用作公園の紅葉を浴びた後は、滝と秋の薬膳料理を満喫
【落ち葉を踏みしめ、紅葉を浴びる】
▲2014年11月20日撮影
▲2014年11月20日撮影
大分県豊後大野市の紅葉の名所「用作公園(ゆうじゃくこうえん)」は、江戸時代、岡藩の家老だった中川平右衛門長伸の別荘地。南画家の田能村竹田や漢学者頼山陽も度々訪れた由緒ある場所で、その静かな佇まいを紅葉が覆う。シーズンを前に、地元の「用作公園を愛する会」による草刈りや清掃が行われた園内は、紅葉を浴びながらの、まさに絶景の散歩道だ。
▲2014年11月20日撮影(池周辺の夜のライトアップもおススメ)なお、ライトアップは、11月7日(土曜日)、8日(日曜日)、14日(土曜日)、15日(日曜日)、20日(金曜日)、21日(土曜日)、22日(日曜日)、23日(月曜日)、28日(土曜日)の日没から21時まで。
【日本の滝百選の原尻の滝】
紅葉散策を楽しんだら、車で15分ほど走り、豊後大野市緒方町の原尻の滝を見学してはどうだろう。
日本の滝百選の中でも平野の中にある滝として人気スポットとなっており、幅120メートル、高さ20メートルの馬蹄形の滝だ。滝壺への遊歩道や川を渡る吊り橋があり、上から見下ろす雄大さと下から見上げる迫力を楽しみながら、マイナスイオンを浴びながらのウォーキングで癒されたい。
【秋の薬膳料理】
マイナスイオンを浴びたら、滝のすぐそばの薬膳茶房「江川」の薬膳料理がおススメだ。
画像は、薬膳料理Bコース(1500円)で、「むかごご飯」から時計回りに、刻みとすりおろしのW食感が楽しめる「れんこんの蒲焼」、きのこたっぷり「きのこ汁」、「よもぎ餅のはさみ揚げ」、「野菜サラダ」、「長いものスープ」、それにデザートの「蒸しパン」で、中央の角皿に前菜4品と、豪華だ。オーナーの江川満さん(65歳)は、山菜や野草に詳しく、定休日の毎週水曜日と木曜日には、里山界隈で季節の食材を採取するだけに、何が出るかはお楽しみ、といったところが「楽しからずや」だ。
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用作公園住所:大分県豊後大野市朝地町上尾塚
電話:0974-72-1111(豊後大野市朝地支所)
料金:無料駐車場:120台(無料)
<紅葉の見ごろ>11月中旬~下旬品種:モミジ、カエデなど約500本
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原尻の滝
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻
電話:0974-42-2137(道の駅「原尻の滝」)
料金:無料
駐車場:200台(無料)
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薬膳茶房「江川」
住所:大分県豊後大野市緒方町原尻917-1
時間:11:00~14:00
休み:毎週水曜日、木曜日
電話:090-3010-6478(江川)
席数:20席
駐車場:30台(無料)