V6森田剛が「お前ら殺したらやめてやるよ」と衝撃の殺人鬼ぶり 映画『ヒメアノ〜ル』予告編

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2016.3.22
『ヒメアノ〜ル』 ©2016「ヒメアノ〜ル」製作委員会

『ヒメアノ〜ル』 ©2016「ヒメアノ〜ル」製作委員会

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5月28日公開の映画『ヒメアノ〜ル』から、V6森田剛が殺人鬼を怪演する衝撃的な予告編が公開された。

『ヒメアノ〜ル』は古谷実氏の同名コミックを実写映画化した作品。原作は世の不条理や、屈折した感情、恋愛、友情、ポップなギャグなどの古谷作品独特の要素を含みながら、過激な内容で物議を醸し、実写化不可能ともいわれた問題作だ。V6の森田剛が映画初主演で狂気の殺人鬼を演じていることでも話題で、その衝撃描写からR15+(15歳未満観覧不可)に指定されている。
 


今回解禁された予告編では、"お人好し"の岡田(濱田岳)"とバイト先のキモイ先輩"安藤(ムロツヨシ)、"超カワイイ人気者"のカフェ店員・ユカ(佐津川愛美)との三角関係を描いた微笑ましい映像からスタート。しかし、後半からテイストが一転し、人生に絶望した森田正一(森田剛)が、狂気に満ちた連続殺人鬼の姿をあらわにする。

『ヒメアノ〜ル』前半はポップで淡い青春映画のようだが…… ©2016「ヒメアノ〜ル」製作委員会

『ヒメアノ〜ル』前半はポップで淡い青春映画のようだが…… ©2016「ヒメアノ〜ル」製作委員会


森田が「お前ら殺したらやめてやるよ」などと、無機質・無表情で迫るリアルで生々しい演技は圧巻。蜷川幸雄や宮本亜門ら名だたる演出家の舞台で演技の幅を広げてきた実力をいかんなく発揮している。今回のような二重構造で構成された予告編は異例ながら、実は本編も同様の世界観でアプローチしているとのこと。やや大きめの芝居、フィックス重視の撮影、ポップで色味がある衣装や背景で描かれる前半に比べ、後半ではリアリティ重視の芝居、ダークな色調、手持ちのカメラワークに切り替えられている。吉田恵輔監督が「現場も編集も、まるで2本の作品を撮っているような感覚」と語るとおり、その振れ幅の大きさが作品に緊張感をもたらし、日常と狂気が交錯するスリリングさを実現している。

映画『ヒメアノ〜ル』は5月28日、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開

イベント情報
『ヒメアノ〜ル』

出演:森田剛 濱田岳 佐津川愛美 ムロツヨシ 
原作:古谷 実「ヒメアノ~ル」(ヤングマガジンKC所載) 
監督・脚本:吉田恵輔 
音楽:野村卓史 
製作:日活 ハピネット ジェイ・ストーム 
制作プロダクション:ジャンゴフィルム 
配給:日活
www.himeanole-movie.com 

【ストーリー】
平凡な毎日に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働いている青年・岡田。ある日、同僚の先輩である安藤から、密かに思いを寄せるカフェ店員・ユカとの恋のキューピッド役を頼まれた彼は、ユカのカフェで高校時代の同級生・森田と再会することになる。その後、岡田はユカの口から、彼女が森田らしき人物からストーキングをされていることを知らされ、不穏な気持ちを抱き始める。かつて過酷ないじめを受けていた森田は、ある事件をきっかけに、欲望のままに無抵抗な相手を殺害していく快楽殺人者になっていたのだ……。

©2016「ヒメアノ〜ル」製作委員会
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