P★リーガー列伝 Vol.5「ボウリング・アーティスト 吉田真由美」

インタビュー
イベント/レジャー
2016.8.23
吉田 真由美(よしだ・まゆみ) プロ ©P★LEAGUE実行委員会

吉田 真由美(よしだ・まゆみ) プロ ©P★LEAGUE実行委員会

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BS日テレ『ボウリング革命 P★LEAGUE』のレギュラー放送が、2015年4月で10年目を迎えた。P★LEAGUEの「P」にはPretty(キュート)、Performance(魅せる)、Passion(情熱的な)、Power(力強い)、Perfect(300点GET)という5つの意味が込められている。 出場するP★リーガーは、その5つのキーワードを象徴するかのように、技術、体力、美貌を兼ね備えた女性アスリートばかりだ。SPICEでは、このP★LEAGUE10周年を記念し、P★リーガー24名に単独インタビューを敢行。今回は"小さな巨人"という異名をもつ、吉田真由美プロが登場してくれた。

©P★LEAGUE実行委員会

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――吉田真由美プロといえば、栄えある第1回P★LEAGUEを制した初代女王ですね。

あの時は30歳になりたてだったのかな? 2回戦、準決勝、決勝と全部最終10フレ勝負で逆転して。すごく緊張しましたけど、優勝できて嬉しかったです。あれから丸10年ですもんね。

――その第1回放送を小学生時代に見て吉田プロに憧れた鶴井亜南プロ(SPICE 第4回P★リーガーインタビューに登場)が、今やP★リーガーとして同じ舞台に……。

そう、この間、亜南ちゃんからそれを聞いてビックリしましたし、本当に嬉しかったです。今年がプロ生活19年目なんですけど、そう考えると私もベテランになりましたねぇ(笑)。ちょっと前まで新人だと思っていたのに。

――プロボウラーになった時から、長く続けようと思っていましたか?

そうですね。当時は斉藤しのぶさんや時本美津子さんという凄いベテランの方々が活躍されていて、私もベテランになっても憧れられる先輩になりたいなぁという気持ちはありました。でも、当時は強すぎる先輩方に初優勝を阻止されて(笑)、ずっとシルバーコレクターだったんです。

――公式戦で初優勝するまでに時間がかかりましたか?

優勝できたのは3年目ですね。それまでは2位が10回近くありました。途中から、もう数えるのがイヤになっちゃって(笑)。優勝決定戦に残れて嬉しいけれど、また負けると思うと怖い。だったら3位、4位でもいいと弱気になることもありました。でも、20年以上先輩の時本プロが「真由美ちゃん、大丈夫よ、1回勝ったらポンポンと勝つから」と言ってくれました。「うそー!」と思っていましたけど、実際に初勝利したあとは、だんだん勝てるようになってきたんです。先輩の言葉ってありがたいですね。

――吉田プロは、P★リーガーの中では数少ない“ママさんボウラー”でもありますよね。

結婚して8年くらいはボウリングに集中させてもらって、そこから産休に入りました。2008年の1月に出産したんですが、その年の6月には公式戦もP★LEAGUEも復帰させていただいたので、最初は大変だったかな。おっぱいもあげなきゃいけないし、なかなか眠れなくて。

――お子さんは今、8歳。お母さんがプロボウラーとして活躍していることは、もちろん知っている?

そうなんです。おかげさまでP★LEAGUEなどでテレビに出させていただいているじゃないですか。そうしたら、自分も簡単にテレビに出られると思ったらしくて、「ママ、僕サッカー選手になんねん。テレビの前で応援しとってな」って。いやいや、テレビに出るのってなかなか難しいんだよって(笑)。

――では、未来の日本代表を目指してサッカー漬けの毎日?

それが全然なんですよ(苦笑)。でも、夢はサッカー選手らしくて。もう、よくわからん!という感じです。

――お子さんはボウリングをやっていないのですか?

幼稚園の頃はけっこうハマっていたんですけど、今は全然ですね。でも、強制はしたくないですね。私も最初は両親が遊びでボウリング場に連れていってくれたのがきっかけで好きになったからこそ、今こうやって仕事にできていますから。まあ、そうは言っても戦績が全ての世界なので、成績が出ない時は「大好きなボウリングなのに、なんでこんなに苦しまないといけないんだろう」と思ったりもします。それも含めてボウリングの魅力なんだと思いますね。

――P★LEAGUEでは吉田プロのほか姫路麗プロ、松永裕美プロもママさんボウラー。皆さん物凄く強いですよね。ママさんボウラーの強さの秘密はどこにあるのでしょう。

私の場合は、やっぱり帰ったら家族が待っているということですね。試合の間は主人や両親に子どもの面倒を見てもらっているので、予選落ちして帰るのは申し訳ないという思いが強いです。子どもに対しても、本当は毎日家にいて「行ってらっしゃい、お帰りなさい」と言いたいけど、家を空けてしまうことも多い。子どもにイヤな思いやつらい思いをさせているので、頑張らなきゃ!という気持ちは人よりもあると思います。

――公式戦はもちろんですが、P★LEAGUEでも過去5回優勝。さらに2回もシーズン女王になっています。

第1回P★LEAGUEで優勝して、シーズン制の第1シーズンでも優勝できて。私、なんでも“初回”が好きみたい(笑)。第1シーズンの時は、公式戦が続いていて、肉体的には超ハードでぐったりだったんですけど、ツイていたんでしょうね。やっぱり家族の力かな。みんなが支えてくれているから、運も味方してくれたのかもしれないですね。

――吉田プロのような強いママさんボウラーになりたい、という若手選手の方も多いかもしれませんね。

女性で出産を経験する人は多いと思いますが、いつのタイミングにしようかと悩んだり、ためらっている人も多いと思うんですよね。そういう若い人たちに「先輩ができるなら、私も子どもを産んでからでも活躍できるかな」と思ってもらえたら嬉しいし、「大丈夫だよ、できるよ」という後押しをしたい。それは母親になったプロボウラーみんなが思っていることだと思います。

――最後に、第1回から出場し続ける吉田プロから見た、P★LEAGUEの魅力とは?

まずは、10代のハツラツとしたホープから、私のようなベテラン……とはいってもボウリングの世界ではまだまだですが、とにかく年齢層が幅広いので、同じボウリングでも見どころがたくさんあると思います。フォームも、ボールの回転も、スピードもそれぞれ違うので、見れば見るほどハマりますよ。あとは、選手のキャラクター。これもまた本当に多種多様です。見どころ、ありすぎますね(笑)。

――ちなみに、吉田プロの個性は?

私は身長が150cmしかないので、小さくてもみんなと一緒に闘えるようなボウリングを見せていきたいですね。たとえばジュニアの子どもたちの中にも、まわりの子より小柄な子っていると思うんです。でも、「小さくたって、このくらいのボウリングはできるよ!」というところを、ぜひ見てほしいですね。

 

 

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【応募締切】
9月4日(日)23:59まで

 

イベント情報
第39回 ジャパンオープンボウリング選手権

開催日:11月3日(木・祝)~11月6日(日)
会場:稲沢グランドボウル (愛知県)

 

プロフィール
吉田 真由美

3月8日生まれ、大阪府出身
ABS所属
JPBA31期生
JPBA公認パーフェクト:9回
JPBA公認800シリーズ:2回

P★LEAGUEオフィシャルサイト:http://www.p-league.jp/
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