神はサイコロを振らない『RUSH BALL 2026』クイックレポートーー神サイらしさ溢れる、ラシュボの新しいストーリーを紡ぐステージ
神はサイコロを振らない 撮影=田浦ボン
神はサイコロを振らない『RUSH BALL 2026』クイックレポート
本編開始前、イベントを主催するGREENSの総合プロデューサー・力竹氏やスタッフ・伊藤氏、そしてMCを務めるFM802のDJ大抜卓人が登場。「『RUSH BALL』にはこれまでいろんな物語があって、今日がある。2年ぶりのリベンジを果たすアーティストも多い。今日明日を最後まで駆け抜けたい」と意気込みを語る。そしてトップバッターを託したアーティストに向け、「新しい『RUSH BALL』のストーリーを紡ぐべき1番手!」と紹介したのが、神はサイコロを振らないだ。
冒頭の挨拶の言葉通り、彼らは2024年に出演予定だったものの、台風の接近によりイベントが開催中止で叶わず。この日は2022年以来、3度目の出演となる。「『RUSH BALL』よろしくお願いします!」と告げ、スタートダッシュに選んだのは「火花」。柳田周作(Vo)の伸びやかな歌声と、桐木岳貢(Ba)の緩やかに流れるベースラインに誘われ、観客は気持ちよさそうに手を揺らす。夏の終わりにぴったりな、切なくも愛おしいメロディが真昼の野外に心地よく咲き誇った。
次曲は淡々と紡がれながらじわりと広がっていく音世界が印象的な「タイムファクター」。柳田の歌声はどこか切なげに感じるけれど、吉田喜一(Gt)の透明感あるメロディと重なることで、観客の心を強く、確かに掴んでいく。
「一日、楽しんでいこうね」。そう言葉をかけて披露したのは「カラー・リリィの恋文」。ステージと客席の境界線を溶かすような、じんわりと心和む音が響き渡る。穏やかでありながら、内側から静かに火力を上げるようなバンドサウンドに目が離せない。4曲目「夜永唄」は、彼らの存在をひと際大きく打ち出したアンセムだ。吐息を漏らすように言葉を紡ぐ柳田の歌声に、黒川亮介(Dr)が繊細なビートを重ね、バンドの印象を深く刻み付けていく。
「『RUSH BALL』のみなさん、早くから聴いてくれて、受け取ってくれてありがとう。自由気ままに楽しんでくれたら」と思いを語る。「Balloon of Shooting Star」「ソユーズに乗って」と、心の内側から充足感をもたらす楽曲陣で魅せる4人。爆音で暴れて踊り、豪快なスタートダッシュを決めるステージも素敵だけれど、じっくりと心を満たし、確かな心象を残すステージも『RUSH BALL』の新たな歴史にぴったりとハマっている。
「ラスト、ぶっ飛べる準備できてるか!『RUSH BALL』、飛べーー!」。穏やかなステージから一転、ラストはダンサブルなナンバー「巡る巡る」。柳田は長い前髪で表情こそ見えづらかったが、体にタンバリンを打ち付けながら嬉しそうに笑顔を見せる。その姿に比例するように、観客も満面の笑みを浮かべて高くジャンプ! 遠い端のほうまで音を、願いを届けようとする悠然なステージで、トップバッターを見事に駆け抜けた。
取材・文=黒田奈保子 撮影=田浦ボン
(『RUSH BALL 2026』オフィシャルレポートの一覧はこちら)
セットリスト
1.火花
2.タイムファクター
3.カラー・リリィの恋文
4.夜永唄
5.Balloon of Shooting Star
6.ソユーズに乗って
7.巡る巡る
イベント情報
日程:2026年8月29日(土)・30日(日)
会場:大阪・泉大津フェニックス
時間:開場 9:30 開演 11:00
・8月29日(土)・30日(日)両日
・料金:中学生以上 ¥9,800-/KIDS ¥5,400-
・WEB販売:各日当日0:00〜各日当日19:30まで→https://eplus.jp/rushball/
・窓口販売:各日当日9:30〜各日当日19:30まで→会場 入退場ゲート付近の窓口にて販売
※WEB販売では電子
※窓口販売でもクレカ等キャッシュレスでのお支払いが可能です。
【シャトルバス】
・8月29日(土)・30日(日)両日
・料金:¥1,500-
・WEB販売のみ:各日当日0:00〜各日当日22:00まで
・発券方法:電子
※シーパスパーク、会場での販売はございません。
【駐車券】
・8月30日(日)のみ
・料金:¥3,000-
・販売方法:入庫時に¥3,000-をお支払いください。(現金のみ)
※キャッシュレスの受付はございませんのでご注意ください。
【お帰り直行バス(梅田・なんば)】
両日共、当日券はございません。
※すべての
https://www.rushball.com