尾上右近・市川團子がWキャストで出演した『義経千本桜』を振り返る　『歌舞伎家話 第43回』の配信が決定

歌舞伎俳優がさまざまなゲストを迎えてトークを展開するオンライントークショー『歌舞伎家話（かぶきやわ）』。この度、2025年11月15日（土）に、尾上右近と市川團子による『歌舞伎家話 第43回』の配信が決定した。

今年は松竹創業130周年記念として、歌舞伎座にて歌舞伎三大名作の『仮名手本忠臣蔵』、『菅原伝授手習鑑』、『義経千本桜』が一挙上演された。そのうち、10月に上演されたばかりの『義経千本桜』＜鳥居前＞＜吉野山・川連法眼館＞にて狐忠信をWキャストで演じた尾上右近、市川團子が歌舞伎家話に登場する。

Aプロ・Bプロと2通りの配役で世代を超えた豪華競演が話題を呼んだ、今回の通し上演。二人が歌舞伎座の本興行で狐忠信を演じるのは、今回が初となった。また、團子が狐忠信を演じたAプロ＜吉野山＞では、右近が清元栄寿太夫として立唄で出演し、二人が共演する場面も。二人にとっても大きな挑戦となった約1ヵ月の興行をクロストークで振り返る。音羽屋型と澤瀉屋型のそれぞれ異なる演出で上演された今回、両者の型の違いやWキャストならではの役作りの違いから、歌舞伎座の舞台での興行を終えた感想、さらには、次なる挑戦への希望などをお互いに語り合う。

『義経千本桜』から「立川立飛歌舞伎特別公演」と共演が続いた二人。世代は違えど歌舞伎に懸ける熱い思いで通じ合う、二人の貴重なクロストークを楽しみにしよう。