コメティック、オーイシマサヨシ、TrySail、MyGO!!!!!ら出演『リスアニ!LIVE on TOKYO ANIME MUSIC HIGHLIGHTS』レポート
MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE リスアニ!LIVE on TOKYO ANIME MUSIC HIGHLIGHTS
MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE
リスアニ!LIVE on TOKYO ANIME MUSIC HIGHLIGHTS
2026.6.9 TOYOTA ARENA TOKYO
「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」をコンセプトとした国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』。アワードウィーク期間の6月9日(火)に『MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE リスアニ!LIVE on TOKYO ANIME MUSIC HIGHLIGHTS』が、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催された。『リスアニ!LIVE』のコンセプトである「全曲生バンド演奏」を踏襲し、『リスアニ!』のキュレーションでアイドルマスター シャイニーカラーズ【コメティック】/オーイシマサヨシ/TrySail/MyGO!!!!!/ラブライブ!サンシャイン!!【Guilty Kiss, Saint Snow】/TeddyLoid(Special DJ SET)が出演したライブの模様をレポートする。
■ラブライブ!サンシャイン!!【Guilty Kiss】
トップバッターを務めたのは、スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する「Aqours」のメンバー・逢田梨香子(桜内梨子役)、小林愛香(津島善子役)、鈴木愛奈(小原鞠莉役)によって結成されたユニット「Guilty Kiss」。今回は逢田と小林、2名での出演となった。両サイドにいる生バンドのエネルギッシュなサウンドに包まれながら最初に歌ったのは「Strawberry Tapper」。全身を使ってしなやかに踊り、マイクスタンドも効果的に活用するパフォーマンスが雄々しい。「Guilty Night, Guilty Kiss!」と「New Romantic Sailors」も立て続けに披露されたが、起伏に富んだ展開を遂げながら疾走するサウンドを完璧に乗りこなしている。彼女たちが放つ熱を体感した観客は、ペンライトを激しく揺らしながら歓声を上げた。色とりどりの光で埋め尽くされた客席は、様々な出演者のファンが集うライブならではの美しい風景であった。
■TrySail
「はなれない距離」からスタートした女性声優ユニット「TrySail」のライブ。ピアノの優しい音色で彩られた歌のトーンが温かい。麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜の声は、「うつろい」でも瑞々しいハーモニーを交えながら躍動した。平日なのにもかかわらずたくさんの人々が盛り上がってくれる喜びを3人が明るく話し合っていたMCタイム。自称“お祭りマッスルユニット”である旨も語られたが、後半の2曲はまさしくそういう一面を発揮する場面を満載していた。観客の激しい手拍子を誘った「High Free Spirits」は、ヘヴィなバンドサウンドと歌声の一体感がものすごかった。ラストの「adrenaline!!!」が鳴り響く間、無我夢中で飛び跳ねながら歓声を上げる人々のエネルギーによって震えた客席。「みんなで一緒に跳びましょう!」と呼びかけられた観客が3人と一緒にジャンプ。着地と同時に迎えたエンディングは、とても爽やかな余韻を生んでいた。
■アイドルマスター シャイニーカラーズ【コメティック】
『THE iDOLM@STER』シリーズのブラウザゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』に登場する3人組アイドルユニット「コメティック」。1曲目「アイノウ」は、ファンタジー作品のようなミステリアスなムードを川口莉奈(斑鳩ルカ役)、三川華月(鈴木羽那役)、小澤麗那(郁田はるき役)の歌声が醸し出した。哀愁を感じるメロディでありつつ、キレの良いダンスでも魅了してくれる。彼女たち曰く“肩甲骨を動かせる振り付け”が特徴なのだという。歌い終えた後、観客に丁寧に動きをレクチャーしていた。熱いコールと手拍子を誘った「泥濘鳴鳴」。爽やかなメロディが響き渡った「ハナムケのハナタバ」。そして、ラストを飾ったのは「無自覚アプリオリ」。エネルギッシュなバンドサウンドを追い風にしながら歌って踊る姿から目と耳を離せない。ステージから伝わってくる熱によって、観客が揺らすペンライトの勢いがどんどん増していた。
■ラブライブ!サンシャイン!!【Saint Snow】
『ラブライブ!サンシャイン!!』内で「Aqours」のライバルとして登場する北海道・函館出身のスクールアイドルユニット「Saint Snow」。「SELF CONTROL!!」がスタートするや否や、観客の激しいコールが加わった。ラップパートもたっぷり交えながら響かせる田野アサミ(鹿角聖良役)、佐藤日向(鹿角理亞役)の歌声、多彩なフォーメーションを形成するダンスが圧倒的にかっこいい。“姉妹ユニット”であるSaint Snowのコンビネーションの絶妙さが表現されていた。激しく疾走感するハードロックサウンドと立ち上る火柱で彩られながら、歌とダンスの熱を上昇させ続けた「DROPOUT!?」。そしてラストは、ダンサブルなビートを華麗に乗りこなして歌う「Dazzling White Town」。光を放つ剣を使う幻想的なパフォーマンスが、印象的だった場面として思い出される。白と青のペンライトで染まった客席は、函館の雪景色をイメージさせる空間となっていた。
■TeddyLoid(Special DJ SET)
アニメサウンドトラック、ゲーム音楽、CM音楽など、多岐にわたるジャンルで数多くのヒット作を手掛けているTeddyLoidによるスペシャルDJ SETは、客席全体をダンスフロアに変えた。重低音を利かせたダンスビートや多彩なサウンドコラージュでチューンナップされたAdo「唱 - TeddyLoid Remix」や「Fly Away Remix」に刺激されながら踊り、野性的な歓声を上げ続けた観客。掲げながら振るペンライトの光が自ずと赤に統一されたのは、人々の高鳴る胸の内によって生まれた自然な現象だったのだと思う。ステージ中央に設置されたDJブースで機材を操作し、マイクを使って何度も観客を煽り、時には飛び跳ねながら踊るTeddyLoidも心の底から楽しそう。音に身を任せて心を開放する喜びは、あらゆる音楽ファンを一つにする。『MUSIC AWARDS JAPAN』のコンセプト「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」が完璧に具現化されたDJプレイだった。
■MyGO!!!!!
