『るろうに剣心 最終章』公開が延期、2021年GWに2部作連続で封切りへ 佐藤健&大友啓史監督からコメントも
(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年7月3日(金)・8月7日(金)にそれぞれ公開を予定していた映画『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』2作品の公開が、2021年GWに延期されることが決定した。
和月伸宏原作の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。現在、『ジャンプスクエア』(集英社)にて、最新作『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中。激動の幕末を戦い抜き、「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が、逆刃刀を手に仲間たちとともに活躍する姿を描いた作品だ。佐藤健主演、大友啓史監督で実写化されたシリーズは、2012年の『るろうに剣心』が興行収入30.1億円・観客動員数239.5万人、2014年の『るろうに剣心 京都大火編』が興行収入52.2億円・観客動員数403.1万人、2014年の『るろうに剣心 伝説の最期編』が興行収入43.5億円・観客動員数340.3万人を記録している。
(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
6年ぶりの新作となる最終章は、これまでのシリーズ同様、佐藤健主演、大友啓史監督の体制で製作。動乱の幕末期と明治維新後を舞台とし、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る物語と、志々雄真実を操っていた武器商人“縁(えにし)”との戦いが描かれる。これまで、緋村剣心役の佐藤のほか、神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優、神谷薫役の武井咲、四乃森蒼紫役の伊勢谷友介、巻町操役の土屋太鳳、斎藤一役の江口洋介、縁役の新田真剣佑、雪代巴役の有村架純らの出演が発表されている。
『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』2作の公開延期は、新型コロナウイルスの感染拡大による国内の事態を受け、検討を重ねた結果、決定。延期後は、2021年GWに2部作連続での公開を予定しているという。
なお、現在販売中の前売り券(ムビチケカード)は、5月29日(金)から販売を中止。販売再開の時期は、公式サイトにて改めて発表される。また、購入済の前売り券(ムビチケカード)は延期後の上映時に使用可能とのこと。
公開延期について、主演の佐藤健、大友啓史監督のコメントは以下の通り。
佐藤健
映画の公開を楽しみに待っていて下さった皆様に申し訳ない気持ちです。
皆様が安心して映画館に足を運べる日が一日でも早く返ってくることを願うと共に、そのためにも今後も一歩一歩着実に歩みを進めていくことが大事だと感じています。
そして来年の公開日をお互いに健康で迎え、必ずまたお会いしましょう。
皆様の日々の幸せを祈っています。
佐藤健
大友啓史(監督)
緊急事態宣言以降スタジオが閉鎖され、すべての作業がストップしてしまい、それ以降も仕上げ作業や公開に至る様々な準備を行うことができませんでした。「エンタメ復活の狼煙を『るろうに剣心』で」という志でいただけにとても残念です。公開を心待ちにしてくださっていた皆さんには、申し訳ない思いでいっぱいです。
新しい公開日に向けて、少しでもクオリティを高める努力をし、多くの方々に楽しんでいただけるような作品を創り上げ、満員の熱気溢れる劇場で観ていただくことが、私を含めスタッフ・キャスト一同の作品に懸けるゆるぎない思いです。
アフターコロナの時代に、よりパワーアップした感動と勇気と希望をお届けできるよう、魂を込めて残りの仕上げ作業に取り組みたいと思いますので、『るろうに剣心 最終章』をぜひ楽しみに待っていてください。
監督 大友啓史
『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、2021年GW 2部作連続ロードショー。