『歌舞伎座で学ぶ日本舞踊』の第二回が開催 「長唄の三大娘」をもっと深堀する特別プログラムをおくる
『歌舞伎座で学ぶ日本舞踊』
2026年11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)歌舞伎座ホールにて、『歌舞伎座で学ぶ日本舞踊』の第二回が開催されることが決定した。完売・大好評を博した第一回の内容をさらに深堀りし、「長唄の三大娘!やっぱりこの娘たち、ただモノではない!」として開講する。
4月に初開催した『歌舞伎座で学ぶ日本舞踊』は、松竹だからこそできる“伝統を今の時代に呼吸させる特別な学びの場”として誕生し、は発売わずか3日で即完売となった。
“素踊りならではの圧倒的な身体美” 、“長唄の構造や流派による振りの違いを紐解く多角的な解説” 、そして“息づかいまで伝わる至近距離での鑑賞体験”に、「観劇の解像度が上がった」「最後は感動で涙が溢れた」など、受講者から多くの声が届いたそうだ。
今回、この反響に応え、第二回が開催されることとなった。
前回のアンケートで最も要望の多かった「ひとつの演目をじっくり深掘りして見たい」という声に応えて、「長唄の三大娘」というテーマはそのままに、1日3回・各回1曲集中の特別プログラムへと深化。
解説を務めるのは、前回に引き続き、花柳時寿京と長唄唄方・小塚希帆のコンビ。歌舞伎イヤホンガイド解説員としての顔も持ち学術的知見に富む時寿京と、発声解剖学・音声学に基づいた分析で邦楽の魅力を解き明かす希帆。実演家ならではの眼差しと心地よい掛け合いで、各作品の深層へと惹き込む。
各回で素踊りの実演を披露するのは、中村梅(『京鹿子娘道成寺』)、吾妻君彌(『鷺娘』)、藤蔭慧(『藤娘』)。梅は歌舞伎の血脈を感じさせる伝統美を魅せる一方、今回初出演となる吾妻君彌と藤蔭慧は「各流派合同新春舞踊大会」(日本舞踊協会主催)で大会最高峰の賞に輝いた実力派。君彌は能や現代舞踊の知見も併せ持つ博士号(音楽)取得者で令和5年会長賞を受賞、慧は令和8年文部科学大臣賞(1位)を受賞。日本舞踊の未来を担うトップランナーたちの洗練された踊りを至近距離で堪能できる贅沢な機会となっている。
前回の講座に参加した方はもちろん、初めて伝統芸能に触れる方にも、単なる観劇にとどまらない、伝統芸能の「仕組み」を深く知り鑑賞の眼を養うための、知的で刺激的な体験を届ける。
出演者コメント
■藤蔭慧(ふじかげ さと)/ 藤蔭流 実演:『藤娘』
この度、歌舞伎舞踊の代表作「藤娘」に向き合う機会をいただき、とても嬉しく思います。
素踊りならではの身体や呼吸を間近に感じていただけることに、舞踊家として身の引き締まる思いです。可憐な藤の精を描けますよう努めてまいります。
■吾妻君彌(あづま きみや)/ 吾妻流 実演:『鷺娘』
「鷺娘」は思い出深い作品で、お名取を頂くきっかけ、⼤学院博⼠課程卒業公演で踊り、大切な作品のひとつです。歌舞伎舞踊を礎に、⼥性が⼥性らしく踊る舞踊をお楽しみいただければ幸いです。⾄近距離でご覧いただける舞台なので、鷺を現した⾝体の動き、恋の苦しみや執念が伝わるよう踊りたいと思います。
■中村梅(なかむら うめ)/ 中村流 実演:『京鹿子娘道成寺』
「道成寺」は私にとって永遠の目標で憧れの演目です。祖父七世芝翫はよく「道成寺は演者の技量によって幼稚園と大学くらい段階が違う様々な世界が生まれる。だから道成寺は難しいけれど楽しくて仕方がない演目なのだ」と言っていました。舞踊家が踊る道成寺らしく、先祖代々の教えを守り、真っ直ぐな舞台をお届けしたいと思います。
■花柳時寿京(はなやぎ ときじゅきょう)/ 花柳流 講師
前回は3作品をぎゅっと詰めてお話しましたが、今回はじっくりと1作品ずつ、、、ということで、演目をご理解いただくのはもちろんのこと、流派や踊り手による解釈、工夫を知っていただくことで「踊りっておもしろい!」と感じていただけましたら幸いです。ご来場お待ちしております!
■小塚希帆(こづか きほ)/ 長唄唄方 講師
前回は、誰よりも私自身が楽しんでいたような気がします。
今回は1作品をじっくり深掘りできるということで、知れば知るほど面白い長唄と日本舞踊の魅力を、思う存分、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。ぜひ劇場でお会いしましょう!
公演情報
長唄の三大娘!やっぱりこの娘たち、ただモノではない!
開催日時
2026年
11月21日(土) 11:30回(藤娘)/14:30回(鷺娘)/17:30回(娘道成寺)
11月22日(日) 11:30回(娘道成寺)/14:30回(藤娘)/17:30回(鷺娘)
11月23日(月祝)11:30回(鷺娘)/14:30回(娘道成寺)/17:30回(藤娘)
(開場時間:各回30分前 講演時間:70分程度を予定)
中村梅(娘道成寺回 吾妻君彌(鷺娘回) 藤蔭慧(藤娘回)
花柳時寿京 小塚希帆(長唄唄方)
主催 松竹株式会社
公式SNS https://www.instagram.com/shochiku_nihonbuyo_lab/
https://x.com/NIHONBUYO_lab
※本講座は実演をご覧頂きやすいよう特別な客席配置(全席指定)となっております。お席の列によって仕様・着席スタイルが異なりますので、本講座の座席表(下記掲載)・講座公式サイト(https://www.shochiku.co.jp/nihonbuyo-lab/kabukiza2611)等をご確認の上、
(期間:11月13日(金)~|対象:窓口販売券のみ、一般料金のみ)