マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセルらを襲う大量の原油と爆発 『バトルシップ』監督最新作『バーニング・オーシャン』特報
マーク・ウォールバーグ (C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
4月公開の映画『バーニング・オーシャン』の特報映像が公開された。
『バーニング・オーシャン』は、実在した油流出事故をもとにした実録ディザスター映画。2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こした。その後も未曾有の被害を出す大事故となり、施設だけでなく海上一面が火の海と化した。同作は、この事故を世界最大級の“人災”として、施設内に閉じ込められた作業員126名の運命を壮大なスケールで描く実話に基づく物語だ。
公開された特報映像では、マーク・ウォールバーグ演じるマイク・ウィリアムズらが、爆発事故に巻き込まれるまでを緊張感たっぷりに描いている。ウィリアムズを乗せたヘリコプターは、メキシコ湾沖80キロに位置する石油採掘施設・ディープウォーター・ホライゾンに向かう。しかし、ジョン・マルコヴィッチ演じるヴィドリンが「工事が50日も遅れているぞ」と、休止していた工事の再開を迫るところから不穏な雰囲気に。カート・ラッセル演じる施設責任者ジミーは、「安全テストが終わっていない」と応じるがとりあってもらえない。やがて、正常に作動していたはずの計器が、けたたましい警報とともに異常をしめし、水深1,522メートルの採掘口につながったバルブから、濁った海水と原油が溢れ出す。そして、ついには海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、ディープウォーター・ホライゾンが炎に包まれてしまう。容赦ない油と大爆発から、ウォールバーグやラッセルら作業員126名の作業員たちは逃れられるのか。
カート・ラッセル (C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
SFバトルシップ映画『バトルシップ』や、タリバン指導者暗殺作戦で孤立したネイビー・シールズたちが決死の脱出をはかる『ローン・サバイバー』で知られるピーター・バーグ監督による、ダイナミックな映像と徐々に積み重なる“人災”描写にも注目だ。
映画『バーニング・オーシャン』は2017年4月、全国ロードショー。
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(2016年アメリカ/107分/G)
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA
公式サイト:http://burningocean.jp