宮沢氷魚、福地桃子らが主演する映画6作品の製作が決定 『感動シネマアワード』グランプリを発表
(上段)宮沢氷魚 葛里華 福地桃子 井樫彩 (中段)うらじぬの ふくだももこ 堀家一希 飯塚花笑 (下段)植田雅 木村聡志 山﨑果倫 都楳勝
芸能プロダクション・レプロエンタテインメントが主催するプロジェクト『感動シネマアワード』のグランプリ作品6作品が発表された。
『感動シネマアワード』は、観客の心を揺さぶる“感動する”企画を全国から募集し、同社出資のもとで映画化する企画。製作が決定したのは、同社に所属する6名の俳優から1名を主演に選び、企画概要と脚本を応募する部門「新進気鋭の俳優を主演にした映画の企画・プロデュース」のグランプリ6作品。出演俳優には、映画『his』主演や舞台『ピサロ』で知られる宮沢氷魚や、連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)出演の福地桃子らが名を連ねている。
宮沢氷魚は、葛里華(かつ りか)監督が書き上げた『はざまに生きる、春(仮)』で主演を務めることに。福地桃子は、井樫彩監督の『あの娘は知らない(仮)』に主演。そのほか、うらじぬのがふくだももこ監督の『炎上する君』に、堀家一希が飯塚花笑監督の『世界は僕らに気づかない(仮)』、植田雅が木村聡志監督の『階段の先には踊り場がある(仮)』に、山﨑果倫が都楳勝監督の『夢の中』にそれぞれ主演する。
各作品の監督、主演のコメントは以下のとおり。
葛里華(『はざまに生きる、春(仮)』監督)
今回、宮沢氷魚さん主演で映画を撮らせていただくことになりました葛里華と申します。宮沢さんは、拝見する度に、眼差しや佇まいから、彼にしか出せない唯一無二の存在感と、目が離せないミステリアスな魅力を感じていました。さらに彼が紡ぐ言葉たちからは、彼の心の美しさがビシバシと感じられ、“素直さ”が重要となる屋内透役を、絶対演じていただきたい!と思っていたので本当に光栄です。宮沢さんが出てよかったと、そして、観てくださった方々が少しでも元気になり、「観てよかった」と思ってくださる、そんな映画にするべく全身全霊をかけて頑張ります。どうかみなさまが安心して映画を楽しめる日が、1日でもはやくきますように。
宮沢氷魚(『はざまに生きる、春(仮)』主演)
この度、僕が出演する作品が「はざまに生きる、春」に決定しました。初めて脚本を読んだ時から引き込まれ、作品を手がけた葛里華さんともお話をして、彼女の熱量に感激しました。共にすばらしい作品を生み出したいと思います。
井樫彩(『あの娘は知らない(仮)』監督)
福地桃子さんに初めてお会いした時、可愛らしさと、凛とした佇まいに魅了されました お話していると、その掴めなさに困惑し、さらに興味を持ちました。福地さんと一緒に作品をつくれること、とても楽しみでなりません だれかの、だれかひとりの心に届く作品をつくれれば良いなと、思っています。
福地桃子(『あの娘は知らない(仮)』主演)
今回参加する中で、心が動く感覚をとにかくたくさん感じたいと思いました。未知な部分への楽しみと不安と向き合いながら、良い作品になるように全力を尽したいと思っています。沢山の方に届く、残る映画を観て欲しいです..!
ふくだももこ(『炎上する君』監督)
“うらじぬのを撮りたい!”きっと世界中で、私が一番うらじさんを撮りたい映画監督だ。そして、うらじさんがもっとも魅力的に映る物語は、西加奈子さん原作の「炎上する君」しかないと思った。熱い熱い映画が生まれる!
うらじぬの(『炎上する君』主演)
感動というものはだいたい突然やって来るような気がします。ふと耳にした音楽、目にした景色、受け取った言葉。この企画から生まれた作品達が、誰かにとって生活の中でふと出会った感動のひとつになれますようにとひっそり願いながら挑ませて頂きます。ふくだももこ監督、不束者ですがどうぞよろしくお願い致します!!!
飯塚花笑(『世界は僕らに気づかない(仮)』監督)
堀家さんに初めてお会いしたときその心の内に何か葛藤を抱えていると漠然と感じました 絶対に愛してもらえない それでも愛してしまう心の葛藤を 愛に飢え、それでもその先に愛を見つける少年の物語を丁寧に撮り上げたいと思います
堀家一希(『世界は僕らに気づかない(仮)』主演)
沢山のご応募頂きありがとうございました。今回、飯塚花笑監督の「世界は僕らに気づかない」という映画に出演させていただきます。初めて挑む役です。全力で演じていきたいと思います。よろしくお願いします。
木村聡志(『階段の先には踊り場がある(仮)』監督)
植田雅さんは繊細で無色透明。と同時に赤にも青にも何色にもすごい変化していきそうなそんな力強さも感じます。今しか撮ることのできない彼女の「ファーストカラー」を作品にできるのが楽しみです。
植田雅(『階段の先には踊り場がある(仮)』主演)
このような機会を頂き嬉しい気持ちと同時に少し不安な気持ちもありますが、とても楽しみです。この作品を見て下さった、一人でも多くの方の心を動かせられるよう精一杯頑張りたいと思います。
都楳勝(『夢の中』監督)
映画には観客の人生を変える力があると思っています。とても責任の伴う媒体です。初めて山﨑果倫さんを見た時、心の奥底からギラついた野心を感じました。この人となら世間に訴えかける冒険が出来ると思いました。とても、楽しみです。
山﨑果倫(『夢の中』主演)
映画には、人の人生を変える力がある。私はずっとそう信じています。そして映画は、時には自分を認めてくれて、時には叱ってくれて、言葉にできない気持ちを代弁してくれたり、自分の本当の気持ちを教えてくれたりする。そんな力がある芸術だと思っています。だから今回のこの“感動シネマアワード”では、沢山の人の心を揺らしたい。「感動」で衝撃を与えたい。自分の可能性と、映画がもつ力に、全力で賭けてみたいと意気込んでいます。