モンゴル発の豪壮なスペクタクル舞台『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』が日本初上演
日本モンゴル友好記念事業 『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』 Japan Tour 2025
2025年10月、東京・愛知にて、日本モンゴル友好記念事業『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』Japan Tour 2025が上演される。
2022年に本国モンゴル国内にて180回以上のロングラン公演を上演し、10万5千人を動員した舞台『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』。古代モンゴル帝国の栄華と謎に満ちた3000年の歴史を背景に、愛と野望、裏切りと復讐、そして王位継承を巡る壮大な戦いが繰り広げられる歴史ドラマは、その後ロンドン・ウエストエンド(約4万2千人動員)、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズシアター(約3万人動員)でも上演され、高い評価を受けた。
50名を超えるパフォーマーが織りなす物語は、伝統と革新が融合した舞台美術、モンゴル伝統楽器や歌唱を用いた歌と生演奏のオリジナル音楽、ダイナミックなダンス、そしてパペットを使用した演出などを駆使して、観客の想像を超えた華やかでスケールの大きなスペクタクル作品を創り上げた。
演出は、モンゴルの映像・演劇界を牽引している ヒーロー・バートル。モンゴルの民族的アイデンティティを映し出す映像でも高く評価され国際的な映画祭で数多くの栄誉に輝いてきたが、本作の舞台演出でも手腕を発揮して作品を大ヒットに導いた。また、舞台に登場するパペットは、トニー賞にもノミネートされた舞台『ライフ・オブ・パイ』のニック・バーンズが手掛け、作品に深みを出している。
そして日本公演のキャストには、モデルとしてミス・ワールドでトップ11の実績を持ちハリウッド映画でも活躍している バイラ・ベラ が英語版の公演に引き続きツェツェル正妃役として出演。本作のプロデューサーも担っており、2024年にはモンゴル文化親善大使にも任命されている。他にも、日本でも知られているモンゴル出身の元大相撲力士 龍皇 昇 が共同プロデューサーに名を連ねる。
実力派のスタッフ、キャストが勢揃いし、豪華絢爛でダイナミックな古代モンゴル帝国の栄枯盛衰を描く。
The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)30秒スポット①
3000年前のモンゴル帝国。
二人の王妃が産んだ王子― しかし、一人は王の血を引かぬ子だった。
王位継承を巡る陰謀が渦巻く中、裏切りの策略により、二人の王子はすり替えられる。
偽りの王子が戴冠され、やがて王国は混乱と悲劇の道を辿る。
真の王子が王座を奪還する時、復讐に燃える男が立ちはだかる ―。
血塗られた権力闘争の果てに、生き残るのは誰か?
愛、裏切り、そして王権を巡る壮大な叙事詩。
駐日モンゴル国特命全権大使 バンズラグチ・バヤルサイハン コメント
昨年、モンゴルと日本の文化交流取極締結50周年を迎え、両国の友好の歴史を振り返る節目となりました。
そして本年は、次の50年へ向けた新たなスタートの年です。
7月には天皇皇后両陛下のモンゴルご訪問も予定されており、両国の文化交流がさらに深まることが期待されています。
そのような年に、モンゴルの壮大な歴史と精神性を描いた舞台『The Mongol Khan(モンゴル・ハーン)』が日本で上演されることは,文化交流の観点からも非常に意義深い出来事です。
日本の皆様がモンゴルの伝統と芸術に触れ、舞台芸術を通じて新たな交流が生まれることを心から願っております。