特別展『恐竜博2019』が開催 謎の恐竜デイノケイルスや、北海道で発見された「むかわ竜」も完全公開!

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2018.12.5

国立科学博物館(東京・上野公園)にて、2019年7月13日(土)〜10月14日(月・祝)まで、特別展『恐竜博2019』が開催される。

2019年は、「恐ろしいツメ」という意味の学名をもつ肉食恐竜デイノニクスの命名から50年目にあたる。デイノニクスの発見により、恐竜は恒温動物になっていたという「恐竜温血説」、恐竜が完全に絶滅したのではなく一部は鳥類に進化していたとする「鳥類の恐竜起源説」など、恐竜のイメージを一新する「恐竜ルネッサンス」という新しい恐竜観が発展した。

本展では、デイノニクスの貴重なホロタイプ標本(命名の元となった化石)の日本初公開をはじめ、過去50年の恐竜進化の研究の発展を重要標本で振り返るとともに、研究の現在、その近未来を展望する。

謎の恐竜、デイノケイルスの実物化石と全身復元骨格を世界初公開!

ゴビ砂漠で発見された長さ2.4メートルの前あしの化石に、「恐ろしい手」を意味するデイノケイルスという学名が1970年につけられた。前あし以外の化石が見つからなかったため、デイノケイルスは長い間「謎の恐竜」とされてきた。ところが近年、頭骨や胴体、後ろあしなどを含む2体の化石が発見され、他に例を見ない「想定外」の特徴をもつ恐竜だったことが明らかになってきた。その成体の頭骨など貴重な実物化石、さらには本展のために制作されている全身復元骨格を世界で初めて公開する。

日本の恐竜研究史を塗り替える大発見!
北海道で見つかった“パーフェクト恐竜” 「むかわ竜」 が、東京に初上陸

北海道むかわ町で2003年に最初に部分化石が発見されていたものの、当初は首長竜として収蔵庫に保管されていた。のちに首長竜ではなく恐竜らしいことがわかり、発見地を「再発掘」してみたところ、全長8メートルを超える体の8割以上の骨が見つかり、新種の恐竜の可能性が高いことが明らかになった。その「むかわ竜」の全身実物化石と、これらの化石を元に復元した全身骨格を、地元のむかわ町以外では初めて公開する。

恐竜ルネッサンスから50年、進化し続ける恐竜研究

「恐竜ルネッサンス」以降、多い年では1年間に50種以上の新種が発表されるほど、恐竜の研究の進歩は続いている。本展では、恐竜の骨格の形から読み取れる情報と、日本初公開の重要化石などで、卵、子ども、オスとメスなど「恐竜の生物学」解明の最前線を解説する。中生代と新生代の境界となる約6600万年前の地層の上下から新たに発見された化石などから、「恐竜の絶滅」に関する研究の最新情報も紹介する。

イベント情報

特別展『恐竜博2019』
会期:2019年7月13日(土)~10月14日(月・祝) 88 日間
会場:国立科学博物館(東京・上野公園) ※巡回展はありません
公式サイト:https://dino2019.jp/
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