィッド・ゾンシャイン。ダニー・ハリスンはこうコメントしている。
「僕と同世代のミュージシャンが、小さなクラブで父のキャリアの中でもディープな楽曲を自由に演奏するショウを今までずっと思い描いていたんだ。そして、今回はまったく新しく鮮やかな形で、自分が一番大切に思ってきた音楽界のヒーローたちと再びステージを共にし、僕の人生で一番馴染みのある曲を演奏する自分がいた。…皆さんにもこの録音を僕と同じように楽しんでもらえますように。父の曲に、今までできると思いもよらなかった最高の解釈が施されています」。
DVD、BDにはコンサート映像に加え、ハリスン家所有にジョージ・ハリスンの貴重な映像も挿入されている。バックステージやリハーサル中のミュージシャン達が、ジョージ・ハリスンから受けた影響について語るインタビュー映像も収録される。
『GEORGE FEST』のトレイラー映像はこちら:
日本にとって2016年は、ビートルズ来日(1966年)から50周年、ジョージ・ハリスンが最初で最後の来日公演(1991年)を行なってから25周年、そしてジョージが亡くなってから(2001年)15年目となる節目の年でもある。
George Fest