新田真剣佑は“一番速い”人型巨大兵器に搭乗!ジョン・ボイエガら登壇『パシフィック・リム:アップライジング』ジャパンプレミア
左から、スティーヴン・S・デナイト監督、菊地凛子、ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、新田真剣佑
3月26日(月)、映画『パシフィック・リム:アップライジング』のジャパンプレミアが東京ミッドタウン日比谷にて開催。同作に出演するジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、菊地凛子、新田真剣佑、そしてメガホンをとったスティーヴン・S・デナイト監督らが登壇した。
『パシフィック・リム』は、2013年に公開されたギレルモ・デル・トロ監督によるSFアクション映画。太平洋の海底から現れた巨大生物“KAIJU”に、各国代表のパイロットが登場した2人乗りの人型巨大兵器“イェーガー"が立ち向かう姿を描いた作品だ。その続編『パシフィック・リム:アップライジング』では、前作から10年後の地球を舞台に、進化を遂げ、再び姿を現したKAIJUたちに、新世代のイェーガーとパイロットたちが挑む。主人公のジェイク・ペントコストを『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などで知られるジョン・ボイエガが演じているほか、スコット・イーストウッド、ジン・ティエン、ケイリー・スピーニー、チャーリー・デイ、そして日本からは菊地凛子、新田真剣佑らが出演している。
『パシフィック・リム:アップライジング』のジャパンプレミアは、3月29日(木)にグランドオープンする東京ミッドタウン日比谷の初めての映画イベント。日比谷に敷かれたレッドカーペット会場では、500人のファンと多数の報道陣が今か今かと待ちわびていた。キャスト陣では、同作でハリウッドデビューを果たす日本人キャスト・新田真剣佑が最初に登場し、大きな歓声を受けていた。続いて、前作から引き続いて出演する、森マコ役の菊地凛子が姿を現す。菊地は白の煌びやかなワンピーファンを魅了し、2mのイェーガー像の前で誇らしげな様子を見せつつ、精力的に取材とファンサービスをこなしていた。
新田真剣佑
新田真剣佑
菊地凛子
菊地凛子
続いて、登場したスティーヴン・S・デナイト監督は、緑の艶やかなドレスをまとった妻のジェイミー・スレイターと共に登場。映画の街・日比谷に降り立った興奮で感無量の表情を見せる。さらに、主人公・ジェイクの相棒であるエースパイロットのネイサンを演じたスコット・イーストウッドも登場し、会場のボルテージはさらに上昇。映画のプロモーションとしては初の来日となるスコットは、日本のファンとの触れ合いをめいっぱい楽しんでいた。そして、本作の主人公ジェイクを演じたジョン・ボイエガが満を持して会場に姿を現すと、会場のテンションは最高潮に達した。
スティーヴン・S・デナイト監督
スコット・イーストウッド
スコット・イーストウッド
スコット・イーストウッド
ジョン・ボイエガ
ジョン・ボイエガ
その後、多くの取材とファンサービスを丁寧にこなし、キャスト・監督の5人は、東京ミッドタウン日比谷の入り口に設けられた特設ステージ上に集結。ジョン・ボイエガは、スコット・イーストウッドと談笑しながらはじける笑顔を見せたり、菊地をハグする一幕も見せる。そして、「ハロートーキョー!!この場に立つことができて本当に興奮しているよ!この作品を応援してくれてありがとう!」と会場に呼びかけると、割れんばかりの歓声でファンが熱狂。スコット・イーストウッドも「TOKYO in da house!!Hooooooo!!!(東京!ここに来たぜ!)」と大興奮し、「まさしくあなた達ファンのために作った映画なんだ。皆さんがいなくてはこの作品はできなかったよ!」と感謝のコメントを投げかけ、会場から拍手喝采を受ける。
左から、スコット・イーストウッド、ジョン・ボイエガ
菊地も「こんなに多くの方に集まっていただいてありがとうございます。今回は、東京がキーとなって出てきます。この場所で、そしてこの映画で皆さんと再会できて大変嬉しいです!」と喜びを表し、新田も「この作品は東京を舞台にしているので、大きなスクリーンでその迫力をぜひ体感してください!」と作品の出来に自信を見せていた。さらにデナイト監督が「東京の皆さん!昨年の東京コミコンで約束した通り、この映画でこの東京をぶち壊したよ!見事にその夢が叶ったのでこの映画を楽しんで!」と、会場を盛り上げていた。
ジョン・ボイエガ
その後、5人はTOHOシネマズ日比谷での舞台挨拶にも登壇。ジョン・ボイエガは「お待たせしたけど、今夜ようやく日本で披露できるのが嬉しいよ。みなさんの愛に感謝しています!ありがとう!反抗してその先に成長する、17歳の自分を演じているようで共感できたし楽しんで演じられたよ」と挨拶。スコット・イーストウッドは「パシフィック・リムの大ファンだったからこうして携われて嬉しいんだ。役と同じで実生活でもパイロットをやっているし、若い候補生たちのメンター的な役割として、自分も妹がいるから兄としての気持ちをキャラクターにつなげられたと思う。ファンの皆さんのための作品だから楽しんで!」と続く。
菊地凛子
新田真剣佑
菊地は「責任感が強くて勇敢なマコが、10年が経って新しい戦いに挑む姿勢は変わらず、弟のように一緒に成長する主人公たちと関係性を築けたと思っています。そしてこの作品の第1回目の上映、そしてこの劇場の第1作目の上映になると聞いて、記念すべき作品になると思います」と喜びを明かしていた。また、新田は「現場では、カンパーというコックピットに乗り込んで操縦するまでに、ボディスーツを着てワイヤーに繋がって、そして僕はいちばん速いイェーガーに乗る役だったのでアクロバットなアクションも多く大変でした。大きなロボットであるイェーガーが日本を救いに来るところを体感してください!」と、撮影の裏話を明かしつつ作品をアピール。
スティーヴン・S・デナイト監督
デナイト監督は「ギレルモ・デル・トロの素晴らしい世界として作り上げた土台があったから、しっかり受け継いで壊さないようにしながらさらなるスペクタクルを目指した。自分は日本が大好きで、ウルトラマンやマグマ大使、ゴジラ映画など怪獣映画をたくさん見て大ファンだったから、この映画をお届けできるのが嬉しい。感無量だよ」と感慨深げに語っていた。
その後、スペシャルサポーターのメイプル超合金の二人が、「日本を代表する三流芸人のメイプル超合金です。皆さんが想像しているより小さい役の吹替で、本筋には全く影響を与えませんのでご安心ください!」とコメントしつつ、酒樽をたずさえ登場。キャスト・監督たちと鏡開きを行い、作品の公開を祝った。最後にジョン・ボイエガは「皆さんの街を破壊してしまって申し訳ない!(笑)でも絶対楽しんでもらえるよ!」と名残惜しそうにコメントし、イベントを締めくくっている。
ジョン・ボイエガ
『パシフィック・リム:アップライジング』は4月13日(金)全国超拡大ロードショー。