尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬になりきる男たちによる異色のラブストトーリー 池松壮亮主演『君が君で君だ』が公開へ
左から、池松壮亮、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二
池松壮亮主演の映画『君が君で君だ』が2018年に公開されることが決定した。
『君が君で君だ』は、ドラマ『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』や映画『アズミ・ハルコは行方不明』で知られる松居大悟監督の最新作。好きな女性の好きな人になり、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描く、異色のラブストーリーだ。3人の男たちがなりきるのは、尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬という、全く異なる人格。主演をつとめる池松壮亮が演じるのは、尾崎豊になりきる男。そして、満島真之介、大倉孝二が、それぞれブラッド・ピット、坂本龍馬になりきる男として登場する。
池松は劇中で尾崎豊の歌を歌唱し、満島がブラピになりきり英語を話すシーンも。また、大倉は「日本を今一度洗濯し候」という坂本龍馬の名セリフを発するなど、全編通して見所満載だという。ヒロインを務めるのは、映画『息もできない』で注目を集めた女優キム・コッピ。
公開決定を受けた、池松、満島、大倉のコメントは以下のとおり。
池松壮亮
尾崎豊という人には会ったことはありませんが、物心ついてからいつも隣で歩むべき道を教えてもらっていたように思います。目眩すらするこの街の中で、愛するという事に何回やっても答えが出ないので、もう一度松居監督と共に挑んでみようと思いました。
満島真之介
オリジナル作品の持つ力を信じたい。
その強い気持ちを持ち、素敵なキャスト、スタッフと共に普遍的である愛の物語に向き合いました。
あの夏の熱量が、映画という風に乗ってたくさんの人に愛を届けてくれることを願っています。カムサハムニダ。サランヘヨ。
大倉孝二
正直な話しをしますと、お話しをいただいて、脚本を読ませていただき、顔合わせ、本読みという段階で、腑に落ちないことや、捉えきれないことが多かったように思います。
その後、監督、共演者との話し合いや、リハーサルを進めていくにつれ、この若い座組に無防備に飛び込むことを決めました。
映画『君が君で君だ』は2018年 全国公開。
映画『君が君で君だ』