『日本の家 1945年以降の建築と暮らし』展が7月より開催 安藤忠雄、隈研吾、丹下健三らの作品を一挙紹介

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2017.4.28
藤本壮介 House NA(2011) Ⓒ Iwan Baan

藤本壮介 House NA(2011) Ⓒ Iwan Baan

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『日本の家 1945年以降の建築と暮らし』展が、2017年7月19日(水)~10月29日(日)にかけて、東京国立近代美術館にて開催される。

本展は、日本の建築家56組による75件の住宅建築を、400点を超える模型、図面、写真、映像などを通して紹介するもの。時系列ではなくテーマごとの展示となっているので、「日本の家」の特徴を掴むことが可能だ。本展は2016年秋からローマ、ロンドンを巡回し、いよいよ東京で開幕となる。

石山修武 開拓者の家(1986) Ⓒ 石山修武

石山修武 開拓者の家(1986) Ⓒ 石山修武

2016 年11月に開催されたローマのMAXXI 国立21世紀美術館での展示風景 Ⓒ シモーナ・フェラーリ 写真提供:アトリエ・ワン

2016 年11月に開催されたローマのMAXXI 国立21世紀美術館での展示風景 Ⓒ シモーナ・フェラーリ 写真提供:アトリエ・ワン

西沢立衛 森山邸(2005) Ⓒ ホンマタカシ

西沢立衛 森山邸(2005) Ⓒ ホンマタカシ

取り上げる建築家は、安藤忠雄、隈研吾、白井晟一、丹下健三、藤森照信、アントニン・レーモンドなど。日本の建築史に名を刻む建築家たちの作品を一挙に紹介する大規模な展覧会となる。

また展示室内には、中に入って体感できる実物大模型も。日本住宅建築の名作の一つで、ヴァルター・グロピウスに高く評価されたという逸話も残る《斎藤助教授の家》(清家清、1952 年、現存せず)を、オリジナルの家具付きで制作するとのこと。気になる方はぜひ足を運んでみては。

伊東豊雄 中野本町の家 / White U(1976)写真:多木浩二

伊東豊雄 中野本町の家 / White U(1976)写真:多木浩二

池辺陽 住宅No.76(1965) Ⓒ 大橋富夫

池辺陽 住宅No.76(1965) Ⓒ 大橋富夫

藤森照信 ニラハウス(1997) Ⓒ 増田彰久

藤森照信 ニラハウス(1997) Ⓒ 増田彰久

丹下健三 住居(1953)写真提供:内田道子

丹下健三 住居(1953)写真提供:内田道子

 

イベント情報
日本の家 1945年以降の建築と暮らし

会期:2017年7月19日(水)~10月29日(日)
会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
開館時間:10 : 00~17 : 00(金・土曜は 21: 00 まで)入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(9/18、10/9は開館)、9 /19[火]、10/10[火]
観覧料:一般 1,200(900)円、大学生 800(500)円
*( )内は 20 名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
*本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」(4 - 2F)、「彫刻を作る/語る/見る/聞く―コレクションを中心とした小企画」(2F ギャラリー4)もご覧いただけます。
*使用済み入場券で、入館当日に限り再入場が可能です。
*5時から割引:金・土曜の17時以降は、割引料金(一般1,000円、大学生700円)でご覧いただけます。
*リピーター割引:本展使用済み入場券をお持ちいただくと、2回目以降は特別料金(一般500円、大学生250円)でご覧いただけます。
*( )内は 20 名以上の団体料金。いずれも消費税込。
公式サイト:http : //www.momat.go.jp
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