冬だけの幻想夜景!美瑛「白ひげの滝」ライトアップ
北海道上川郡美瑛町の白金温泉街にある観光名所「白ひげの滝」。ここでは、白い雪で覆われる冬場に、夕方から夜にかけてライトアップする「白ひげの滝ライトアップ」が3月27日(日)まで行われている。幻想的な光に包まれる冬限定の景色をお見逃しなく!
■ ブルーリバー橋の上から美瑛川と白ひげの滝を一望
「白ひげの滝」は、自然岩の間からしみ出た地下水が勢いよく渓流に流れ落ち、コバルトブルーにきらめく美瑛川がしぶきを上げている様子を間近に見られる白金温泉街の観光名所。
通称“ブルーリバー”とも呼ばれる美瑛川では、夏場は上流でイワナ釣りなどを楽しむことができ、下流には「青い池」として注目を集め一躍人気スポットとなった「白金青い池」が車で数分の場所にある。この「白ひげの滝」で、冬季限定で行われることになったのが、青や紫などのライトで照らす「白ひげの滝ライトアップ」だ。
美瑛町観光協会に話を聞くと、白ひげの滝は白金温泉街の中にあるブルーリバー橋の上から眺めることができるという。「ライトアップは、淡い色の光が滝の流れやしぶきを浮かび上がらせるので、とっても幻想的。また日中の白い雪景色と青い水のコントラストも非常にキレイです。特に、滝の反対側に見えるブルーリバーの流れは、白い世界の中を鮮やかな青が一直線に貫いていくようなイメージで、色のコントラストが見事です。ぜひ、白金温泉にゆっくり泊まって、昼間の鮮やかな色と夜のライトアップを両方楽しんでください」と見どころを教えてくれた。
白金温泉は、源泉かけ流し。その湯の効き目から「杖忘れの湯」とも言われ、冬は湯治客も多いそう。日帰り入浴の利用も可能だ。
寒い季節、防寒対策は必至。白金温泉に立ち寄る際には、光に照らされて夜の闇に浮かび上がる「白ひげの滝」の光景も満喫しよう。【北海道ウォーカー】