岡田利規、東京芸術劇場の舞台芸術部門芸術監督就任第1作 『映画を撮りたいゾンビの演劇』の詳細が決定

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2026.5.27
岡田利規      (C)Kikuko Usuyama

岡田利規      (C)Kikuko Usuyama

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2026年4月より、東京芸術劇場の舞台芸術部門芸術監督に就任した岡田利規が、就任第1作『映画を撮りたいゾンビの演劇』を2026年8月7日(金)~8月23日(日)にシアターイーストにて上演する。この度、公演詳細が決定した。

岡田はこれまでも演劇の概念を覆す挑戦を続けており、その手腕は世界から注目を集めている。東京芸術劇場は、岡田の野心とともに、演劇と現実社会の関係のアップデートに挑む。

本作は、ドイツのハノーファー州立劇場のレパートリー作品として5月に初演を迎えた岡田の最新作『Sliding Away』を、新たに日本版の出演者・スタッフとともに創り上げるもの。出演者は東宮綾音、百瀬 葉、島田桃依、石川朝日、福原 冠。

舞台となるのはゾンビ映画の撮影現場。そこに現れるのは5人のゾンビ。ゾンビのゾンビによるゾンビのための映画を作りたい彼らは、私たち人間の観客にさまざまな問いを投げかける。ゾンビと人間の間の非対称性。何が正常で人間的かを決めるのは誰なのか?問題はゾンビではなく、私たち人間にあるとしたら? ……不条理かつ巧妙な問いかけに満ちた試みに注目しよう。

ドイツ・ハノーファー州立劇場 『Sliding Away』初日開幕

2026年5月13日(水)(夜)、 岡田が作・演出を務める最新作『Sliding Away』が、ドイツのハノーファー州立劇場にて初日を迎えた。岡田は2016年より、ミュンヘン・カンマーシュピーレ、ハンブルク・タリア劇場、デュッセルドルフ・シャウシュピュールハウス、といったドイツ語圏公立劇場のレパートリー作品の作・演出を継続的に務めており、ハノーファー州立劇場での創作は今回が初となる。

『Sliding Away』ハノーファー州立劇場(2026年5月) Photo :Jörg Brüggemann, Ostkreuz

『Sliding Away』ハノーファー州立劇場(2026年5月) Photo :Jörg Brüggemann, Ostkreuz

ハノーファーでの『Sliding Away』には、内橋和久氏(音楽)をはじめ、Dominic Huber(舞台美術)、Tutia Schaad (衣裳)ら、これまで岡田と創作をともにし、信頼の厚いクリエイター陣が参加した。また、同劇場所属の俳優 5名が出演した。(ハノーファー版では男性 3名、女性 2名が出演。8月上演の日本版出演者は男性2名、女性3名となり、男女比が異なる。)5人のゾンビたちによる不条理かつ巧妙な問いかけに、満員の客席からはじわじわと笑いが起き出し、終演後は惜しみない拍手が幾度となく送られ、新しい作品の門出を祝った。

『Sliding Away』ハノーファー州立劇場(2026年5月) Photo :Jörg Brüggemann, Ostkreuz

『Sliding Away』ハノーファー州立劇場(2026年5月) Photo :Jörg Brüggemann, Ostkreuz

日本版『Sliding Away』である『映画を撮りたいゾンビの演劇』(日本版の英語タイトルも『Sliding Away』)は、ハノーファー版と同じテキストでクリエーションを行うが、音楽は川瀬浩介、衣裳は須貝朗子ら、岡田と初めて創作をともにするクリエイターが参加する。出演には、ワークショップオーディションを経て、いずれも岡田作品に初参加となる俳優たちが決定した。舞台美術は、これまで岡田がドイツで創作した全作品の舞台美術を担当している Dominic 氏がハノーファー版に引き続き担当する。ハノーファー版で構築したコンセプトを活かしつつ、単なるコピー作品の上演をするのではなく、日本版として、新たな作品としてアップデートすべく、岡田とともにクリエーションに挑む。

岡田利規 コメント

いますでに存在してる演劇が実現してること以上のことを為しうる潜在能力が、演劇にはまだまだ充ちあふれているようにおもえてなりません。そのほんの一端だけでもあらたに引き出してみることができたら、とわたしはいつも夢みています。あたらしい一面を引き出された演劇の、観客のみなさんとの、そしてこの現実との、あたらしくて一筋縄ではいかない関係をつくりたくて、今回はゾンビの演劇をつくります、そしてそれを世に問います。

公演情報

『映画を撮りたいゾンビの演劇』(英語タイトル:Sliding Away)
 
日程 2026年8月7日(金)~ 8月23日(日)
会場 東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出 岡田利規
出演 東宮綾音 百瀬 葉 島田桃依 石川朝日 福原 冠
 
スタッフ 
舞台美術 Dominic Huber 音楽 川瀬浩介
照明 櫛田晃代 音響 中原 楽(KARABINER inc.)
衣装 須貝朗子 ヘアメイク 赤間直幸(Koa Hole inc.)
美術助手 土田しほり 演出助手 中村未希
舞台監督 湯山千景
宣伝美術 牧寿次郎
 
ご鑑賞にあたって 本公演では、さまざまな方がご自身のペースで観劇しやすいよう、以下の取組みを実施します。
・ロビーでのカームダウンスペースの設置
・イヤーマフの貸し出し
・ロビーでのモニター鑑賞エリアの設置
・上演中の入退場可
・客席内にフリーエリアの設置(座席移動・一時避難への対応)
本公演では、上演中の客席を完全に暗くしない、音響・照明の効果を刺激の強いものにしないなど、演出による観劇時の緊張感を過度なものにしない演出での上演を予定しています。
ご不安のある方は、イヤーマフの貸し出しやロビーでのモニター鑑賞、上演中の入退場等をご利用いただけます。
 
一般発売 2026年6月13日(土)10:00~
料金 一般:6,000 円 U29:4,500 円 U18:1,000 円
(全席自由・整理番号付)
 
注意事項 
※本公演では、作品の内容・上演時間を考慮し、未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※年齢割引のは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い(枚数限定・公演当日要証明書)。
※障害者手帳・ミライロ ID をお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。
詳細は、ボックスオフィス、または劇場 WEB サイト(アクセシビリティ) にてご確認ください(要事前申込)。
https://www.geigeki.jp/accessibility/
※車いすでご鑑賞を希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご購入前にボックスオフィス(0570-010-296)へお問合せください。
※全日程でヒアリングループ(磁気ループ)が客席の一部で作動します。
※やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報等に変更が生じる場合がございます。
※営利目的でのの予約・購入・転売は固くお断りします。
※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたのキャンセル・変更は承れません。
※ご購入・ご来場前に必ず 劇場WEB サイト内の最新情報およびご鑑賞にあたってをご確認ください。
https://www.geigeki.jp/
 
託児情報
生後 3 カ月~小学校入学前までのお子様対象
有料・定員制・要事前予約
株式会社明日香 電話:0120-165-115 (平日 9:00~17:00)
託児予約 フォームはこちら(https://ws.formzu.net/fgen/S11738210/
 
主催 東京都/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成 一般財団法人地域創造
企画制作 東京芸術劇場
お問合せ 東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く 10:00~19:00)

 
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