山下智久が8年ぶりに日本映画のスクリーンに登場 映画『正直不動産』2026年公開が決定(コメントあり)
山下智久 映画『正直不動産』 (C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
映画『正直不動産』が2026年に劇場公開されることが決定した。
『正直不動産』原作書影 (C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
『正直不動産』は、累計発行部数360万部を突破した『ビッグコミック』(小学館)連載中同名漫画(漫画:大谷アキラ・原案:夏原武・脚本:水野光博/既刊20巻)を実写映画化するもの。2022年4月期にはNHKでドラマ『正直不動産』が放送、2024年1月にはスペシャルドラマを挟み、続編となるシーズン2も制作された。2025年2月には、スピンオフ・スペシャルドラマも放送されている。ひょんなことら“嘘がつけなくなってしまった”不動産営業マン永瀬と、後輩社員で“カスタマーファースト命”の月下が、家を売る人、そして求める人を相手に、正直さと誠実さだけを武器に海千山千の不動産業界で悪戦苦闘する姿を描いたドラマでは、主人公の永瀬財地を山下智久、月下咲良を福原遥がそれぞれ演じた。
(C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
ドラマシーズン2に続き、映画『正直不動産』でも山下智久が主演。山下は、2018年に公開された映画 『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以来、8年ぶりに日本映画のスクリーンに登場することになる。また、山下の相棒・月下咲良役も福原遥が続投。根本ノンジ氏が、ドラマから引き続いて脚本を担当。ドラマシリーズで演出を手掛けた川村泰祐監督がメガホンをとる。本作はすでにクラインクインしており、撮影は2025年2月から3月に行われる予定。山下、福原らのコメントは以下の通り。
山下智久(永瀬財地 役)
ドラマ『正直不動産』より (C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
本作の主人公。登坂(とさか)不動産勤務。かつては嘘もいとわないイケイケの営業マンであったが、地鎮祭の準備中にある祠(ほこら)を壊した祟りにより嘘がつけなくなってしまう。当初は成績がガタ落ちになるも、正直営業により客の信頼を得て成約を勝ち取る事を心掛けるようになる。タワーマンションに再度住むのが目標。
皆さんの応援のおかげで、
『正直不動産』の映画化が実現し、とても嬉しく思います。シーズン1、そしてシーズン2を経て、さらに成長した、個性豊かなキャラクター達、そして不動産を通してお客さん達と織りなす、愛と友情と、そしてクスッと笑えるちょっとしたファンタジーです。
いつもの仲間と(キャストスタッフ)また一緒に現場で同じ時間を共有できる事が楽しみです。いつもの自分達の空気感を大切にしながら、新たな挑戦をしていきます!
そして今回は演技とは別の事、とあることにも関わらせてもらったので楽しみにしていてください。
劇場版でさらなるパワーアップを遂げ’正直’旋風を巻き起こせるように原作の持つ深いメッセージやキャラクターの魅力をどのように表現するのか大切に話し合いながら撮影に励んでまいります。
観客の皆さんにとっても、笑って泣けて学べる、
そして新たな視点で不動産の世界を楽しんでいただけることを期待しています。映画館でお会いしましょう。
福原遥(月下咲良 役)
ドラマ『正直不動産』より (C)大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館
また月下としてあの世界に戻って来られると思うと、今から撮影が楽しみで仕方ありません!
こうして映画化できたのは、いつも正直不動産を応援してくださっている皆様のおかげなので、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
素晴らしいキャストの皆様、スタッフの皆様と力を合わせ、素敵な作品をお届けできるよう全力で挑んで参りたいと思います!是非楽しみに待っていてください!!
大谷アキラ(原作漫画)
「グルグル同じ場所を歩いていると感じても、実は螺旋階段を少しずつ上に登ってるってこともあるんじゃないですか?」漫画の中で桐山が言った言葉です。 2017年に連載開始し、ドラマ化のオファーを数多くいただくもなかなか決まらず、その数は数十社に。 「本当にドラマになるのか?」とグルグル回ってる状態でした。 そしてNHKさんで
ドラマ化が決まり、主演・山下智久さんという上昇気流でシーズン1、正月SPECIAL、シーズン2、ミネルヴァSPECIALとまるで“軌道エレベーター”並みに上昇を続け、ついに映画化という星まで来ました。
キャストや脚本、製作陣、そして応援していだいた皆様、本当にありがとうございます! 上昇はまだまだ続いています。 グルグル回りながらなので目の回る毎日ですが、次の星もみんなで見に行きたいです。
夏原武(原作原案)
2シーズン、2本のスペシャルドラマ、そしてついに大スクリーンへ。
『正直不動産』は本当に幸せな作品になりました。関わっている私にとっても、経験したことのない規模の展開に深く感謝しています。映画版はスケールも大きく、最高のスタッフ・魅惑的なキャストによる素敵な物語になっています。
公開までをファンの皆様と一緒に愉しみに待ちたいと思います。早く来い来い2026公開日、です。
水野光博(原作脚本)
ある雑誌で『10000字インタビュー』という企画のインタビュアーを長年担当しています。
山下智久さんに取材させてもらったのは、漫画『正直不動産』の連載が始まった直後でした。
誠実で正直な受け答えが主人公・永瀬財地の姿に重なり、「いつか『正直不動産』が映像化されたら…」という言葉が喉元まで出かけ、慌てて飲み込みました。その後、ドラマ化が決まり本当に山下さんに演じてもらえることを知った日の驚きを昨日のことのように覚えています。映画の脚本は頂いているのですが、目を通していません。
『正直不動産』ファンの皆さん、sweetieの皆さんと一緒に、山下智久さん演じる永瀬財地がスクリーンに映し出される日を胸高鳴らせ、待とうと思います。
『正直不動産』は2026年劇場公開。