平成に生まれた文化を改めて捉え直す『平成展 2000-2009』、六本木ヒルズで開催 ゼロ年代を振り返る

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2018.12.14
(C)2018平成展/TCR/KAI-YOU 『平成展 2000-2009』メインヴィジュアル

(C)2018平成展/TCR/KAI-YOU 『平成展 2000-2009』メインヴィジュアル

平成に生まれた文化を改めて捉え直す展示『平成展 2000-2009』が、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて、2018年12月17日(月)~2019年1月31日(木)まで開催される。

平成の終わりという節目を、鑑賞者自身の記憶と共に振り返る3連展として全3回の開催される『平成展』。東京シティビューが新しくオープンした小展示スペース「東京カルチャーリサーチ」のローンチイベントとなった同展第1弾『平成展 1989-1999』は、平成に思いを馳せる幅広い世代が来場した。 

『平成展 2000-2009』とは

平成の30年の中でちょうど中間に当たる2000〜2009年の10年は、多くの識者たちや文化/社会評論において「00(ゼロ)年代」と呼ばれ、平成だけでなく20世紀/21世紀という大きな時代の区切り、そして、橋渡しとなった年代だとも言える。

これまで「オタク」的、「不良」的だったものが普遍化し、サブカルチャーと呼ばれた分野がポップカルチャーとして浸透。時には奇異の対象とみられた漫画やアニメやゲームが「当たり前のもの」として広がっていった。
 
今回は、そんな「小さな物語」を

1.組織から個人への変容
2.セカイ系の系譜
3.都市と地方の分断
4.繋がりを生む情報技術

という4つの軸から点と線によって結んでいく展示となる。
 
期間中は、ゼロ年代を4つの軸から語るトークイベントを音楽、マンガ、批評、雑誌など各ジャンルで活躍する方々を招いて開催する。日程やその他詳細は、後日、公式WEBサイトで公開予定だ。

イベント情報

平成展 2000-2009
日時:2018年12月17日(月)~ 1月31日(木)10:00~22:00(最終入館 21:30)※不定休
場所:東京カルチャーリサーチ(六本木ヒルズ森タワー52階 THE SUN & THE MOON内、約17㎡の小展示スペース)
料金:無料 ※ただし、展望台・森美術館の入館料(一般1,800円他)が必要です
詳細:https://kai-you.net/heisei
 
※『平成展 2010-2019』は2019年3月1日(金)から2019年4月30日(火)にて開催予定です。
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