『第103回二科展』が六本木・国立新美術館で開催

ニュース
アート
2018.8.24

画像を全て表示(2件)

『第103回二科展』が、2018年9月5日(水)~9月17日(月)まで六本木・国立新美術館で開催される。

二科展は、1914年(大正3年)文展(文部省美術展)の洋画部に対して新進作家たちが「第二科」の新設を働きかけたが実現できなかったことに伴い、有志が集い日本洋画の革新をめざして結成されたことに始まる。 

20世紀の初頭から日本洋画界の先駆けとして「流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する」ことを信条に1世紀におよぶ歩みを続けてきた。この間、常に時代の新傾向を吸収し、洋画界の黎明期から多くの著名な芸術家を輩出。

二科会の活動に参加した主な作家は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出楢重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など。また海外からは、ジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ヴァン・ドンゲン、ヴィヤール、ボナール、ブールデル、ザッキン、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニなど、多彩な顔ぶれが出品した歴史がある。

今年も、9月に国立新美術館において『第103回二科展』を開催。 本展開催後は京都、大阪、広島、鹿児島、福岡の各都市で巡回展を予定している。

イベント情報

第103回二科展
■会期: 2018年9月5日(水)~9月17日(火)9月11日(火)休館日
10:00~18:00(入場は17:30まで)
                 金曜日は20:00まで(入場は19:30まで)
                 最終日は14:00終了(入場は13:00まで)
■会場: 六本木 国立新美術館
                 東京都港区六本木7-22-2 (会期中)Tel:03-6812-9921
■入場料:
一 般 : 1000円(当日)/ 800円(前売)/ 800円(団体20名以上)
大学・高校生 : 800円(当日)/ 600円(前売)/ 400円 (団体20名以上)
中学生以下 : 無料
*障害者とその介護者1名は無料です。 
■二科展ホームページ http://www.nikaten.com/
シェア / 保存先を選択