建築家・藤森照信の25年の仕事を紹介する展覧会、新作茶室での茶会も

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2017.3.6
 『草屋根』 ラ コリーナ近江八幡 ©Nacása & Partners Inc.

『草屋根』 ラ コリーナ近江八幡 ©Nacása & Partners Inc.

『藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察』が、3月11日から茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。

建築家・建築史家の藤森照信は1946年に長野で生まれ、近現代の建築史や都市史の研究者として活動したのち、45歳で建築家としてデビュー。自然素材や植物を取り入れた建築を多く発表しているほか、赤瀬川原平、南伸坊らと共に書籍『路上観察学入門』の著者に名を連ねている。

同展では約25年間にわたって藤森が手掛けてきた建築作品を紹介。写真、模型、図面のほか、壁や屋根素材の見本、藤森の設計による家具なども展示する。さらにギャラリー内に藤森が新作の茶室『せん茶』を制作するほか、和菓子屋「たねや」が滋賀・近江八幡で展開し、藤森が複数施設の設計を担当した「ラ コリーナ近江八幡」に関連するスペースも設けられる。

期間中には藤森による講演会や『せん茶』での茶会、『水戸路上観察学会総会』といったイベントも開催。詳細は水戸芸術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。

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