次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』から生まれた、“現実(リアル)”と“仮想(キャラクター)”が同期するバンド「MyGO!!!!!」。羊宮妃那(Vo/高松燈役)、立石 凛(Gt/千早愛音役)、青木陽菜(Gt/要 楽奈役)、小日向美香(Ba/長崎そよ役)、林 鼓子(Dr/椎名立希役)が登場し、「迷星叫」がスタートすると、すさまじい歓声がステージを包んだ。奏でるすべての音が絶妙に重なり合い、互いに刺激し合っているのが伝わってくる。ロックバンドとしての確かな実力、揺るぎないパワーをまざまざと実感した。「壱雫空」を披露した後、「精一杯盛り上げていくので、最後までよろしくお願いします!」と観客に呼びかけた羊宮。左右に激しく揺らぐ大量のペンライトが壮観だった「影色舞」。ツインギターソロが喝采を浴びた「聿日箋秋」。そして、ラストを「往欄印」が飾った。ポエトリーリーディングを経て雪崩れ込むサビが、狂おしい想いを浮き彫りにする。透明感に満ちた歌声とバンド演奏の熱の融合が、とてもドラマチックだった。
■オーイシマサヨシ
大トリを務めたのは、数々のアニメ、ゲームなどの楽曲を手掛けているシンガーソングライター「オーイシマサヨシ」。1曲目「インパーフェクト」を歌い上げた彼の衣装は学生服風。開演前にMyGO!!!!!に「過度なジャンプで応援します!」と言った際、「足首気をつけてください」と心配されたそうだが、男子高校生のようなフレッシュなオーラを放っていた。「帰れー!」という罵声を浴びるのは、いつものお約束。彼を慕う人々による屈折した愛情表現だ。《ニンゲン...ニンゲン》という声がステージに押し寄せた「ニンゲン」は、アニメファンのピュアなパワーを示す曲になっていた。そして、「君は恋人」と「uni-verse -Band ver.-」も披露。「まじでアニソンって最高やな。来年こそアニソンシンガーのアニソンを日本中に、世界中に届けたいと思います! そんな気持ちも込めまして……アニソンじゃなきゃダメみたい!」という言葉を添えて、ラストに届けたのは「君じゃなきゃダメみたい」。アコギでパーカッシブなプレイをしながら歌声をファンキーに躍動させていた。エンディングを迎えてステージを後にする彼を見送った「帰るなー!」は、最大級の賛辞となっていた。
取材・文=田中大
写真=(C)MUSIC AWARDS JAPAN
セットリスト
リスアニ!LIVE on TOKYO ANIME MUSIC HIGHLIGHTS
2026.6.9 TOYOTA ARENA TOKYO
ラブライブ!サンシャイン!!【Guilty Kiss】
M1-1. Strawberry Trapper
M1-2. Guilty Night, Guilty Kiss!
M1-3. New Romantic Sailors
TrySail
M2-1. はなれない距離
M2-2. うつろい
M2-3. High Free Spirits
M2-4. adrenaline!!!
アイドルマスター シャイニーカラーズ【コメティック】
M3-1. アイノウ
M3-2. 泥濘鳴鳴
M3-3. ハナムケのハナタバ
M3-4. 無自覚アプリオリ
ラブライブ!サンシャイン!!【Saint Snow】
M4-1. SELF CONTROL!!
M4-2. DROPOUT!?
M4-3. Dazzling White Town
TeddyLoid
TeddyLoid - Fly Away Remix/Ado - 唱 (TeddyLoid Remix) などのSpecial DJ SET
M6-1. 迷星叫
M6-2. 壱雫空
M6-3. 影色舞
M6-4. 聿日箋秋
M6-5. 往欄印
オーイシマサヨシ
M7-1. インパーフェクト
M7-2. ニンゲン
M7-3. 君は恋人
M7-4. uni-verse -Band ver.-
M7-5. 君じゃなきゃダメみたい
イベント情報
開催日時:2026年 6月13日(土)
※開催ウィーク:2026 年 6月5日(金)〜6月13日 (土)
会場 :TOYOTA ARENA TOKYO 他
■オフィシャルサイト https://www.musicawardsjapan.com/
2026/6/8(月)Zepp DiverCity TOKYO
2026/6/9(火)TOYOTA ARENA TOKYO
2026/6/10(水)SGCホール有明
MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE Surf & Breeze
2026/6/11(木)SGCホール有明